2015年11月19日

「アメリカンエキスプレス インサイトビジネスフォーラム」に参加してきました!

11月13日に、アメリカンエキスプレスからご招待いただき、「アメリカンエキスプレス インサイトビジネスフォーラム」に参加してきました。
これはアメリカン・エキスプレス・インターナショナルとダイヤモンド社の主催による経営者(もしくは経営幹部層)向けの勉強会といった位置づけで、一橋大学イノベーション研究センター教授の米倉誠一郎氏が監修しています。

場所は新宿のパークハイアット。
第一部から第四部まで、14:00から18:30という長丁場でしたが、早速レポートします!


第一部 塾長オープニングトーク

最初は監修者である塾長の米倉誠一郎氏によるセッション。
このフォーラムはすでに2回開催されており、1回目は「インバウンド」、2回目は「ロボット」がテーマだったそうです。
これはこれで興味深い内容ですが、私が参加したのは3回目となる今回の「アセアン」。そう、私の得意な分野でもあります。
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アセアンは6億人の人口を擁し、GDPも200兆円と巨大な市場です。一般には一人当たりGDPは5千ドルを超えると消費が急拡大するそうですが、シンガポールとマレーシア以外はこれからです。
アセアンはMOP(ミドルオブピラミッド=中間層)であり、BOP(ボトムオブピラミッド)ではなく、PCを通り越して、タブフォンからECサイトに飛ぶような買い物習慣となっていくようです。

私がなるほどと思ったのは、「もうアセアンは遅いんでしょ、と参入を諦めるのではなく、今から行け」という点。なぜなら、環境技術も持っている日本は21世紀型の成長モデルを輸出できるから。20世紀型の成長は、環境汚染をばらまきながらでしたからね。

それに、アセアン各国へのアンケートで、「最も信頼できる国はどこか」では日本がトップの33%だそうです。これはすごい。誇らしいことです。
だからこそ米倉氏が言うように、「市場を狙い撃つという姿勢よりも、相互に持続的な発展を目指すパートナーとして取り組むことが重要」ということなのでしょう。


第二部 ラーニングラボ ものづくりからチャネルづくりへ

第二部は「ラーニングラボ」といって、自分が興味関心のある講演に分かれて受講するという形式。いわゆる分科会のような感じです。
今回はアセアンがテーマで、アセアンビジネスへ参入するコンサルティングのスパイダーイニシアティブ株式会社の森辺一樹氏と、シンクタンクの日本経済研究センターでアセアン市場を専門としている主任研究員の牛山隆一氏が登壇。

私は市場についてはある程度の知識があるので、「どうやって売るか」ということにフォーカスした森辺氏のラボに参加しました。
やはりリアルに売上を上げていくには、具体的な販売戦略が必要だから。その中でも特に新興国ではチャネル構築が非常に重要です。

講演が始まるやいなや、森辺氏からいきなり衝撃的な発言が。
「モノづくりで勝ってチャネルづくりで負けるのが日本企業」
「サービスで勝って集客で負けるのが日本企業」

ううむ、深い。
私も以前、フィリピンのセブに3か月間滞在したことがありますが、どんな田舎に行っても、小さな島嶼部に行っても、どんなボロい商店でも、チルド飲料はネスレ、シャンプーはユニリーバが置いてあったのを覚えています。

アセアンは、近代的なショッピングモールよりも、そうした小さな伝統的商店(駄菓子屋やヨロズ雑貨店のようなイメージ)の数が圧倒的に多い。だからそこを攻めないと商品が行き渡らないし、ブランドイメージも形成されないということです。
しかし巨大グローバル企業は1980年代からアセアンに進出し、それら小さな商店に商品を配給するディストリビューターに営業をかけてきたそうです。

そうした伝統的小売り店は当面なくならない可能性が高いので、導入期はイオンなど近代的小売りではなく、伝統的小売りを押さえることが重要となり、エリア別にディストリビューターを選定することが重要だということです。なるほど。

私も大いに賛成するのが、これからは「ものを作る力から、売る力が必要」という指摘。
テレビはいくら機能を高めても、映る番組は同じ。何を見せるかというソフトが重要です。これはゲーム機と似た戦略で、面白いコンテンツがあれば、モノは売れるということ。でもモノは誰でも作れるから急速にコモディティ化する。

だからそのソフト部分に「これがクールでしょ」「僕らはこれが大事だと考えてるんだ」というメッセージを込めないといけないな、と感じました。
もちろん、これは日本でのビジネスでも同じ。

そしてもうひとつ、私もアセアンビジネスにかかわっている一人として感じたこと。TPPなど世界の市場がひとつになっていく今後、自社が海外に出て行かなくても、向こうから攻めてくるから、結局は彼らとの競争になり、日本に攻める気概のある企業ならなおさら競争は厳しくなるということ。
どうせ競争になるなら、早くから攻めて市場の理解や売り方の練磨をしておいたほうがいいんじゃないかと思います。
「試合が始まってから練習不足を嘆いても遅い」ですからね。

その後、参加者からの質疑応答が活発に飛び交い、75分間の第二部が終了。


第三部 パネルディスカッション

第三部は塾長の米倉氏、ダイソーの創業者であり株式会社大創産業代表取締役の矢野博丈氏、メガネのJINSを展開する株式会社ジェイアイエヌ代表取締役の田中仁氏の3名によるパネルディスカッション。
ダイソーは東南アジア各国に出て大成功していますし、JINSも中国で成功しています。

ダイソーの矢野氏は悟っているというか自然体というか、ダイソーのアイデアを「雑貨店をやっていて、忙してくラベル打ちが大変なので、価格をそろえただけ」とか、非常にユニークでした。
また、「必死さ」「一緒に汗をかく」「謙虚に」という彼の言葉は一見ありきたりですが、ゆえに組織をつくる人間として必要最低限の資質だということなのでしょう。

私もビジネス書の著者として、成功の要諦をあれこれえらそうに書いていますが、それはあくまで結果論であって、その裏に積み上げられた、矢野氏がいうところの「運」を引き寄せる活動をどれだけしてきたかが重要なのだと思います。
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一方、JINSの田中社長は切れ者というか、非常に冷静な思考力と、大胆な行動力を併せ持つクレバーさを感じました。
独立当初はファッション雑貨の企画生産でアパレルに卸す仕事をしていたのが、韓国に行ってメガネの流通のひずみによる価格差に気づいてJINSを始めたということ。
彼曰く「ただ成長マーケットだからと海外に行っても、現地企業との競争にさらされる。日本で勝てなければ、新興国に行っても勝てない」。なるほど・・・。

ところで田中氏がなぜクレバーで切れ者に感じるかというと、その「声質」にあります
私はビジヴォというボイストレーニングスクールの経営をしているので意識して声を聴くのですが、彼は「低音、腹式でよく響き、よく通る」声を持っています。
だからこそ、同じことを話しても、非常に頭がよく説得力を持って聞こえるのです。
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いずれにせよ、笑いありで非常に楽しく、それまでの疲れが一気に吹き飛んでしまうパネルディスカッションでした。


第四部 ネットワーキングセッション

ネットワーキングセッションとは何かなと思っていたら、懇親会でした!
パークハイアットのビュッフェでお酒や料理を楽しみながら、名刺交換など講師陣だけではなく参加者同士が交流する、という時間だったのです。
これは豪勢ですね。
私もビールとワインをしこたま飲んでしまいました・・・苦笑

そして帰り際に、AMEXの調査レポート「中堅企業調査レポート2015」をいただきました。これは、アメリカン・エキスプレス・インターナショナルが行った調査で、日本の中堅企業を対象に、環境変化の下で、中堅企業の経営はどんな課題にチャレンジしているか、将来に向けてどんな取り組みをしているか、などを明らかにした報告書です。
こちらから無料でダウンロードもできます。
https://business.americanexpress.com/jp/news%20and%20trends/WhitePaper_2015_1112

というわけで、長いと思っていたら、実際はあっという間のフォーラムでした。
AMEXにとって初めての試みだったそうですが、いやいや非常に充実した内容で、今後も自分の興味関心のあるテーマがあれば、また参加してみたいです。
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2015年09月22日

タイ不動産投資の可能性

○9月26日「タイ不動産投資セミナー」
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150926/

節税目的ではなく、資産を拡大させるために行う海外投資の条件は、

・経済成長(国民の所得増・インフラ整備)

・人口増による住宅需要の拡大

・外国人でも所有権を持てる

・法的に財産・権利が確保される

・管理を任せられる信頼できるエージェントの存在

・投資額が過大でない

といった点が挙げられると思います。
この点に照らすと、勃興する東南アジア諸国の中ではどこがターゲットになるか。

・ベトナム→旧社会主義国で、最近外国人投資家に開放されつつあるが、まだ規制が多く、不透明。逆に言えば、先行者利益が見込めるかもしれない。

・フィリピン→値段は安いが、マニラ・セブなど主要投資エリアでは、外国人が買う物件の入居率は低く、空室リスクが高いため、場所の厳選が重要。

・インドネシア→バリ島など一部地域を除き、外国人は不動産の所有権を持てない。合弁法人なら持てるので、現地弁護士などとの合弁で法人を作り、所有するのがメイン。

・ミャンマー→同じく外国人による不動産の所有権は持てない(合弁法人は可)。合弁法人なら持てるので、現地弁護士などとの合弁で法人を作り、所有するのがメイン。

・カンボジア→建物の所有権は持てる。現在は外国人向け賃貸物件が少なく、高い入居率・高い利回りが期待できる。しかし人口約1,500万人の小国ゆえ、将来の出口(売却)は不透明。

・ラオス→最近、売りコンドミニアムが出てきた。しかし人口は500万人前後と大きくなく、賃貸市場・売買市場ともに未成熟。長期的には面白いか。

・シンガポール→コンドミニアムは1億円以上、利回り1%前後外国人投資規制による印紙税が物件価格の10%かかるなど、資金負担が重い。お金持ちが資産を保全するためには良い。

・マレーシア→外国人投資規制により、外国人は100万リンギ(約3,000万円)以上の物件しか買えないが、現地銀行でローンが組めるのがメリット。シンガポール・マレーシアは外国人でも土地建物の所有権を持てる唯一の市場。

・タイ→外国人投資規制はなく、建物の所有権が持てる。人口も9千万に迫り、賃貸売買市場ともに巨大でインカムもキャピタルも狙える(ただしエリアによる差が大きい)。バンコクはもちろん、シラチャなど急成長する都市も有望。ローンも可。

もちろん「国」というくくりは大雑把過ぎて、不動産投資は本来もっと細かいエリアで検討すべきものですが、今のところもっともバランスが良いのがマレーシアかタイだと言えます。

ただし、だからこそ、日本人をカモにする(売って知らんぷり)日本人業者が多いのも事実。
信用できる現地の不動産エージェント・管理会社というのは極めて重要です。

そこで今回、私が信頼しているエイジス・インターナショナル社の細川氏が来日され、セミナーを開催します。
参加費は無料です。
残席はまだ余裕がありますので、ぜひお気軽にお越しください。

9月26日「タイ不動産投資セミナー」
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150926/


○10月11日 「ローンゼロ円住宅のつくりかた」実践セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/151011/

○11月7日「ローンゼロ円住宅のつくりかた」実践セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/151107/

私が使ったネットツールをご紹介しつつ、土地検索や収支シミュレーションの方法、賃貸併用住宅に向かない土地など、私が実際にぶつかった課題なども解説します。

私は家を買うことは、将来の安心、老後の家賃を先行して払う投資だと考えています。
しかし、私たちの給料はなかなか増えない時代となり、またそれが35年も続く保証はどこにもありません。
そんな不透明な環境下で、家賃がゼロ、住宅ローンがゼロになるというのは、家族の可能性を広げる住まいのあり方ではないかと私は考えています。

というのも、家計の支出の多くを占める住居費がなくなれば、その分、他のことにお金を振り向ける余裕が生まれるからです。
仮に家賃や住宅ローンを毎月10万円払っているとして、それがゼロになれば、浮いた10万円を教育やレジャーなどに使うことができ、活動範囲も広がるでしょう。

※両日ともに同じ内容です。



○10月10日、17日、24日 サンワード貿易主催 投資セミナー
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20151010/
10日は横浜、17日は大阪、24日は名古屋で、サンワード貿易の講演に登壇します。


■有料メールマガジン

「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/m/0001370991.html

現在進行形で取り組んでいるビジネス・投資・節約術といった活動状況を紹介しています。


■書籍近刊

「グーグル検索だけでお金持ちになる方法〜貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」(光文社)
http://goo.gl/RNnWdy

「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」(双葉社)
http://goo.gl/ge733R

「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」(KADOKAWA/メディアファクトリー)
http://goo.gl/XeTy23

お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」(学研パブリッシング)
http://ebook.gakken.jp/okane/

『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』(KADOKAWAメディアファクトリー)
http://goo.gl/WX082c

『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』(日本実業出版社)
http://goo.gl/4fVi5l

「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方」〜だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み〜
http://goo.gl/amsCH6
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2015年09月13日

携帯電話料金で216万円の差に!

5月発売の「お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」(学研パブリッシング)
http://ebook.gakken.jp/okane/

が、大きな増刷となりました!ありがとうございます。
これはお金を使うときの判断軸を紹介した本ですが、この本で書いた通り、私も自分の生活スタイルを振り
返ったとき、月7千円から1万円もかかる携帯料金は高いと感じました。

そこで、最新刊「グーグル検索だけでお金持ちになる方法〜貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」(光文社)
http://goo.gl/RNnWdy

で書いた通り、検索を駆使して、最も自分にフィットした携帯会社とプランを探しました。

最終的にはフリーSIMに変更、携帯料金はなんと月2千円に削減されました。

携帯電話はおそらく一生持つことになるので、いわゆる生涯コスト。
私は現在44歳ですが、仮に80歳まで生きればあと36年ですから、単純に月5千円削減できたとすると、生涯で
216万円も削減できることになります。

これも自分の習慣の見直しと、検索の威力です。
と思っていたらこの本も増刷になりました!自分の最近の資産運用戦略を語った本だけにうれしいです。


■セミナー・講演のご案内です。

○9月19日「都心マンション投資」徹底理解セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150919/

2018年問題(黒田日銀総裁の交代、安倍首相の退陣)がささやかれていますが、仮にそうした状況で不動産価格が下落するようなことになれば、今度は銀行の融資姿勢も後退しますから、お金が借りにくくなります。
そのため、属性が高い人や現金を持っている人はオリンピック後を狙い、自己資金を使いたくない人は今取り組むのが良いのではないかと考えています。

私も追加でローン審査を申し込みました。
私は属性が低く、景気後退時はお金が借りられなくなりそうだからです。
この2年ほどは、国内投資で行けるだけ行くつもりです。


○9月26日「タイ不動産投資セミナー」
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150926/

ご存知のとおり、今年末にはアセアン経済共同体が発足し、東南アジア域内の関税撤廃など、相互交流が加速しそうです。

ただし、人口の多いインドネシアやフィリピンは島国のため、陸路物流の要衝は地政学的にもタイになる。
しかもタイは東南アジアではシンガポール、マレーシアに次いでインフラが整備された国。
今後も日系企業だけでなく、数多くの外資系企業が進出する見込みです。

そこで今回、タイ不動産投資の魅力や注意点とともに、現地で不動産販売を手掛ける細川氏から、最新物件情報もご紹介いただく予定です。

しかも昨今はアメリカの利上げ観測により新興国通貨が下落しているため、両替にも悪くないタイミングでは
ないでしょうか。

参加費は無料ですので、ぜひお気軽にお越しください。

終了後は懇親会もあります。
懇親会は、参加者の様々な投資法を伺うことができて、私も勉強になります。


○10月11日 「ローンゼロ円住宅のつくりかた」実践セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/151011/

私が使ったネットツールをご紹介しつつ、土地検索や収支シミュレーションの方法、賃貸併用住宅に向かない土地など、私が実際にぶつかった課題なども解説します。
前回のセミナー参加者のうち、すでに2名が具体的に建築に向けて進んでいます。

私も建築中で、今は内装クロス(壁紙)を選んでいるところですが、家族でサンゲツのショールームに行ったりと結構楽しいですよ〜。

○10月10日、17日、24日 サンワード貿易主催 投資セミナー
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20151010/

10日は横浜、17日は大阪、24日は名古屋で、サンワード貿易の講演に登壇します。


■有料メールマガジン

「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/m/0001370991.html

現在進行形で取り組んでいるビジネス・投資・節約術といった活動状況を紹介しています。


■書籍近刊

「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」(双葉社)
http://goo.gl/ge733R


「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」(KADOKAWA/メディアファクトリー)
http://goo.gl/XeTy23

『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』(KADOKAWAメディアファクトリー)
http://goo.gl/WX082c

『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』(日本実業出版社)
http://goo.gl/4fVi5l

「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方」〜だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み〜
http://goo.gl/amsCH6
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2015年08月18日

新刊「グーグル検索だけでお金持ちになる方法」発売のお知らせ

最新刊、「グーグル検索だけでお金持ちになる方法〜貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」が発売になりました。
グーグル検索だけでお金持ちになる方法-貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略 -
グーグル検索だけでお金持ちになる方法-貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略 -

検索すればお金持ちになる−−というコンセプトで、ネット検索を駆使して私が新たに取り組みを始めたマネー戦略を紹介しています。
編集者と何度もやりとりし、構想から発売まで、実に1年以上をかけた渾身の作です。
相当面白い本に仕上がった!と、自分では思っています・苦笑


内容は本書に譲り、「はじめに」から一部をご紹介します。

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序――ネットがすべてを可能にします

「15歳の少年が、Google検索とWikipediaを駆使し、難病のガンを早期発見する画期的な方法を発明した」という話をご存知でしょうか。

2013年のことですが、かなり話題になったので覚えている人も多いと思います。
それは、ざっと次のような内容でした。

――アメリカ・メリーランド州に住むジャック・アンドレイカ君は、13歳のとき、叔父のように慕っていた友人を膵臓ガンで亡くした。

悲しみに暮れたジャック少年は、それをきっかけにネット検索で膵臓ガンのことを調べ始める。
そして、膵臓ガンの検査は800ドル(約10万円)もかかるうえ、精度が低く、30%以上を見落としていることを知る。
ジャック少年は「もっといい方法があるはずだ」と信じ、さらに検索を続けた。

膵臓ガンを発見するには、血液中のごく少量のタンパク質の発生量を調べなければならない。
そこで彼は、膵臓がんに特有のタンパク質8000種をリスト化した資料をネット上で見つける。
そして彼は「この中のどれかが膵臓ガンを見つけるバイオマーカー(目印)になる」と考え、その1つひとつを検索して調べることにした。

そんな気の遠くなるような作業を続け、4000種ほどの検証を終えたころ、ようやく目印となるタンパク質を見つけた。
そこから先は実際の検証実験が必要なため、彼は膵臓ガンを研究する200人の研究者を調べ、検証を依頼するメールを出した。

そのうちの199人からは断られるが、1人だけ「私のところで手助けできるかもしれない」という返事をくれた研究者がいた。
そして、ジョンズ・ホプキンス大学で検証の場を得た彼は、試行錯誤の末、ついに16歳になる直前、従来より安価で精度の高い膵臓ガンの発見法を開発した。

その方法を使えば、1つの小さな検査紙で 費用は3セント(約4円)、わずか5分でテストできるという。
従来の方法と比べると、168倍速く、26,000分の1以下の費用、400倍の精度で検査できることになる。
そしてこの方法は、すい臓ガンだけでなく、他のガンやHIVなどにも転用が可能としている。

彼はインテルが設立するGordon E. Moore Awardを受賞し、75,000ドル(約900万円)を獲得。
その他にも多数の賞を受賞し、10万ドル以上の賞金を得た。賞金は学費に使用するという――。

という話です。

このジャック・アンドレイカ君は後日、世界中の注目を集めるプレゼンイベント「TEDカンファレンス」に登壇してプレゼンを行っています。
(キーワード「ジャック・アンドレイカ」で検索すればその動画が見つかります)

そのプレゼンの中で、彼が次のように語っていたのが印象的でした。

Through the Internet, anything is possible.
「ネットがすべてを可能にします」

そして彼は最後にこう締めくくります。

「ネットはふざけた写真をアップすること以外にも、もっと別の使い方がある。そしてそれは、世界を変えていけるかもしれないと気付いたんだ」
「すい臓ガンが何かすらわからなかった15歳の少年が、新しいすい臓ガンの検査法を発見できたとしたら、皆さんなら何ができるか想像してみてください」
(出典「TED日本語」)


拙著『貧乏人が激怒する』シリーズはこれまで2冊が刊行されています。

第1弾『新しいお金の常識』では「常識を疑う」方法を、
http://goo.gl/epeYT
第2弾『ブラック日本の真実』では「情弱から脱出する」方法を解説しました。
http://goo.gl/iibQXi

そして、シリーズ第3弾となる本書では、「検索すれば未来は開ける」というテーマで、ジャック君が医療で活用した方法を、自分の生活を豊かにするために使おうと提案しています。
つまり、「ネット検索し」「それをもとに考え」「行動する」ことで、自らをお金持ちに導こうというものです。

お金を増やす方法として、私はこれまで「国内・海外の不動産投資」「FX」「商品先物取引」や、起業などを中心に紹介することが多かったのですが、やはり「ハードルが高い」という感想をいただくことが少なくありませんでした。

しかし本書で解説しているのは、誰でも簡単に実現可能で、「資金的なハードルも低い」方法ばかりです(と自分では思っています)。
もちろん、まったくの資金ゼロというわけにはいきませんが、リスクも最小限に抑えて効果を得られるものです。

これら方法論は「相手の力を利用して稼ぐ」ということを基本的な考えにもとづいています。
それは、国や企業がつくった仕組みにうまく乗る、あるいはそのひずみを捉えて利益を得るということです。

インターネット、そしてグーグルに代表される「検索エンジン」は、その仕組みやひずみを見つけ、弱者が這い上がるための、強力な武器。

その武器は、世界中で売れたトマ・ピケティ教授の経済書「21世紀の資本」の中で述べられている「経済格差は拡大し、富は財産を持つ上位1%に集中していく」という理論すら覆す力を、個人に与えてくれます。

「検索」を駆使することで、誰でも経済的にハッピーな人生を切り開くことができるのです。


・未来予測への姿勢が今後の人生を左右する

これは個人的な考えですが、私は「未来を想像し、それに備えよう」とする意識の差が、2020年以降の私たちの生活において、大きな“差”を生むだろうと思っています。
“差”というのは、本書及び本シリーズのテーマでもある経済格差のことです。

本書のタイトルに「2020年」という数字が入っていますが、これはアベノミクスと東京オリンピックで活況に沸いている“いま”のうちに何らかの手を打っておかないと手遅れになるかもしれない、という私自身の焦りがあるからです。

ご参考までに、私がオールアバウトで書いた「2030年の社会はこうなる」をご覧いただければ、私が何に焦っているか、おわかりいただけると思います。
http://allabout.co.jp/gm/gc/457459/

もちろん、時代は刻々と変化し、チャンスの質・種類・幅も、個人ができることも変わるため、選択肢も対処法も刻々と変化していくと思います。
未来を完璧に見通すことはできませんし、予測はあくまでも仮説に過ぎないですから、外れることもあるでしょう。
だからといって「環境変化が激しく、予測してもハズレるから無意味」ということではありません。

そもそも仮説(予測)がなければ、何ごとも行き当たりばったりになってしまいます。
それでは政府・企業・メディアなどが作り出した情報に振り回され、ムダにお金を失ってしまうかもしれない。

あるいは何らかの兆候が表面化して、皆が動き始めてからでは、ゴールデンウィークや盆暮正月の渋滞した高速道路のように、大衆の渦に巻き込まれて身動きがとれなくなります。

しかし意識して「先を読もう」とすれば、仮にその予測が外れても、少なくとも不利になる状況は避けられるはず。

もし実際に起こったら起こったで、より自分を有利にできる可能性が高まる。。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ネット上にはたくさんの宝が眠っています。
これを掘り起こす「検索」こそ、私たちの人生をより良くしてくれます。
本書は、必ずその一助になるはずだ、と思っています。

「グーグル検索だけでお金持ちになる方法〜貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」
http://goo.gl/RNnWdy


■セミナー・講演情報


○8月30日(日)「ローン0円住宅 実践セミナー」
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150830/
業者探し、土地探し、収支シミュレーションを実践できる内容のセミナーです。
インターネットを使った検索・計算なので、自宅で机に座ったままできる方法です。

○9月5日(土)「個人投資家 午堂登紀雄の投資日記」
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20150905/index.html

○9月19日(土)「資金70万円から始める都心マンション投資徹底理解セミナー」
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150919/


■最新書籍

「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」(双葉社)
http://goo.gl/ge733R

「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」
(KADOKAWA/メディアファクトリー)
http://goo.gl/XeTy23

■有料メールマガジン

「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/m/0001370991.html

■書籍近刊

お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」(学研パブリッシング)
http://ebook.gakken.jp/okane/

『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』(KADOKAWAメディアファクトリー)
http://goo.gl/WX082c

『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』
(日本実業出版社)
http://goo.gl/4fVi5l

「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方」〜だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み〜
http://goo.gl/amsCH6
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2015年08月11日