2018年06月21日

最新刊『私が「ダメ上司」だった33の理由』発売のお知らせ


最新刊『私が「ダメ上司」だった33の理由』(日本実業出版社)
私が「ダメ上司」だった33の理由
私が「ダメ上司」だった33の理由

が発売になりました。

これは管理職や部門のリーダーとして頑張っている人に向けて、反面教師として参考にしていただけるよう、私が経営者として犯した失敗の数々を赤裸々に語ったものです。

特に最初のプロローグは、私が会社を立ち上げてから崩壊するまでの全過程を記しており、少々ショッキングかもしれません。
こういう経験をしてきたからこそ、今の図太いメンタルが獲得できたわけですが、渦中はしんどかったのを書きながら思い出しました。

ちょっと自分を卑下し過ぎたようにも思いますが、当時の社員への懺悔の気持ちも込めて述懐した、「敗軍の将、将を語る」内容になっています。


「はじめに」全文を掲載します。

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はじめに──私は失格上司


私は現在、自営業者として不動産業やボイストレーニングスクールの運営、そして執筆業などをしています。
直接雇用している社員はおらず、もっぱら外注やアライアンスで仕事をしています。もちろんオフィスもありません。

それでもインターネットやネット関連サービスの発展のおかげで、パソコン1台だけで年収数千万円も稼ぐことができ、好きなときに好きなことだけをして自由に過ごしています。

そんな私も数年前までは、東京・南青山にオフィスを構え、最盛期は30人近くの従業員を抱える経営者として働いていました。
事業部は3つあり、メインとなる不動産仲介事業、多角化として化粧品通販・エステ事業、そしてボイストレーニングスクール事業です。

とくに不動産仲介業は、会社の設立初年度から大きな売上を上げるなど絶好調で、社内も非常に活気がありました。

では、なぜいまは一人で仕事をしているか。

それは、リーマンショック後の売上急減の際、私の稚拙なマネジメントのせいで、スタッフは全員離反し組織が空中分解してしまったからです。

現在、その会社の不動産業は私が引き継いで個人で細々と運営しています。
ボイストレーニングスクールが残っているのは、当時社員として担当していた女性とのちに結婚したためです。

いずれにせよ、設立から崩壊までわずか5年弱という短い間の栄枯盛衰劇でした。
そしてそのすべての原因は、社長である私にありました。

自分が理想とする会社をつくろうと奔走していたものの、それは自己満足であり、あまりにも社員のほうを向いていなかった。
一人ひとりに愛情を持って接してこなかった。

だから部下が育たない、部下が反発する、部下に嫌われる。
そして次々に部下が辞めていくという悪循環を生んでしまったのです。

私は上司失格だった。
私は上司としての資質を持っていなかった。
冷静になったいまならわかる。

そして、いままさに、部下との関係に悩んでいたり、不満を抱えたりしている上司はたくさんいると思います。

そこで、私のような失敗をしてほしくないという思いと、この経験をしっかり検証して教訓を残すべきだという思いから、当時の自分の行動を振り返りつつ、いままで私がさまざまな企業で見てきた「やってはいけないリーダーシップ」について考察していきたいと思います。

もちろん部下との関係はそれぞれ違うし、上司の性格や個性によっても、スタイルや方法論、アプローチ手法は異なりますから、「こうすれば一発解決」という正解はないでしょう。

ただ、「やってはいけないこと」とは、ある程度共通しているものだと私は感じています。

また、私はすごい経営者でもなく、世間の耳目を集める優れたリーダーというわけではありません。
だから、説得力がないと感じる人もいるかもしれません。

それでも、私のかつての過ちを知っていただくことは、自らの上司としてのあり方を振り返っていただける機会になるのではと考え、なるべく冷静かつ客観的であろうと努め、私なりの検証を試みました。

プロローグで私の過ちの経験を書いていますが、エッセンスを早く知りたいという人は、プロローグを飛ばして本編を読んでいただいてもかまいません。

本書が、部下との関係に悩む上司の方々にとって、少しでもお役に立つものになれば、著者としてうれしく思います。
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管理職や経営者など人を率いる立場の人だけでなく、管理職を目指している人、将来起業して人を雇おうと思っている人は、読んで損はないと思います!
実際、版元の部長さんがこの原稿を読み、「身につまされる」と感想をこぼしたそうです・苦笑

ご興味があればぜひ!

『私が「ダメ上司」だった33の理由』(日本実業出版社)
https://amzn.to/2kJSrhR


■セミナー・講演情報

〇7月7日(土)米国不動産投資&節税セミナー
http://stasiacapital.com/seminar/20180707

〇2018年7月28日(土)都心マンション投資徹底理解セミナー
http://rei-masters.net/seminar/date/180728/

〇2018年11月17日(土)第2期生スタート
マイスタイル起業塾
https://peatix.com/event/394462/
先日告知しました第1期生はすぐに満席になり、ちょっと先になりますが第2期を募集します。


■有料メールマガジン

昨年に引き続き、まぐまぐ大賞2017のMONEYVOICE部門で3位をいただきました!
「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/category/money.html

現在進行形で取り組んでいるビジネス・投資・コスト削減策などの活動状況とその成果を紹介しています。
今後発売する新刊の原稿も先んじて全文公開しており、私の著作すべてをこのメルマガで読むことができます。
また、新刊をプレゼントする特典もついています。
http://www.mag2.com/m/0001370991.html



■書籍近刊

発売前に増刷!最新刊
「孤独をたのしむ力」(日本実業出版社)
http://amzn.to/2yTxiu4

「年収1億の勉強法 年収300万の勉強法」(学研プラス)
http://amzn.to/2sg3ZdQ

「33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由」
(日本経済新聞出版社)
http://amzn.to/2oLyCtH

「いい人をやめれば人生はうまくいく」(日本実業出版社)
http://amzn.to/2gJoA7Y

『仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人』(学研プラス)
https://goo.gl/xxoJtT

「資産5億円を築いた私の お金が増える健康習慣」(アスペクト)
http://goo.gl/2DFUUH

『いつも時間に追われている人のための「超」時間術』(総合法令出版)
http://goo.gl/xxz8VS

「新版 貧乏人が激怒する 新しいお金の常識」(光文社)
http://goo.gl/Bcru1k

「やる気が出るスイッチの入れ方」(WAVE出版)
http://goo.gl/DcPyHo

「グーグル検索だけでお金持ちになる方法
〜貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」(光文社)
http://goo.gl/RNnWdy

「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」(双葉社)
http://goo.gl/ge733R

「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」
(KADOKAWA/メディアファクトリー)
http://goo.gl/XeTy23
posted by 午堂登紀雄 at 08:25| Comment(2) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

最新刊「孤独をたのしむ力」発売のお知らせ

11月2日に新刊「孤独をたのしむ力」(日本実業出版社)という本が発売されました。
人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力 -
人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力 -

本書は、
『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』
http://goo.gl/4fVi5l
「いい人をやめれば人生はうまくいく」
http://amzn.to/2gJoA7Y

に続く「自分らしく自由に生きる」をテーマにした3部作の最新刊です。

今回は普段の2倍、16万字も書いて、それが編集の段階で9万字ほどに凝縮されて非常に濃い内容になり、おかげさまでなんと発売前に増刷が決まりました。

いつものようにまえがきをご紹介します。

<はじめに>

昨今は、ラインやフェイスブック、インスタグラムといったSNS、そしてそれらが使えるスマートフォンの普及によって、つねに誰かとつながっている「常時接続」の時代になっています。
こうしたSNSは、人間の承認欲求を満たすには格好のツールで、若い人の中には自分の見られ方を非常に気にし、「いいね」欲しさに写真映えを工夫する人も少なくありません。

しかし一方で、皆が自分を見せ、そして見てもらうという状態は、ある意味「監視社会」を生み出し、日本人の常識や道徳観に合わない言動をする人をいっせいに叩く「炎上」を頻繁に生み出す結果となっています。
そんなふうに強い同調圧力が世間を覆えば、価値観が均質化されやすくなり、人は周囲の反応を過剰に気にするようになります。「生きづらい世の中」「窮屈な社会」と言われるのもそのためです。

そんな重圧から抜け出すひとつの方法が、本書のテーマでもある「孤独」です。
多くの人は「孤独」や「ぼっち」という言葉にネガティブな印象を持っていると思います。
実際にも、日本人の中には、人との絆やつながりこそ重要であり、「孤独はよくないことだ」という常識があります。「人間は一人では生きていけない」という言葉に、「それは違う」と言える人は多くないと思います。

入学・進学した子どもが帰ってきて親が一番にかける言葉が「お友達はできた?」であるように、友達や一緒にいる人が少ない人、つまり孤独な人は、人間として失格であるかのような価値観を強いています。
テレビや週刊誌で時々「孤独死」という言葉が出てきますが、これもやはり孤独をネガティブに捉えている人々が多いということでしょう。

そのため多くの人は孤独を避けようとし、ひとりでいるところを見られまい、知られまいと振る舞います。
実際には、孤独がみじめなのではなく、「孤独はみじめだ」と思い込んでいる自分の固定観念が原因です。

たとえば「ランチメイト症候群(ランチに一緒に行く友達・同僚がいないことが強いストレスとなり、会社や学校に行けない)」や「便所飯(トイレの個室の中で弁当を食べる)」と言われる現象も、ひとりでいるところを見られて「あいつは友達もいない寂しいヤツだ」と思われるのを極度に恐れるからです。

そしてそうした思い込みは、ひとりにならないよう、寂しい人間だと思われないように、自分とは合わない人とでも無理に付き合う、合わないグループに自分を抑えてでも所属する、という行動を生み出します。

しかしそれは、本当の自分を出しているわけではなく、がまんして周囲に合わせて生きているので、いずれ精神的につらくなります。そうやって人間関係に疲弊し、行き詰っている人は少なくありません。


●孤独力とは「能力」であり高められる「スキル」である
そんな時代環境だからこそ獲得したいのが「孤独力」です。
孤独力とは、他人との接触を避け、物理的な孤独の状態そのものを愛するような、自閉的な意味ではありません。
孤独力とは、社会の中で人と関わりあいながらも、常に自分の意思を主軸に置いて、自己責任で生きるという姿勢のことです。この姿勢があれば、誰かと一緒でもたのしめるし、ひとりでもたのしめます。物理的に孤独になったとしても寂しさを感じることはありません。

そうした感覚を強く持つためには、自分との対話、つまり内省という習慣を手に入れることです。
内省とは、自分の価値観を振り返り、それをベースに経験を振り返って分析し、自分の思考体系とそれに起因する行動体系を軌道修正し、自らを成長させていく、高度に知的な作業です。

精神医学・心理学者のアンソニー・ストーがかつて、「ひとりでいられる能力は、自己発見と自己実現に結びついていき、自分の最も深いところにある要求や感情、衝動の自覚と結びついていく」と述べたとおり、孤独の中で自分の本心を的確にとらえ、それを生き方に反映させていくことでもありますす。

そうやって自分で自分の心を錬磨していく。たとえばAIがディープラーニングによって自己進化していくように、孤独による内省とは、自分で自分の精神を進化させるセルフ・ディープラーニングとも言えます。
 

●孤独は生きる強さの証 
そして、孤独な人間だけが持てる力に「人生の構想力」があります。
人は大人になる過程で、世間というモノサシで自分を見て、あるいは他人と相対することによって、自分がどういう人間であるかを解釈しようとします。たとえば他人と比べて運動や勉強ができるかどうか、容姿はどうだとか。
つまり「世間のモノサシ」から自分という存在の価値を認識するわけです。

もちろん、これはこれで必要であり不可欠なプロセスなのですが、孤独を恐れる人は、世間のモノサシを重視しすぎて、社会の常識やモラルに合わせようと、自分で自分を縛ってしまいます。そうやって他人に合わせて他人流で生きようとするため、息苦しくなるのです。

また、孤独を恐れる人は、絶えず他人に光を発し、反射されて返ってくる光のみでしか自分を認識できません。他人がいなければ自分の存在が確認できないうえ、他人の動きによって乱反射する光に惑わされたり揺らいだりします。

だから彼らは「ロールモデル」を欲します。「好きにしていいよ」と言われてまっさらな空間に放り出されたても、手本となる生き方がないと、自分は何をしたいか、何をすればいいかわからない。周囲からどう思わるか不安で、自分で生き方を決めることができません。
それは結局世間並みの発想、世間並みの生き方になるわけで、いわゆる「その他大勢」と言われる人々です。

しかし、孤独の中で内省によって自分の本心と向き合うことで、世間のモノサシから自分独自のモノサシへと比重を移すことができるようになります。
「自分はこれでいいと思う」「自分はこれが幸せにつながると思う」「他人はそう言うけれど、自分はこう考える」などという価値判断基準であり、自己肯定感であり、自律心です。


●自分で自分の能力を活かせる
それが育つと、過剰に他人の目を気にして行動するとか、人からどう思われるか気になって本音が出せないとかといったことが少なくなります。
そして、無理に自分を抑えてでも誰かと一緒にいなければならないとか、友達がいない人間は価値が低い、などという強迫観念もなくなります。

誰にも依存せず、すべてを自分で決められる(決める)という意志がある。すべてを自分で解決できる(する)という覚悟がある。他人のネガティブな影響を受けず、ポジティブな影響だけを自らの判断で選んで受け止めることができる。外的な要求や圧力に屈することなく、自分の意思と信念で自分の行動を選別できます。

他人からの影響を理性で排除し、自分の頭で自分の人生の展開を考え、「こう生きよう」という道筋を導けるようになり、それを信じられるようになる。
そんな姿勢はまさに、自己責任において自分の人生をデザインできる「人生の構想力」にほかなりません。

ドイツの哲学者カントは、「自己を啓発するとは未熟さから抜け出すことであり、未熟さとは、他者からの指示を受けないと自分の能力を使えない状態」と言いました。孤独とは、自分の意志で自分の能力を活かすことでもあるということです。


●孤独力とは孤高としての強さを持つこと
詳細は本文で紹介しますが、孤独の中で自分と向き合うことで、自分の感情を意のままに操れるようになれます。
自分で自分を理解し、認めてあげることができれば、「わかってくれない」「評価してくれない」という不満が出ることはありません。
自分が全力を尽くして事に当たったなら、満足できる結果だろうとそうでなかろうと、自分の努力を認めることができます。
そうやって、不安や悩みも自己消化できるし、出来事への捉え方を変え、幸せを感じられます。そんな精神の強さを高めるには、必ず孤独の時間が必要なのです。

精神分析家のD・W・ニコットが論文で、「ひとりでいられる能力は高度に知的加工の加えられた洗練された現象で、情緒的成熟と密接に関連している」と述べたように、いざとなったら、ひとりでも平気と自信を持て、嫌われて孤立しても気にせず、「自分にとって本当に大切なのは、自分の人生を生きること」と思える強さは、大人としての成熟度と言えるでしょう。

つまり本書で言うところの孤独とは、人との接点を自ら避けるとか、誰からも無視されて孤立することではなく、ひとり自分の信じる道を歩く「孤高」のほうが近い概念です。
みんなでいてもたのしいけれど、ひとりでもたのしい。どちらの状態でもたのしむことができる。ひとりになることが怖くなければ、無理して周囲に合わせて人間関係を維持する必要もなく、自分らしく生きられるのです。

本書では、寂しさという意味でのネガティブな孤独ではなく、人間が精神的に成熟するための必須体験としてのポジティブな孤独を紹介します。そして、いかに孤独を使いこなし、心の成長を獲得していくか、その方法論も紹介しました。
もし孤独でつらい、寂しい、苦しいと感じている人が、孤独はむしろとても素晴らしいことであると感じていただけたら、著者として大変うれしく思います。
posted by 午堂登紀雄 at 09:34| Comment(1) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月28日

最新刊「年収1億の勉強法 年収300万の勉強法」発売のお知らせ

最新刊「年収1億の勉強法 年収300万の勉強法」(学研プラス)が発売になりました。
年収1億の勉強法 年収300万の勉強法 -
年収1億の勉強法 年収300万の勉強法 -

東日本大震災に伴う原発事故を見て、もっと自由に生きようと決めてからもう6年。
その取り組みが実を結び、現在の私は好きなことをして生活できるようになりました。

しかし社会人生活は、実はどん底からのスタートでした。

バブル崩壊後の就職氷河期に直面し、就職活動に出遅れたこともあり、どこにも就職が決まらず大学を卒業。
もともと親からの仕送りはなく、奨学金とバイトで進学していたため、職がないのでフリーター生活を余儀なくされた。
卒業後は奨学金の返済が始まるが、お金がないため返済できず、返済開始を遅らせてもらった。

数か月後、ようやく小さな会計事務所に就職が決まった。
しかしいきな計算ミスや入力ミスを連発し、「こいつは使えない」レッテルを貼られるようになった。
毎日、先輩や上司から怒られ、説教され、「なんでこんなこともできないんだ」と問い詰められる日々。

ストレスで朝も起きられなくなり、遅刻することが増えた。それでさらに怒られ、職場で笑うこともできなくなった。
やがて精神的に追い詰められてウツ寸前となり、「もうここではやっていけない。辞めよう」と逃げ出すこと決めた。

当時はネットも携帯電話もなかったから、毎週木曜日にビーイングという転職情報誌を買っては昼休みに公衆電話ボックスに駆け込んで面接のアポを取り、終業後は履歴書を書いて面接に行った。
しかしそれでは当然、仕事に身が入るはずもなく、やはりミスが原因で社長と上司に呼び出された。

そして「お前、どうするんだ!」と詰め寄られ、「はい……。やめます……」と力なく答えるしかなかった。
入社してわずか1年後のこと。

このみじめな感覚から脱出しようと、次に転職したコンビニエンスストア本部では猛烈に働いた。
能力に劣る自分が抜け出すには、人より余計に働くしかないと思っていたから。
だから、毎日朝7時から夜11時まで働いた。
プライベートなことは何もできないけれど、何もしないと割り切った。

今はとにかく自分の能力を高めるしかない。
会社に文句を言っても何も始まらないし、給料をいただきながら勉強させてもらえることにむしろ感謝。
給料がいくらかなんてことにも興味はなかったから、数年間は給与明細すら開封しないでゴミ箱行きだった。
残業代も会社で認められた分しか申請しなかったが、それ以外はいわゆるサービス残業になる。
しかしそれすら自分を鍛えるための勉強時間だと考えていた。

そして3年後、優秀社員賞を受賞するまでになった。
 
そしてさらに自分を高めるべく、外資戦略系コンサルティングファームに転職した。
ここでもやはり、猛烈に働いた。
毎日深夜の2時3時まで仕事し、平日はまず電車では帰れずタクシー帰りの日々。
土日も祝祭日も働き、1年で360日は働いただろうか。

年収は入社時の2倍になった。

そして在職中に始めた不動産投資で財を成し、その後独立起業。
10年間で会社を7つ作り、廃業や休眠、譲渡などで今は2社を運営。

爆発的な売り上げを稼ぐ月もあれば、売上ゼロの月もあった。
従業員の集団退職や反乱も経験した。
そんな紆余曲折があったけれども、それが自分のメンタルを鍛え、事業運営能力を高めてくれた(と勝手に思っている)。

とはいえ、これまでのように従業員を雇っていては、自分もオフィスに通勤しなければならず、それは不自由。
ちょうど会社の業績が悪化しているときでもあったので、思い切って一人会社にした。
パソコン1台でいつでもどこでも仕事ができるよう、ネットで完結する仕事を模索し、その収入源を増やしてきた。

そして現在は大小合わせて15種類ほどの収入源があり、どれかが減っても(あるいは途絶えても)、どれかが稼いでくれるなど、不安定とされる自営業を安定的な生き方にしてくれている。。
 
と、長々と私の経歴を紹介しましたが、何が言いたいかというと、人生は勉強によって逆転できるということです。

勉強とは、読書や資格取得などだけではなく、仕事や人間関係も含めて「学ぶ」ということです。
たとえば新しい知識と経験を、既存の知識・経験に融合、応用させて、次からの自分の行動を進化させていく。
時には今ある知識・経験すら捨て去り、ゼロベースで考えるとか。

そして、目標を達成するには、理想の状態を手に入れるには何をすべきか、自分の何を変えるべきか、そのためにはどういう方法が効くか、勉強方法すら自分で編み出すことです。

昨今、「貧困」や「格差」が叫ばれ、そのためか「夢がない」「老後は暗い」「未来が楽しいとは思えない」と感じている若者も少なくないそうです。
しかし、それを変えてくれるのが勉強です。

そしてその勉強法は、「年収1億円プレーヤーになるための方法」であるべきだ、というのが本書のテーマです。
 
1億を稼ぐには、その土台となる、たとえば「自分の頭で考える力」「自己責任で判断する度量」「問題を発見し、解決する能力」「新しいことに挑戦する姿勢」「現状に甘んじないイノベーション志向」「困難にもめげず進む精神力」「他者と協創できるコミュニケーション力」「人を率い動かすリーダーシップ」などが必要です。

そうした能力を高い次元で獲得すれば、人生で直面するたいていの問題は乗り越えられるし、人生に絶望するという場面も減るでしょう。
それは結局、幸せな人生を送る基盤となるはずだ、と私は考えているからです。

そこで私自身の試行錯誤の経験と、私の周りの年収1億円プレーヤー(みな起業家、経営者、投資家)から聞いた勉強法を紹介したのが本書です。
そして、その方法論をより際立たせるため、編集部の意向により、年収1億と300万という対立軸を立てながら紹介しました。
ご興味があればぜひ手に取っていただければと思います。

「年収1億の勉強法 年収300万の勉強法」(学研プラス)
http://amzn.to/2sg3ZdQ



■その他のセミナー

〇7月8日(土)都心マンション投資徹底理解セミナー
http://rei-masters.net/seminar/date/170708/

値崩れが始まっているファミリータイプの分譲マンション市場に対し、
単身者向け投資マンション市場は堅調です。

特に東京23区はワンルーム条例といった規制もあり、供給が頭打ち。
一方、再開発などで企業は東京へ集中し、求人も都市部に偏る。
すると全国から仕事を求めて集まってくる労働者の住居が必要。

しかし前述のような事情もあり、利便性の良い場所の入居率は非常に
高く、賃料も高止まりしています。

そんな都心マンション投資で安定した不労所得を作る方法をご紹介
します。



■有料メールマガジン

まぐまぐ大賞2016のビジネス部門で3位受賞!
「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/events/mag2year/2016/category/business.html

現在進行形で取り組んでいるビジネス・投資・コスト削減策など
の活動状況とその成
果を紹介しています。

今後発売する新刊の原稿も先んじて全文公開しており、私の著作
すべてをこのメルマガで読むことができます。
また、新刊をプレゼントする特典もついています。
http://www.mag2.com/m/0001370991.html


■書籍近刊

「33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由」
http://amzn.to/2oLyCtH
※書籍の中に特別プレゼントページがあり、「不動産投資のABC」
というノウハウPDFを無料プレゼントしています。

「いい人をやめれば人生はうまくいく」(日本実業出版社)
http://amzn.to/2gJoA7Y

『仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人』(学研プラス)
https://goo.gl/xxoJtT

「資産5億円を築いた私の お金が増える健康習慣」(アスペクト)
http://goo.gl/2DFUUH

『いつも時間に追われている人のための「超」時間術』(総合法令出版)
http://goo.gl/xxz8VS

「新版 貧乏人が激怒する 新しいお金の常識」(光文社)
http://goo.gl/Bcru1k

「やる気が出るスイッチの入れ方」(WAVE出版)
http://goo.gl/DcPyHo

「グーグル検索だけでお金持ちになる方法〜貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」(光文社)
http://goo.gl/RNnWdy

「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」(双葉社)
http://goo.gl/ge733R

「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」(KADOKAWA/メディアファクトリー)
http://goo.gl/XeTy23
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2017年04月26日

ついに銀行の融資姿勢に変化が!

第二子が生まれてバタバタしている間に花見のタイミングを失してしまいましたが、新緑が映える気持ちのよい時期になりました。

さて、最新刊「33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由」
http://amzn.to/2oLyCtH
の中から、トピックを1つご紹介します。
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「私たちはお金を使って環境を作ってきた」

意識したことはあるでしょうか。「私たちはお金を使うことで、他者と差別化された人生を作ってきた」ということに。

ビジネススクールや英会話教室、スポーツクラブなどに行けば、当然ながらお金がかかります。
しかしその出費と引き換えに、他人より優れたスキルや運動能力を手に入れることができる。
あるいはその能力を他者よりも強化することができる。

私の妻はピアニストですが、学生時代、高い月謝を払って著名な先生についたからこそ、競争率の高い音楽大学に進学でき、国際的なピアノコンクールで入賞できたと言っていました。
また、彼女のビジネスであるボイストレーニングスクールは、音大時代に学んだ声楽の技術が活かされています。

私自身も、簿記1級や米国公認会計士の資格を取得するために専門学校に通いましたし、論理的思考力を身につけるためビジネススクールが主催するコースに通いました。
英語力向上のため、夫婦そろってフィリピンの英語学校にも通いました。

つまり資本主義社会では、効率よくスキルや能力を高めようとすると、多少なりともお金はかかるもの。
お金を払ったからこそ、一般に流通していない貴重な専門知識やスキルを教えてもらえるし、短期間で効率よく習得することができます。

また、豊かで充実した生活も、ある程度お金をかけることで得ることができます。
未知の経験を既知にすることで、選択肢が増えていきます。
たとえば運転免許を取るにはお金がかかりますが、免許を取れば「自分で運転して好きな所へ自由に行く」ことができ、行動範囲もレジャーの楽しみ方も増える。
CDを聞くだけより、ライブに行ったほうが感動するし、レストランで人をもてなすことで人間関係を広げたり深めたりすることができる。
家にお金をかければ心地良い住環境を作ることができるし、旅行にお金をかければ自分が持っている常識とは違う世界に触れて視野が広がる。

そんな感動や感激を経験できれば、人生の楽しみ方がどんどん増えていきます。
お金を使えば経験できることの選択肢がぐっと広がります。

反対に、お金を使わなければ、自分の環境は何も変わることがありません。
もちろんお金をかけなくても人生を楽しむ方法はたくさんありますが、やはり限界があります。

お金を使わない生活とは、今の自分の生活圏の外側へ踏み出さないということです。
自分が馴染んでいる世界の中だけで生きるのは、確かに安心で心地いい。
しかし、今の自分が見たことのないない世界を体験しないとか、今の自分が持っていない発想や価値観に触れないという生活は、自分が進化しないということを意味します。

それは味気ない人生ではないか。
だから私は、ガンガンお金を稼ぎ、それを自分や自分の大切な人の成長や進化のために使いたい。

そして、「死の間際がもっともお金持ちになっていて、多額のお金を残したままこの世を去る」という平均的な日本人の生き方ではなく、使い切って人生の貸借対照表をチャラにして死ぬ、というのが理想です。(もっとも、何歳まで生きるかはわからないのでそううまくはいかないと思いますが、ひとつの理想として、です)
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「33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由」
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※書籍の中に特別プレゼントページがあり、「不動産投資のABC」というノウハウPDFを無料プレゼントしています。
もしよろしければ、ぜひ書店で手に取っていただけたらと思います。


■銀行の融資姿勢に変化

金融庁が賃貸物件への過剰融資に注意しているというニュースを見たことから、昨日銀行の担当者に聞いてみたら、明らかに融資は厳しくなっていると回答がありました。
都銀はすでに融資の蛇口を締め始めていることは知っていましたが、その波は地方銀行にも来ています。
特に優良な貸出先に乏しい地方銀行にとって、マイナイス金利下で利ザヤを稼げる有力な対象が賃貸アパートなどへの融資でしたが、ここにきてブレーキがかかっています。

今後、融資審査は厳しくなることはあっても、緩まることはないとその担当者は言っていました。
その背景に、金融庁からの通達だけではなく、銀行自体が供給過剰による空室率の上昇を、懸念しているからだそうです。
都心には新たに立てる場所はなく、やむなく郊外になりますが、サラリーマンの不動産投資ブームに加え、相続税対策による建築ラッシュ。
一方で人口は減りつつ都心に集まるため、郊外の物件同士の競争が激化しています。

1棟物件を予定している人は速く取り組むことが望ましく、賃貸併用住宅では自宅部分の面積を50%以上確保し住宅ローンの枠内に入れなければ厳しいようです。

一方で、今週末のセミナーのテーマである都心の区分マンション投資に関しては、現時点では影響がありません。
その理由は、提携ローンであることと、銀行からの担保評価が満額回答を得られたものだけを紹介しているからです。
当日はそんな最新融資動向を踏まえつつ、自分の労働力に依存せず、30年後も安定的に収益が得られる投資戦略について私の経験をもとにご紹介する予定です。

〇4月29日(土)「都心マンション投資」徹底理解セミナー
http://rei-masters.net/seminar/date/170429/

まだ残席に余裕がありますので、ご興味がありましたらぜひお気軽にご参加ください。
ゴールデンウイークしょっぱなですが・・・苦笑


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まぐまぐ大賞2016のビジネス部門で3位受賞!
「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/events/mag2year/2016/category/business.html

現在進行形で取り組んでいるビジネス・投資・コスト削減策などの活動状況とその成
果を紹介しています。
今後発売する新刊の原稿も先んじて全文公開しており、私の著作すべてをこのメルマガで読むことができ、新刊をプレゼントする特典もついています。
http://www.mag2.com/m/0001370991.html


■書籍近刊

「いい人をやめれば人生はうまくいく」(日本実業出版社)
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『仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人』(学研プラス)
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「資産5億円を築いた私の お金が増える健康習慣」(アスペクト)
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『いつも時間に追われている人のための「超」時間術』(総合法令出版)
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「新版 貧乏人が激怒する 新しいお金の常識」(光文社)
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「やる気が出るスイッチの入れ方」(WAVE出版)
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「グーグル検索だけでお金持ちになる方法
〜貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」(光文社)
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「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」(双葉社)
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2017年04月22日

新刊「33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由」発売のお知らせ

私の処女作「33歳で資産3億円をつくった私の方法」(三笠書房)
http://amzn.to/2oSChp8
が出版されてから10年。
現時点での私のお金の使い方に関する集大成となる新刊が出版されました。
33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由 使うほど集まってくるお金の法則 -
33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由 使うほど集まってくるお金の法則 -

私の既刊をお読みいただいている人には、特に3章4章あたりは既視感を覚えるところもあると思いますが、私のこの10年間の栄枯盛衰を、お金の使い方を通じて紹介しています。
今までの10年を振り返りつつ、これからの私の人生の展望を描きました。

といっても、私は勝手に「自分は少なくとも85歳までは生きる」と思っているので(何の根拠もありません)、人生はまだ40年もある。
まだまだやれること、面白いことはたくさん出てくる。

そもそも自分が社会に出たころは、こんなに安価で海外に行けるようになるとは思わなかったし、スマホでいつでもどこでもトレードして小遣い稼ぎができるとも思わなかったし、パソコン1台でいつでもどこでも仕事ができるようになるとは思わなかった。
昔は自分でやるしかなかったこと、人手や時間が必要だったことも、今は外注できたり、瞬時に簡単にできるようになっている。
そうして時代や技術やサービスが進化すれば、自分ができることの幅も広がる。

AI(人工知能)が様々な業種業界に入り込みつつありますが、ディープラーニングによってコンピュータ自身が自己革新を続ければ、やがて人間よりも適切な判断ができる分野も拡大します。
実際、現時点でも自動運転車の運転はビギナードライバーよりスムーズだそうです。

すると、AIとロボットの進化により30年後には現在ある職業の70%が消滅すると言われている一方で、新しい職業やチャンスが生まれるということです。

そんな未来を不安に生きるか、あるいはワクワクするのかは、本人の経験の豊富さ、そしてその経験から何を学び取れるかで決まると思っています。

そこで本書では「経験を買う」ことを通じ、自らの才能に投資し、毎年最高益を更新する自分を実感できるお金の使い方を提唱しています。
「アンチエイジング」と加齢に抗うのではなく、「ベストエイジング」と加齢に伴い自分の能力を上げていくような感覚です。

いつものように、「はじめに」をご紹介します。
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僕が処女作「33歳で資産3億円をつくった方法」(三笠書房)を出版してから、はや10年が経過しました。

この間の僕の貯金(現預金)は、一気に数千万円増えることもあれば、一気にほぼゼロになるほど減る、ということを繰り返してきました。
そして本書の原稿を書いている2017年2月も、再び貯金がほぼゼロになっています。(生活費として100万円ほどを残している程度です)

なぜこのような状況になっているかというと、自分の人生をより有意義なものにするためです。

僕は32歳のときに始めた不動産投資を皮切りに、国内海外への不動産や金融商品に1億円以上を使い、34歳で独立起業してからは、事業に対して3億円以上を使ってきました。
さらに毎年1つは必ず新事業を立ち上げるというのが自分のルールで、つねに新しいことに挑戦するようにしています。

そしてこれはプライベートでも同じ。たとえば東日本大震災後の2011年〜2012年はほぼ毎月のように海外に出かけていたため、旅費もろもろで500万円近く使ったでしょうか。
ほかにも、本を一度に50冊も買ったり、3カ月にわたってフィリピンのセブ島に滞在して英語学校に通ったりと、自分が必要と感じたら、金額の多寡に関係なくお金を使ってきました。

個人の確定申告書を振り返っても、所得がゼロの年度のほうが多いくらいです。

そして、こういうお金の使い方を続けてきてわかったことがあります。
それは、「お金を使えば使うほど、自分の能力が向上し、未来の可能性が広がる」ということに。

もちろんお金を使う対象の選別が重要なのは言うまでもありませんが、だからこそ現在、好きなことだけをして稼げるようになり、ほぼ一日中子どもの世話をしていても、収入が途切れない生活を送れるようになりました。

個人法人合わせた世帯年収は5,000万円を超えており、経費はほとんどかからないので年商イコールほぼ手取り。
これらは約15種類の収入源から成り立っていて、どれかが減ってもどれかが支えてくれる。
そのため、一般的には不安定とされる自営業でも、リスクの分散と収入の安定化につながっています。

さらにこの10年で出版した書籍の数が本書で45冊目となるなど、ネタがなくなることもありません。
今でも3冊のバックオーダーを抱えていて、新刊企画のストックも10本以上持っています。

また個人の体感としても、10年前よりも思考力や判断力は高まっていると感じるし、今は自分のやりたいことは何でもできるという自信もあります。
夜は何の不安もなく眠りにつき、朝はワクワクしながら目覚める日々。
自分の誕生日を迎える日、毎年のように「今の自分が最高」と思える幸せを噛み締めています。

もちろんそう思っているのは自分だけで、周りの評価はまた違うのかもしれませんが、そんな自己肯定感を持てることは、人生を楽しく送る上でも重要な要素ではないでしょうか。

僕たちが生きる上でお金は必要ですが、逆に考えると、僕たちはお金を使いながら人生を創っているとも言えます。
たとえば海外旅行に行けば、異なる文化や宗教・価値観に触れ、日本との違いを認識することができる。
それは帰国後も長期間にわたり、自分の思考に影響を及ぼしてくれます。
あるいは本を買って読めば、今まで知らなかった知識や知恵を取り入れることができる。
そして、これまでの自分が持っていなかった思考体系を持つことができれば、その後の意思決定や行動も変わり、結果も変わっていきます。
 
・自分の才能に投資せよ

反対に、家と会社の往復だけをしていれば、確かにお金は貯まるかもしれません。
本も買わない、旅行も行かない、新しい人とも会わない。仕事が終わったらすぐに帰宅し、休日は家でゴロゴロ。家ではテレビを見たり無料のスマホゲームをしたりして過ごす。
これならどんどんお金は貯まるでしょう。

使うとしても、家賃と水道光熱費、携帯料金といった自分の生活費がメインで、たまに服を買い、金曜の夜は職場の同僚と飲み会に行く程度・・・。
あるいはそれが自己満足や見栄のためだけであれば、自分の進化にはあまり影響を与えない。
たとえば「休日はショッピング」だけでは、お金は減る一方で、自分ができることの幅や深さに変化を及ぼさない。

もちろん、そんな生き方を否定するつもりはありませんし、「節約貯金が重要」「老後対策が最大の関心事」「自己満足で何が悪い」という価値観の人もいると思います。
それはそれで本人の自由であり、他人がどうこう言うことでもない。

しかし、僕は違う価値観を持っています。

そんな生活を送った先に、いったいどんな自分の未来が開けるのか、どんなチャンスに巡り会えるのか、人生がこじんまりしてしまいそうな不安にかられるのです。
だから僕は、もっといろんな経験を積みたい。

そうやって自分の経験に投資すると、眠っていた自分の才能が開花することがあります。
僕の場合は前述のとおり、最初は不動産・金融商品への投資、その後は自分のビジネスでした。
特に起業してからの10年間は本当に浮き沈みの激しい生活でしたが、そのおかげで自分の判断に自信がつき、同時に何か新しいことを始めるときの不安はどんどん軽減されていきました。
また、作家として10年にわたってやってこれたのも、やはりたくさんの経験をしてきたからだと思っています。

そして現在は、どんな状況が来ても乗り切れるという確信を持てるようになり、人生楽勝、未来はとんでもなく明るいと思えるようになりました。

それは自分の家族にも良い影響をもたらしています。僕と妻の共著「世帯年収600万円でも諦めない!夫婦で年収5000万円になる方法」(KADOKAWA)
http://amzn.to/2oyq8Co
でも紹介したとおり、妻とも何でもできるという価値観を共有しています。
自分への投資は自己を変革させてくれるだけでなく、自分の周りの人を幸せにする効果もあるのです。

成長の振れ幅は人それぞれですが、自分の経験にお金を投じる行為は、自分の頭脳そのものを本物の「資産」にしていくことです。
資産としての頭脳が進化すれば、つねに自己を成長させ、毎年最高益を更新し続ける自分になることができます。
そしてそれを実感できる人生となる。
この感覚は、僕たちの「幸福」を構成する一つの要素を手に入れたと同じくらい大きな価値があると考えています。

そこで本書が、読者の皆さまのお金の使い方に一石を投じることができれば、著者としてうれしく思います。

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「33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金ゼロにした理由」
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※書籍の中に特別プレゼントページがあり、「不動産投資のABC」というノウハウPDFを無料プレゼントしています。

■そのほかの最新セミナー・講演情報

〇4月29日(土)「都心マンション投資」徹底理解セミナー
http://rei-masters.net/seminar/date/170429/
自分の労働力に依存せず、30年後も安定的に収益が得られる投資戦略について私の経験をもとにご紹介します。

■有料メールマガジン

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「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」(KADOKAWA/メディアファクトリー)
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2017年01月01日

午堂登紀雄書店

私の書籍のキンドル版をまとめました。
午堂登紀雄書店
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2016年12月15日

新刊「いい人をやめれば人生はうまくいく」新発売のお知らせ

このブログお読みいただいた人はご存知かと思いますが、私が目指しているのは「自由」な生き方です。
それを裏付けるだけの強靭な経済基盤、そしてタフな精神力の両方を高めようと、日々取り組んでいます。

経済基盤を盤石にするため、儲かりそうだと思ったら、とりあえず何でもやってみる。
そして仕組化し、フリーハンドの不労所得化を目指す。
これは、今までも講演や書籍、有料メルマガなどでご紹介している通りです。

では、タフな精神力を養うというのはどういうことか。
これは、他人からの感情的な影響を極力排除するということです。
人生におけるトラブルや悩み事、不平や不満の多くは、他人との関わりによって起こります。

たとえば会社の上司にムカつく、取引先との交渉でやり込められ腹が立つ、ママ友に嫌味を言われてイラっときた。
親がいちいちうるさい、子どもが言うことをきかない。
レストランに行って注文した料理が出てくるのが遅い、店員の態度が悪い。
リフォームしたら見積もり通りやっていない。クレームをつけてものらりくらりと対応しない。代金を払わないといったら訴えるぞとすごまれた。

かといって、人と関わらないということは、現実には難しい。

だからそんな状況でも、物事のとらえ方を変え、時には徹底的に戦うことを通じ、他人からの負の影響を極力排除できるようにしてきました。
そうした自分自身の取り組みと、事業家としてたくさんの人と接してきた人間観察をベースに、私の新しい分野となる書籍を出版しました。

それが最新刊
「いい人」をやめれば人生はうまくいく -
「いい人」をやめれば人生はうまくいく -
です。

そして紙の書籍には特典PDFプレゼントの案内が入っています。
これは、文字数の関係と、ちょっと過激すぎて本文に入れられなかった原稿約3万字(書籍の半分くらいに相当する量」の原稿を、PDFで無料プレゼントするというものです。
確かに自分で読み直しても過激かなあと感じますが、読みごたえ十分の特典です。

そして、いつものように「はじめに」全文をご紹介します。

〇はじめに

本書を読んでいるあなたは、きっと「いい人」なのだと思います。
ここで言う「いい人」とは、他人に嫌われないよう、万人に好かれるように行動する人です。
もちろんそれは誰でも持っている自然な欲求と行動であり、人から嫌われないことは平穏な生活を送る上でも大切なことです。
しかしその欲求が強すぎると、逆に自分の人生を追い詰める、損な生き方になってしまいます。

なぜなら、つねに他人の目を意識した生き方になりやすいからです。
他人からどう思われるかが気になり、周りから嫌われたり評価が下がったりするのではないかと恐れ、本当の自分の感情や考えを主張できなくなります。

すると自分が何をしたいかではなく、どうすれば嫌われないか、変に思われないか、拒否されないか、見放されないか、それが優先される行動になってしまいます。
たとえば、自分を抑えてでも相手に合わせようとしたり、愛想笑いをしてその場をとりつくろったり、いやな人とでも付き合ったりする、といった行為です。
つまり強すぎるいい人欲求は「他人に嫌われないようにしなければいけない」という強迫観念となって、逆にあなたの人生を息苦しく、そして窮屈にしてしまうのです。

ではなぜ過度に他人の目が気になるかというと、多くの場合、人一倍プライドと愛情飢餓感が強いからです。そのため、周囲からの評価を得ることによって自分の価値を確認しようとしているのです。
だから彼らは自分を大きく見せようと、見栄を張ったり自慢話をしたり、背伸びをして過剰な自分を演出します。それがたとえば、ブランドもので身を固めて支払いに苦労するとか、経歴詐称をする人をつくり出します。

しかしそれは、自分の考え方や判断基準にはあまり価値がない、自分の長所や能力を自分で認めることができないという、いわゆる「自己肯定感が低い」ことを意味します。
自分では価値を決められないから、他人が認めた「ブランド品」に頼る。自分の経歴には価値がないと思っているから、「他人が賞賛する経歴」をアピールするわけです。

そして、自分より他人からの評価を優先するあまり、自分を犠牲にしても他人に合わせたりするわけですが、その努力が報われることはありません。
なぜなら、周りにはあなたが我慢しているかどうかなんてわからないからです。
わからないからあなたに同情することもなければ、高く評価良くしてくれることもありません。もちろん恩返しもありませんし、あなたに協力してくれる人も現れません。

それに、自分の意見や本音を言わず周囲に合わせているだけの人は、何を考えているかわからない人物に映り、周りの人も本音でぶつかってきてくれません。
すると、仲間の中にいてもなぜか疎外感や孤独感を感じたり、「都合のいい人」と映って気安くお願いごとをされたり、「どうでもいい人」と映って軽くあしらわれたりします。
自分を押し殺してきたにも関わらずそれは報われず、不満や疲労が蓄積するのはあなただけ。そしてそんな自分の性格が好きになれず、ますます自信を失い、ウツや引きこもり、対人恐怖症といったことにもなりかねない危険性をもはらんでいます。

●いい人をやめれば人生ハッピー

しかし、そんな「いい人」をやめるとどういうことが起こるでしょうか。
まず自分を飾る必要がなくなりますから、他人の目を気にして疲れるということが軽減されます。
自分を良く見せよう、小物扱いされないようにしよう、羨望を浴びようとして見栄を張ったりウソをついたり、自己保身の言い訳をしなくて済むようになります。
自分の意見を主張し、イヤなものはイヤ、ダメなものはダメ、ムリなことはムリと言えますから、他人に都合よく利用されるということもなくなります。

本音でぶつかれば(もちろん思いやりを持って、ですが)、相手も本音でつきあってくれますから、同性でも異性でも、深い人間関係を築くことができます。本心でつきあった歴史の積み重ねがあれば、ちょっとケンカしてもすぐに仲直りできるようになります。

そして、「自分は自分」というしっかりした自己を確立することで、仮に対人関係でトラブルがあっても、職場やママ友などのグループを抜け出して孤立しても、堂々としていられます。
会社では仕事で実績を出せばいい、友人は少なくても自然体で付き合える人を大事にすればいい、という良い意味での割り切り感で、自分の生き方はこれでいいんだ、と自信が持てます。

すると他人に自分の感情を揺さぶられる頻度が減り、日々平穏な気持ちで過ごすことができます。
これは自分の心の解放を意味し、「人生を幸せに生きる要素のひとつを手に入れた」と同じくらい意味のあることです。

●心を開放し、自由になるための、オリジナルな方法を編み出していく

私は、自由な生き方を模索しています。おそらく多くの人も自由でありたいと考えているのではないでしょうか。
そしてその自由とは一体何かというと、「物理的自由」と「精神的自由」とで構成されていると私は考えています。

物理的自由とは、「複数の選択肢から選べること」を指します。
たとえば住む場所を選べれば、自然の多い場所、通勤に便利な都会、あるいは海外でも、自分の好みや都合に合わせて住むことができる。買うものを選べれば、値段が高いからあきらめるということもなく、どちらか迷ったら両方買うということもできる。
職業を選べれば、自分が最も快適で能力を発揮できる働き方ができる。取引先や友人などつきあう人を選べれば、相性の合う心地よい人とだけ一緒にいられる。スケジュールを選べれば、自分の1日は好きなようにコントロールできる。

これを実現する方法のひとつは、やはりより多くのお金を稼ぐことです。
十分なお金があれば、高い家賃でも払えるし、買いたいものを買える。転職して収入が下がっても一時的に無職になってもしばらくは生きていける。合わない人と無理して付き合う必要はなく、結果として予定も自由に組める。
つまり自由を得るためのひとつの方法は、お金を稼ぐ力を高めることです。そういう意味もあり、私はこれまでもお金に関する書籍をいくつか書いてきました。

そしてもうひとつ、自由になるための大切な要素があります。それが後者の「精神的自由」です。
これは「自分の感情が、他人からの影響や制約を受けないこと」を意味します。
他人の存在や言動によって、怒りがこみ上げたり、不安になったり、みじめになったり、葛藤を起こしたりという、自分の感情を揺さぶられることなく、いつもさわやかな気分でいられるということ。言うなれば、「何があってもどんなときでも、いつもゴキゲン」な状態です。

これを実現するには、「あらゆる状況や出来事に対してポジティブなとらえ方ができる」という精神構造を持つこと、あるいはそのような精神構造に変えていくことです。
他人が何をしようと、他人が何を言おうと、「別にいいじゃん」「自分は自分」と捉えることができれば、ムカついたりイライラしたりすることもありません。
多くの人が「つらい」と感じることを「平気」と認識できれば、過剰に不安やしんどさを感じることもありません。

そして本書で目指しているのがこうした精神構造の獲得です。
そこで特に「いい人」が陥りやすい状況やシチュエーションをちょっと極端に切り出し、私なりの解決方法を提案しました。
もちろん私の個人的な見解と方法なので、賛否両論あるかと思います。しかしもし本書を読んで「イラっとした」なら、それはまだまだ他人に揺さぶられる脆弱な精神構造ということ。
そんな状態を抜け出し、本書によって「人生サイコー」「毎日が極楽」という生き方につながるひとつのきっかけになれば、著者として大変うれしく思います。

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■最新セミナー・講演情報

〇12月17日(土)都心マンション投資徹底理解セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/161217/

高価格帯の高級マンションやタワーマンションは売れ載りが増え、価格調整が始まっていますが、2,000万円前後の中古マンションの投資意欲は依然強いものがあります。
そのため、利回りだけを見るとあまり高くありませんが、自己資金を少なくすれば、いわゆる投資利回りが上がります。

仮にローンを組んで毎月の手取り収入が1万円だとしても自己資金を70万円で取得するなら、投資利回りは17%。手出し分は6年弱で回収でき、あとは純粋な利益です。
そして30年後に売却すれば、まとまった現金が手元に残るという、いわゆる他人のお金を使って定期積立貯金をしている状態をつくることが可能です。
低利かつフルに近いローンが組める時代を存分に活用するスキームです。


〇12月23日(金) モンゴル・オフィス投資セミナー
450万円から投資可能【8%ネット利回り保証+100%買戻し保証】
https://www.aric-japan.com/general/seminar/185/
供給過剰になりやすく、出口が不透明な新興国不動産投資のリスクを低減させる投資スキームのご紹介です。

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2016年08月03日

無料版も読める!新刊「仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人」

最新刊、
仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人 -
仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人 -
が発売になりました。

いつもように、「はじめに」をご紹介します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1日は誰でも等しく24時間ある−−。

なんとも当たり前な話ですが、ではなぜ、私たちは同じ時間を過ごしているにもかかわらず、稼ぐ人とそうでない人とに分かれてしまうのでしょうか。

昨今は、会社からは残業を減らして早く帰れというプレッシャーにさらされつつ、正社員削減や人員不足などにより一人当たりの業務負担は増し、疲弊する人が増えています。

一方で、なんとなくサボっているように見える人に限ってなぜか結果を出している、という人が社内にいないでしょうか。
あくせくしている様子もなく、定時に退社するし、有給もしっかり取っている。なぜなんだろう・・・と。

「それはやはり、稼いでいる人の仕事のスピードは速くて効率的だから」と思ったとしたら、半分正解ですが、半分は不正解です。
確かに高収入を稼ぐ人は超高速で仕事をこなすという意味では正解。
しかしそれは、他人より手足を速く動かせるということではありません。

スピードが速いとか、効率的にこなしているというのは、あくまで行動という結果に過ぎません。
その行動を決めている背景の考え方が違うからです。

たとえば、お金持ちはメールの返信が速いと言われますが、それも半分正解で半分は不正解。

なぜなら、すべてのメールを即レスするわけではなく、即レスすべきメールと、そうでないメールとを峻別しているからです。
この場合、「これは簡単でもいいからすぐ返信したほうがいい」「これは重要だからじっくり文面を練って書いたほうがいい」、あるいは「電話したほうがいい」「直接会ったほうがいい」という判断基準があるかどうかという問題です。

私は経営者兼投資家という職業柄、数多くのお金持ちと呼ばれる人や、サラリーマンから起業家に転身して成功した人たちに会ってきました。

そんな彼らに共通しているのは、強烈な「成果志向」であり、どのような結果であろうと受け入れる「自己責任意識」の強さです。
成果にこだわるからこそ、たとえば重要な部分には手を抜かないが、成果につながりにくいタスクは流すという判断ができます。
自己責任意識が強いからこそ、あらゆる意思決定や決断も迅速です。自分でケツを拭く覚悟があれば、すぐに決められるからです。

そこで本書では、そんな彼らの行動とその背景にある考え方を、様々なシチュエーションにおいて「仕事が速いお金持ち」と「仕事が遅い貧乏人」という比較軸で紹介しています。

ちょっと極端に感じる部分もあるかもしれませんが、対比構造にすることで、お金持ちとそうでない人との思考パターンの違いを顕著に浮かび上がらせることができるからです。

ただし本書で目指しているのは、単に効率よく仕事をこなすとか、スピードを上げるとか、短時間で終わらせるといった表面的なことではありません。
あくまで、人生を充実させるためのものです。幸福感を得つつ、もちろん収入も上げていく。

つまり本書で紹介している思考パターンも、単に時間の面だけではなく、人生の全方位に影響を与える性格のものです。
それにより、満足度、納得度の高い生き方につながることを目指しています。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

実際、高い報酬を得るポジションは、成果を出す・判断するという性格を持っていますよね。
その力量が上がれば、同じ時間を使ってもより大きな報酬が得られ、あるいは同じ報酬を得るのに最小の投入時間で済ませることが可能です。
そんなヒントを55個紹介しました。

『仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人』(学研プラス)
https://goo.gl/xxoJtT

さらに、本書の内容を要約した特別書き下ろし版を無料で読むことができます!
それがこちら、
仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人 特別書き下ろし版 -
仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人 特別書き下ろし版 -

自分で言うのもなんですが、これがまた良くできてる!笑
ぜひこちらもご一読いただければと思います。
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2016年05月03日

最新刊「資産5億円を築いた私の お金が増える健康習慣」発売のお知らせ

最新刊、
資産5億円を築いた私の お金が増える健康習慣 -
資産5億円を築いた私の お金が増える健康習慣 -
が発売されました。

本書は実に2年がかりで書いたもので、自分で言うのもなんですが、既存の健康本とは一線を画す発想を数多く散りばめられたと思っています。
そして、個人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ」を高めるだけではなく、医療費負担にあえぐ日本の財政改善に貢献するためにも、本書が貢献できるのではないかと思い、序章全文をご紹介します。


序章:
・1億稼ぐ起業家はほとんど病気もケガもしない

私の周りにいる起業家やお金持ちなど、いわゆる「成功者」と言われている人たちを見ていて気がついたことがあります。それは、「みな健康で、病気になったりケガをする人がほとんどいない。」という現実です。
もちろん私個人の限られた人間関係の中での話ですし、30代から50代前半という病気になりにくい年齢層だという点は差し引いて捉える必要はあります。

そこで、彼らの知り合いの成功者(高所得者)にも聞いてもらったのですが、回答は同じく、病気はもちろんカゼすらひかないし、ひいても軽症で1日程度で治るとのこと。そして、病院にも行かないし薬も飲まず、人間ドックも受けていない人がほとんどです。

その話をすると、「そもそもお金持ちだから健康にお金を使えるだけだろ」という意見が出そうですが、私の経験では「そうかもしれないが、それはほんの一部」という認識です。
確かにお金があれば、値段が高くても安全で自然な食品を選ぶことができます。スポーツジムに通うこともできる。そういう人はもちろんいるでしょう。

しかし私が見聞きした範囲では、実際は「考え方と生活習慣」によって健康を維持しているのであり、特に健康のためだけにお金を使っている人は少ないのです。
考え方とは「意識」です。
貧しい人は、健康が財産だという意識が希薄です。健康に気を配る余裕がないからです。そのため、値段が安くておなか一杯になればいい、中にどんな添加物が入っていようが、おいしければいい、と欲望に忠実に行動します。そして、「今健康だから将来も大丈夫」という根拠のない思い込みがあります。

しかし高年収を稼ぐ人や成功している起業家の多くは、「健康は資産」ということを本能的に悟っていて、食習慣、運動習慣など、健康的な生活を無意識のうちに心がけようとします。そのためなのか、私の周りの成功者には肥満が少ない。
それに、なぜ成功するかというと、発想や行動が合理的だからです。そう考えると、外食やジャンクフードをお金を払って食べ、それで太った身体を引き締めるためにまたお金を払ってフィットネスクラブに行くというのは、極めて非合理的だと言えるでしょう。

私の顧客や友人知人で、サラリーマンから独立して成功していった人を何人か知っていますが、彼らは食べるものにうるさく、健康に関する知識は当時から豊富でした。そして成功してからますます健康に対する意識を強めています。(それはオタクということではなく、食べ物にしても本物を選ぶということ)
これはお金を持っているかどうかというより、やはり健康に対する意識の差ではないでしょうか。

・健康のマネジメントは人生のマネジメント

もちろん、病気やケガをきっかけに何らかのビジネスを始めて成功した人もいるし、「健康な人がみなお金持ちになれる」などと単純なことを言うつもりはありません。
努力して受験勉強をした人全員が東大に入れるわけではないように、健康な人が全員お金持ちになれるわけではないでしょう。
しかし単純な話ですが、病気にならなければ、病院に行く頻度も、寝込んで何もできない非生産的な時間も、治療にかかるお金も少なくて済みます。健康であれば集中力を維持でき、心も前向きになれます。

そんな健康基盤があるからこそ、考え、アウトプットし、行動を起こし、イノベーションを起こし、高い報酬を手にすることができる。このようなことは、不健康な状態では難しいでしょう。
また、老後も介護いらずで痴呆症にもならないとしたら、まだまだ働けるし、さらに自由になるお金が増えるという理屈はわかりやすいと思います。
つまり「健康は富を築く上での基礎的条件になる」ということです。

もっとも、10代20代のうちは若くて体力があり、抵抗力も強いがゆえに、少しくらい夜ふかしてしても、ジャンクフードを食べ過ぎても跳ね返せるという強さがあります。
そのため「健康が重要」という意識というか、生活習慣が生産性を左右する実感は湧きにくいかもしれません。私もそうでした。
しかし30代後半以降になってくれば、かつてのような無理はきかなくなるでしょう。そしてそこからの年代は、最も稼げる時期であり、最もお金が必要な時期でもあります。

このタイミングで健康を損なえば、日常のいろいろな場面で制約を受け、膨大な機会損失を被ることになりますが、健康であれば、ビジネスでも投資でも、あるいは子育てや趣味でも、自由に動くことができます。
つまり健康に投資すること、健康をマネジメントすることは、自分の人生を能動的にデザインするということであり、株や不動産やビジネスに投資することと同じか、それ以上に大きな価値があると言えます。


・情報弱者は健康でも一人負けする

医者ではない私が、なぜこんな本を書くのか、疑問に思う人も少なくないと思いますが、その発端となったのは、「ほとんどのお金持ちは世の中の健康ブームや新しい健康グッズ・サプリには無関心」という現実があったからです。
そして同時に私は、健康と医療に関する情報格差の縮小が重要であると考え、特に「病気にならないための習慣」をもう10年にもわたって研究し、自分の身体を使って試行錯誤してきました。

たとえば私たち一般市民と医者との間には、情報の非対称性があります。つまり医療については医者が詳しく、私たちは詳しくない。
もちろんそれは当然の話であり、だからこそ医者だけでなく税理士や弁護士など、その道のプロに依頼すべき場面があるのはその通りです。

たとえば一口に「咳が出る」といっても、カゼによるものだけではありません。咳という症状が出る病気は10種類以上あると言われており、医師は問診や検査で病名を突き止めようとします。これは多少の医学知識を持つ程度では、なかなか見分けがつかないでしょう。

しかし税金でも法律でも医療でも、人による能力差があるのはどの世界でも同じです。従事する全員が完璧な知識と技術を持っているわけでもなければ、全員が最新技術や最新情報の研究・習得に熱心なわけではありません。
つまり、一般人と医者との間にある情報格差だけでなく、医者と医者との間にも、巨大な情報格差があると考えられます。

現実にも、ある病院での検査では問題ないという診断結果だったのが、別の病院に行くと重大な病気が発見されたということもあるでしょう。医者も完璧ではありませんから、見落としたり、勘違いすることもある。医師の主観や価値観もある。

法律や制度といった人間が作った枠組みの中でのプロフェッショナルサービスならある程度の正解は導けるかもしれませんが、医療、もっと言えば生命と健康に関してはもっと不確実であり、わからないことはたくさんあります。
エビデンスや根拠があるものもあれば、ないものもある。効果があると認められた治療法や健康法が、後年に別の研究によって覆されることはよくあり、その逆もあります。

にもかかわらず、「医者にかかればなんとかなる」「検査をすれば原因がわかる」「医者の言うことはすべて正しい」「薬を飲めば治る」という、医療業界や健康食品業界にお任せ的な消費者意識の欠如は、情報の非対称性にさらに拍車をかけることになります。


・供給者の論理に飲み込まれてはいけない

たとえば薬の処方についても、症状を抑えるというメリットがありつつ、同時に副作用のリスクもあります。
そのため本来は、症状や病気のステージ、治療方法の選択肢などの説明を受け、メリットとデメリットの比較衡量の末に、医師と患者が話し合って治療方針を決定すべきはずです。
医師は薬による作用と副作用を検討比較し、メリットのほうが大きいと判断して薬を処方しますが、患者側も、症状を抑えることを重視するのか、副作用を避けることを重視するのかを判断する必要があるでしょう。

しかし、自分自身が適切な知識と考え方を持たなければ、不本意でも受け入れなければならなかったり、方法論を間違えたり、本来は不要な検査、不要な投薬かもしれなかったり、必要以上の費用がかかったりするといったリスクにさらされます。

それは医師の言うことが間違っているとか、医者の言うことを信用するなということではありません。
医者と患者相互の信頼関係を否定するのではなく、過信、依存、遠慮、決めつけは良くないということ。患者側の思考停止は、お金や時間を失うだけでなく、健康寿命をも失いかねないということに敏感になったほうが良いということです。

もっと顕著なのが医療機関以外で供給される健康食品や健康法です。情報の非対称性を放置すれば、供給者の論理に飲み込まれ、本当は効果効能がないものでも高いお金を出して買わされることになりかねません。
たとえば私たちが何か商品やサービスを買うとき、性能やらスペックやら効能をよく調べてから買うと思います。情報を集め、比較したり裏を取ったりします。
それが賢い消費者になる一つの方法であり、医療や健康にも同じことが言えるはず。

しかし実際には、特に健康に関してはそれをやらない消費者が多いからこそ、健康ビジネスが一大産業になっているわけです。
本文でも紹介しますが、たとえば世の中で販売されている健康食品、サプリメントの類のほとんどは、医学的に効果効能は証明されていない、ただの食品に過ぎないことがわかっています。


・自らの手で健康を掴むことは、自己に対する信頼感となる

しかしインターネットが発達した現在、検索すれば、医学論文すら閲覧できます。素人でも簡単に専門知識にアクセスできますから、私たちの意識改革と行動改革によって、医療や健康に関する情報の非対称性は、もっと小さくすることができます。

他人の情報を鵜呑みにして特定の健康法を妄信するのではなく、自分の価値観を後押ししてくれる情報しか見ようとしないのではなく、あふれる膨大な健康情報の中から、自らの冷静かつ論理的な思考を通じて考え、実践する。
そして自分の体調に敏感になり、合わないと思ったら軌道修正し、自分だけのベストな健康法を体得していく。
これは、投資やビジネスでも同じことではないでしょうか。

もっともそれは、「無理やり習慣を変えようとがんばる」ということではありません。習慣を変えることは大変であり、それがかえってストレスになる人もいます。
実際、習慣を変えようと努力したグループのほうが死亡率が高かったという調査結果もあり、無理をすることは逆効果であることがわかります。

たとえば「毎日適量の飲酒は長寿に貢献する」という情報があったとしても、お酒が苦手な人がムリして飲むのは本末転倒でしょう。
私も、「生のフルーツは身体に良い」「レバーは鉄分が豊富」と言われますが、好みではないのでほとんど食べません。本意ではないのにムリに食べようとしてもそれは単なる苦行に感じるからです。

そうではなく、健康に関する正しい知識を増やすとともに、自分で納得できる方法を模索するということです。体調も体質も、年齢も生活スタイルも、食べ物の好みも一人ひとり違うからです。
そうやって生活習慣が及ぼす自分の体調変化を素直に感じられる感受性を身につける。健康であることを実感できるライフスタイルを構築していく。

試したことが成功体験として感じられれば、がんばるとか無理しなくても、自分の習慣は自己の力で望ましい方向に変えられるという自信がつきます。
そうすれば、仮に不慮の病に侵されたとしても、その病気について学び、再び自分の生活習慣を見直し、病気と闘える強い精神を宿すことができるのではないか、と私は考えています。


というわけで、身体や免疫のメカニズム、老化や劣化の原因を探り、医者にかからなくても薬を飲まなくても、健康食品を買わなくても、医療費ゼロ円で健康を維持するライフスタイルを提唱しています。
むしろ薬やサプリを飲むのが怖くなると思います。

また、本文では私の生活習慣を紹介していますが、それも「これが正しい」というわけではなく、私の年齢、働き方、体調や好みから選んでいるもので、万人に通用するというものではありません。

私は一貫して「自分の頭で考える」ことを主張していますが、健康に関しても同じスタンスです。
そして本書が、従来の健康法や、企業が押し付ける健康ビジネスに踊らされず、自分だけの健康法を模索するきっかけになると自信を持って書いた本です。
ご興味があれば、ぜひ手に取っていただければと思います。

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2016年04月24日

新刊『「超」時間術』発売のお知らせ

最新刊、
いつも時間に追われている人のための「超」時間術 -
いつも時間に追われている人のための「超」時間術 - が発売になりました。

私は現在、多忙な妻に代わり、私が家で1歳の息子の面倒を見ています(保育園に入れず待機児童です・涙)。
また、掃除や洗濯、ゴミ出しに消耗品の在庫管理まで、家事のほとんども私が担当しています。

小さな子どもを抱えるお母さんの大変さがわかるというものですが、家で仕事をしていると息子が「遊んでくれ」といってせがむので、やはり私も自分のために使える時間はあまりなく、1日の実労働は2〜3時間といったところでしょうか。

以前はサラリーマンで組織の一員として働き、次は経営者として組織を束ねる立場で働き、今は一人で家事育児の両立など、ライフスタイルや働き方の変化に合わせて、時間の使い方も変化させてきました。

その中で気が付いたことがあります。
時間の使い方とは、イコール「生き方」だと。
自分の時間をどう使うかの判断と累積が、自分の人生を構築しているからです。

判断というのは、何をして何をしないかです。
たとえば今日、フェイスブックに1時間費やしたとしたら、その1時間があればできたはずのことを捨てることになります。
つまり何かをするという行為は、何かをしない(もしくは諦める)ことであり、その判断の積み重ねが、今の自分の状態を作っているわけです。

累積というのは、今までやってきたことの積み重ねです。
たとえば、英語の学習を3年間続けて英語ができるようになった。
転職の選択肢が広がり、その結果よりポジションや収入が高く、やりがいのある仕事に就けたとします。
この場合、英語の学習をしなかった人と、続けてきた自分との間に差ができるというのはわかりやすいと思います。
そして学習期間の3年間なんて、過ぎてみればあったという間であることも。

特に目標や意思がなくても、私たちは生きていくことはできます。
意味のあることをしてもしなくても、年月は過ぎていきます。
そして私たちは、蒔いたものしか刈り取ることができません。
ほうれん草の種を蒔けばほうれん草がとれる。
スイカの種を蒔けばスイカがとれる。
何も蒔かなければ、当然ながら何も刈り取ることはできない。
では自分は今、いったい何の種を蒔いているのか。
3年後5年後の未来につながる何かに取り組んでいるか・・・。

しかし「何の種を蒔くか」は誰も教えてくれません。
もちろん期限もないし、催促されることもない。
自分で探し、選び、決断し、実践していくしかない。

一方で、何も蒔かなくても「しなければならないこと」は次々と出てきて、それらをこなすだけでも1日は過ぎていきます。
朝起きて朝食を食べ、会社に行く。
午前中は会議や報告書の作成に追われ、昼になれば同僚とランチをして談笑。
午後は商談や経費精算といった雑務などをこなすうちに、終業時間がやってくる。
退社後はコンビニに寄って携帯電話の料金を支払い、夕食を買って帰る。
帰宅したらテレビを見ながら食事をし、その後はスマホでLINEをしたり、パソコンでネットサーフィンしたり。
深夜0時ごろになったら、そろそろ就寝・・・。
こうして、3年や5年はあっという間です。

「しなければならないこと」「指示されたこと」をこなすだけでも「がんばっている」という実感を得ることはできます。
しかしそうしたタスクをどんなにこなしたところで、「自分が困る状況」は回避できたとしても、自分がバージョンアップするようなチャンスに巡り合える機会はそう多くないでしょう。

これを時間の使い方という観点で言うと、「こうしたい」がなければ、生活のすべては「しなければならない」ことで埋め尽くされてしまい、仕事やタスクに追われるだけの日々になりかねないということです。

「しなければならない」ことは、「しなければあとで自分が困る」ことと同義ですが、これは基本的に他人に依存したタスクです。
書類を提出しなければならない、メールの返事をしなければならない、携帯電話の料金を払わなければならない・・・。
でないと、自分が怒られる、困る。

しかし、それをやってうれしいのは他人です。
書類を受け取った人が喜ぶ、メールを受け取った人が喜ぶ、携帯料金を受け取った人が喜ぶ・・・。
確かにこれはこれで必要なことではありますが、いくら「しなければならない」ことをたくさんやっても、それでは結局他人の夢の実現に貢献させられたり、他人の目的達成の一部として利用されるだけになりかねません。

だから「こうしたい」というタスクを1日の中で増やしていく必要があります。
ただし、「こうしたい」というのは、誰かが指示をくれるわけではないので、自分で考えて決めなければなりません。
また、締め切りがあるわけでもなく、他人に迷惑をかけるわけでもないので、そこに強制力はありません。
さらにやっかいなのは、「しなくても特に困らない」という側面を持っています。

たとえば私が今から12年前に始めた不動産投資。
これは私が「経済的自由を得るために、不労所得を得たい」と考えて始めたものです。
しかし、誰かが「不動産投資をやれ」と指示したわけではないし、「いつまでにしなければならない」というものでもない。
さらには、不動産投資は必需品でも何でもなく、私がしなくても誰も困らない。
私が買わなかった物件は他人が買うだけ。

しかしそれでは私の生活が変わることはなかったでしょう。
自由に好きなことだけをして暮らす生活も手に入らなかったでしょう。

つまり自分の人生をよりバージョンアップさせるために必要なのは、「やらなくてもよいこと」「やらなくても困らないこと」を「しなければならない」ということです。

あなたが自分にとって価値あることをしても、価値のないことをしても、みな等しく1日24時間が過ぎていきます。
あなたがやらなくても、誰も困らない。
そして努力をした人の3年間も、しなかった人の3年間も、同じ3年間。
でもそれが、人の人生を決めていきます。

そんなえらそうなことを言いながら、私自身もまだまだ未熟で、いまだに試行錯誤の日々です。
それでもワクワクするのは、自分の成長余地は無限にあると信じているからです。
そんなワクワクを感じることのできる「時間術」をたくさん紹介しました。

ぜひ手に取っていただけるとうれしいです。

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2016年01月24日

オーディオブック版『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』発売

『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』のオーディオブック版が配信されました。
http://www.febe.jp/product/231145?pub

「オーディオブック」というのは、プロのナレーターさんが本を読み上げる、いわば「音声で楽しむ電子書籍」です。

日本ではあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、アメリカでは図書館にオーディオブックコーナーが設置されていたり、ドイツでは薬局でも販売していたりと、市民生活に溶け込んだメジャーな読書ツールとして認識されているようです。

また、オーディオブックはスマートフォンで簡単に再生することができ、耳だけしか使いませんので、朝の満員電車のなどの移動時間や家事などのちょっとしたスキマ時間を学習時間へと変えることができます。

よろしければ、『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』をオーディオブックでもお試しください。

オーディオブック配信サービスFeBeにてダウンロード可能です。

☆『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』ダウンロードはこちらから
http://www.febe.jp/product/231145?pub
posted by 午堂登紀雄 at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月10日

「新版 貧乏人が激怒する 新しいお金の常識」発売になりました。

新刊発売のお知らせです。
新版 貧乏人が激怒する 新しいお金の常識 あなたが貧しくなる理由と40の処方箋 (知恵の森文庫) -
新版 貧乏人が激怒する 新しいお金の常識 あなたが貧しくなる理由と40の処方箋 (知恵の森文庫) -

新刊といっても、以前発売された「貧乏人が激怒する 新しいお金の常識」
http://goo.gl/epeYT
の文庫版です。

本書の元となる「貧乏人が激怒する 新しいお金の常識」が刊行されたのは2013年1月ですから、あれから丸3年が経過したことになります。

環境変化のスピードが早い昨今、今回の文庫版の企画が持ち上がった時、かなり書き直さなければならないかもしれないと思っていました。

確かに金融市場や不動産市場など、個別の環境については変化しているため、見直し・書き直しをしています。構成も大きく変更を加えました。
しかしそれ以外の基本的な考え方の部分は同じです。

なぜなら、あれから所得格差は縮小するどころか、アベノミクスによってますます拡大しているからです。
その元凶は「思考停止」にあると私は考えています。

たとえば「FX」と聞いただけで「危険」と条件反射する人がいます。やったことがないのに、なぜ危険だと言えるのか。

「憲法9条の改正」と聞いただけで「戦争反対」と飛躍した主張をする人がいます。彼らは集団的自衛権の行使が戦争抑止力になりうるなど、自分の考えとは異なる主張には耳を貸しません。

それは、「思い込み」「固定観念」が邪魔し、論理ではなく感情で反応しているからです。

そのほか、「コラーゲンを食べればお肌ぷるぷる」と思い込んでいる人もいますが、これも誤りです。
コラーゲンはアミノ酸に分解され吸収されますが、皮膚だけではなく、内臓や筋肉など、様々な細胞のもととなり、直接皮膚の合成になるとは限らないからです。

髪の毛を食べれば毛が生えるわけでもないし、レバーを食べれば肝臓の調子が良くなるわけではないのと同じです。

これらは一例に過ぎませんが、本書では「お金」の面について、そうした根拠のない常識を疑うことから始めましょう、というのがメインテーマとなっています。

そもそも自分が持っている常識は、いったいどこで誰から学んだのか。
すると、特に誰から学んだわけではなく、さらには、自分で直接経験し実感しているわけでもないことに気が
つきます。

私たちは、日本に生まれて数十年もの間、日本の常識に浸って生きています。
子供の頃は親、学校の先生、クラスの同級生。
社会に出れば上司や先輩、同僚、そして新聞、雑誌、テレビ、インターネット上の膨大な情報……
そういうものに囲まれているうちに、「日本人の常識」という分厚い膜に覆われていきます。

つまり、なんとなく目や耳に飛び込んでくる断片的な情報をもとに、価値観が形成されていることも多いのです。

国家は私たちから税金や社会保障費を取ろうとする。
企業は私たちから商品・サービスを買ってもらおうとする。
メディアはある出来事を全体のように報道し、私たちの不安を煽る。

みんな自分の立場がある。
発信される情報は、発信者が有利になるように加工されている。
客観的な情報などなく、すべてがポジショントークなのです。

そんな自分で真偽の確認もできていない常識、他人がつくった常識に従って生きているとすれば、お金が
増えるどころか、減ってしまう可能性のほうが高い。
だから、他人や企業や社会が唱える常識や、それに基づく自分の固定観念から脱却しようとする姿勢が必要です。

以前、「2030年の社会」というコラムをご紹介しましたが、http://allabout.co.jp/gm/gc/457459/
リーマンショック、アベノミクスなど、パラダイムシフトを起こす出来事・きっかけはこれからもやってきます。
そんな時代の変わり目において、風はどう吹いているのか、潮目はどう変わろうとしているのかを捉え、経済的に有利な選択をするには、常識を疑ってみることです。

本書はそのきっかけになれればと思い、様々な経済・お金のトピックについて、過激に振った主張を展開しています。(「貧乏人が激怒する」というタイトルはそのためです^^)

文庫になり値段も安くなっていますので、前作を読まれていない人は、ぜひぜひよろしくお願いします^^

「新版 貧乏人が激怒する 新しいお金の常識」(光文社)
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○2016/1/16 個人投資家 午堂登紀雄の投資日記 Part2 in名古屋
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○2016/1/23 個人投資家 午堂登紀雄の投資日記 Part2 in横浜
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○2016/2/13 資金70万円から始める「都心マンション投資」徹底理解セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/160213/

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お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」(学研パブリッシング)
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2015年11月25日

最新刊「やる気が出るスイッチの入れ方」発売

最新刊
やる気が出るスイッチの入れ方 (ロングセラー選書 仕事とお金) -
やる気が出るスイッチの入れ方 (ロングセラー選書 仕事とお金) -
が発売になりました。

といっても、実は2010年に同じWAVE出版から刊行された、「やる気がなくてどうしようもない僕を救ってくれる本〜ダメな日の「やる気」復活トレーニング」がベースになっています。

これは、過去に発売された単行本の中から、編集部が「埋もれさせるのはもったいない良本」と判断したものをコンパクトに編集し、価格を下げて発行するシリーズだそうです。

自画自賛で恐縮ですが、チェックのための原稿を読みながら「我ながらいいこと書いてる!」と感じました(笑)。
これは絶版にするのはもったいない!WAVE出版に感謝!

というわけで、「はじめに」と「おわりに」から引用し、本書の概要をご紹介します。

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本書は、やる気がなくなったときに、瞬時にやる気を出す方法を紹介した「やる気のカタログ」です。

やる気が出ないとき、落ち込むときがあるのは、誰にでもあることです。自然なことだと思います。

僕は周りの人から、「ゴドウさんは、会社の経営をしながら、よくそんなに本を出したり講演したりできますね」と言われることがあります。

しかし、本当は無駄な時間が多く、自己嫌悪に陥ることも多いのです。
なぜ僕がマンガやアニメに異様に詳しいかというと、やる気のない時間が長いため、暇つぶしをしているからなんです。

「なんで僕はこんなにもやる気がない人間なんだろう?」そう思うことはたびたびです。
僕は人並み以上にやる気が起きない、どちらかというと、ダメダメ人間の部類なのです。
今現在も新刊の原稿が進まず、悶々としているのですから(苦笑)

でも、やる気が出ないからといって何もしないでいると、二度と戻ることのない時間、貴重な人生の一部が永遠に失われてしまいます。
それはとてももったいない! 

そこで、人一倍やる気を失くしやすい僕は、失った「やる気」をすぐに取り戻すための方法を数多く試すようになりました。
その中で効果があったものに絞って紹介したのが本書です。

問題なのはやる気を失うことではなく、そのまま何もしないことです。
つまり、やる気を失ったときに、いかに素早く取り戻すかが大切だということです。

なぜ、やる気を出す方法論を学ぶ必要があるかというと、あらゆるスキルや能力の根幹を成すのが「やる気」だからです。

たとえばプロスポーツ選手は、本番での華々しい活躍や才能ばかりがクローズアップされますが、彼らの真髄は、誰も見ていないところでやっている、練習の積み重ねです。

試合で結果が出なければ悩む。マスコミに叩かれればショックを受ける。
コーチに叱られれば落ち込む。これは誰でも同じです。
でも、そこから這い上がる技術を持っているかどうか、が分かれ目ではないでしょうか。

僕が米国公認会計士の試験に1年半で合格できたのは、毎週土日をつぶして1日12時間勉強し続けたおかげです。
そのくらいやれば、ほとんどの人は合格できます。

外資系の経営コンサルティングファームで、昇格しながら4年間続けられたのも、毎日18時間仕事をしていたおかげです。
やる気が出ず、1日10時間労働で帰っていたとしたら、能力的に劣る自分は、とっくにクビになっていたでしょう。

初めて本を出した2006年以降、毎年何冊もの本を出版しているのも、早朝や夜、あるいは週末もカフェにこもり、原稿を書き続けたおかげです。

毎年ひとつは新しい事業をリリースしていますが、ほとんどは失敗です。
それでもメゲないのは、落ち込んだときに復活する方法をもっているからです。

でも僕は、大学卒業時にはどこにも就職できずフリーターでしたし、初めて就職した会計事務所も1年でクビになった人間です。
そんな素質も才能もなく、人見知りで引っ込み思案で口ベタという三重苦を抱える僕でも、ここまで這い上がることができました。

やる気のないときに、いかにやる気を奮い立たせて、一歩でも半歩でも前進するか。
もう1本電話をかける。
もう1件顧客を訪問する。
もう1案コピーをひねり出す。
もう1本メールを書く。
この積み重ねが差を分かつポイントなのではないかと思います。

つまり能力の無さは、やる気をマネジメントすることで(ある程度は)補うことができるということ。
どんなにつらく苦しい状況に直面しても、やる気をマネジメントする技術を身につけることができれば、いつもハッピー。いつもエネルギッシュ。いつでも前に進める。

それって、素敵なことだと思いませんか?


*すぐ効かないと意味がない

本書は、心理学的なアプローチとか、理論の解説とか、難しい話は一切ありません。
モチベーションのメカニズムがわかったとしても、やる気のないときには効かない、というのが僕の実体験としてあるからです。

また、たとえば「タイムマネジメント」や「時間術」などのテクニックも、やる気があるときに有効なのであって、やる気がないときには機能しないのです。
実際、「こま切れ時間を有効に使え」と言われても、落ち込んでいるときはボーっとするしかないですよね。

やる気は突然なくなってしまうものです。
だから、そのときにすぐ役立つものが必要だと思っています。

さらに、やる気というのはとても気まぐれで、昨日はこの方法を試して効いたのに、今日はぜんぜん効かない、ということもよくあります。
やる気をなくした原因によっても、効く処方箋、効かない処方箋もあるでしょう。

だから本書では、理屈ではなく、実際に僕がやって効果があった具体的な方法論だけを、できるだけたくさん紹介しました。
もちろん、本書は僕がやった方法ですから、万人に当てはまるわけではないと思います。
「これはできそう」「これはできそうにない」と、いろいろな感想をお持ちいただくはずです。

そこで提案したいのは、まずは「できそうにない」と感じたことをやってみることです。
なぜなら、今までやったことがないこと、自分にはできないと思っていることをやることが、自分の枠を破る方法のひとつだからです。

もうひとつは、「自分には効かないな」と感じたら、「では、自分はどうするか?」を考え、自分なりの方法論を編み出すことです。
なぜなら、これはどの本にも言えることですが、書いてあるのは著者の個人的な体験や見解であって、「答え」は書いていないからです。

たとえば本書で紹介している、「ビルの明かりを見上げる」というのは、僕に効きますが、「あらあら、みんな大変ね」と感じ、効かない人もいるでしょう。
あるいは、「自分の名前の由来を思い出す」も、僕には効きますが、やはり効かない人もいるでしょう。

スイッチが入る方法は、人によって異なりますから、「自分は何でスイッチが入るか?」をいろいろ試行錯誤する必要があるということです。
そこで、自分なりにアレンジして、あなただけの「やる気が出る方法論」を開発し、ストックする必要があります。

本書は、そのためのヒントになると、自信を持ってお届けします。

そして本書が、読者のやる気を起こすきっかけとなり、それぞれの夢をかなえる原動力になれば、著者として大変うれしく思います。

そうそう、夢に関連してもうひとつだけ、僕の好きな名言をご紹介します。

「寝ている間に見る夢はただの夢。本当にかなえたい夢は、昼間に目を開けて見ろ」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

という内容です。ご興味がありましたらぜひ!

最新刊「やる気が出るスイッチの入れ方」(WAVE出版)
http://goo.gl/DcPyHo



■セミナー・講演情報

○2015/11/28 午堂登紀雄の資産運用戦略 in大阪
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20151128/index.html
私が現在進行形で取り組んでいる内容を、書籍「貧乏人が激怒するグーグル検索だけでお金持ちになる方法」に準じてご紹介します。

○2015/12/12 資金70万円から始める「都心マンション投資」徹底理解セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/151212/
最近私は首都圏の再開発計画をすべて調べましたが、ますます東京での不動産投資は有望だという思いを強くしました。

○2015/12/19 午堂登紀雄の資産運用戦略 in仙台
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20151219/
私が現在進行形で取り組んでいる内容を、書籍「貧乏人が激怒するグーグル検索だけでお金持ちになる方法」に準じてご紹介します。

■有料メールマガジン

「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/m/0001370991.html

現在進行形で取り組んでいるビジネス・投資・節約術といった活動状況を紹介しています。
最新号ではFXのトルコリラ円での予想が的中しました!

■書籍近刊

「グーグル検索だけでお金持ちになる方法
〜貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」(光文社)
http://goo.gl/RNnWdy

「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」(双葉社)
http://goo.gl/ge733R

「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」(KADOKAWA/メディアファクトリー)
http://goo.gl/XeTy23

お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」(学研パブリッシング)
http://ebook.gakken.jp/okane/

『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』(KADOKAWAメディアファクトリー)
http://goo.gl/WX082c

『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』(日本実業出版社)
http://goo.gl/4fVi5l

「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方」〜だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み〜
http://goo.gl/amsCH6
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2015年08月18日

新刊「グーグル検索だけでお金持ちになる方法」発売のお知らせ

最新刊、「グーグル検索だけでお金持ちになる方法〜貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」が発売になりました。
グーグル検索だけでお金持ちになる方法-貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略 -
グーグル検索だけでお金持ちになる方法-貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略 -

検索すればお金持ちになる−−というコンセプトで、ネット検索を駆使して私が新たに取り組みを始めたマネー戦略を紹介しています。
編集者と何度もやりとりし、構想から発売まで、実に1年以上をかけた渾身の作です。
相当面白い本に仕上がった!と、自分では思っています・苦笑


内容は本書に譲り、「はじめに」から一部をご紹介します。

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序――ネットがすべてを可能にします

「15歳の少年が、Google検索とWikipediaを駆使し、難病のガンを早期発見する画期的な方法を発明した」という話をご存知でしょうか。

2013年のことですが、かなり話題になったので覚えている人も多いと思います。
それは、ざっと次のような内容でした。

――アメリカ・メリーランド州に住むジャック・アンドレイカ君は、13歳のとき、叔父のように慕っていた友人を膵臓ガンで亡くした。

悲しみに暮れたジャック少年は、それをきっかけにネット検索で膵臓ガンのことを調べ始める。
そして、膵臓ガンの検査は800ドル(約10万円)もかかるうえ、精度が低く、30%以上を見落としていることを知る。
ジャック少年は「もっといい方法があるはずだ」と信じ、さらに検索を続けた。

膵臓ガンを発見するには、血液中のごく少量のタンパク質の発生量を調べなければならない。
そこで彼は、膵臓がんに特有のタンパク質8000種をリスト化した資料をネット上で見つける。
そして彼は「この中のどれかが膵臓ガンを見つけるバイオマーカー(目印)になる」と考え、その1つひとつを検索して調べることにした。

そんな気の遠くなるような作業を続け、4000種ほどの検証を終えたころ、ようやく目印となるタンパク質を見つけた。
そこから先は実際の検証実験が必要なため、彼は膵臓ガンを研究する200人の研究者を調べ、検証を依頼するメールを出した。

そのうちの199人からは断られるが、1人だけ「私のところで手助けできるかもしれない」という返事をくれた研究者がいた。
そして、ジョンズ・ホプキンス大学で検証の場を得た彼は、試行錯誤の末、ついに16歳になる直前、従来より安価で精度の高い膵臓ガンの発見法を開発した。

その方法を使えば、1つの小さな検査紙で 費用は3セント(約4円)、わずか5分でテストできるという。
従来の方法と比べると、168倍速く、26,000分の1以下の費用、400倍の精度で検査できることになる。
そしてこの方法は、すい臓ガンだけでなく、他のガンやHIVなどにも転用が可能としている。

彼はインテルが設立するGordon E. Moore Awardを受賞し、75,000ドル(約900万円)を獲得。
その他にも多数の賞を受賞し、10万ドル以上の賞金を得た。賞金は学費に使用するという――。

という話です。

このジャック・アンドレイカ君は後日、世界中の注目を集めるプレゼンイベント「TEDカンファレンス」に登壇してプレゼンを行っています。
(キーワード「ジャック・アンドレイカ」で検索すればその動画が見つかります)

そのプレゼンの中で、彼が次のように語っていたのが印象的でした。

Through the Internet, anything is possible.
「ネットがすべてを可能にします」

そして彼は最後にこう締めくくります。

「ネットはふざけた写真をアップすること以外にも、もっと別の使い方がある。そしてそれは、世界を変えていけるかもしれないと気付いたんだ」
「すい臓ガンが何かすらわからなかった15歳の少年が、新しいすい臓ガンの検査法を発見できたとしたら、皆さんなら何ができるか想像してみてください」
(出典「TED日本語」)


拙著『貧乏人が激怒する』シリーズはこれまで2冊が刊行されています。

第1弾『新しいお金の常識』では「常識を疑う」方法を、
http://goo.gl/epeYT
第2弾『ブラック日本の真実』では「情弱から脱出する」方法を解説しました。
http://goo.gl/iibQXi

そして、シリーズ第3弾となる本書では、「検索すれば未来は開ける」というテーマで、ジャック君が医療で活用した方法を、自分の生活を豊かにするために使おうと提案しています。
つまり、「ネット検索し」「それをもとに考え」「行動する」ことで、自らをお金持ちに導こうというものです。

お金を増やす方法として、私はこれまで「国内・海外の不動産投資」「FX」「商品先物取引」や、起業などを中心に紹介することが多かったのですが、やはり「ハードルが高い」という感想をいただくことが少なくありませんでした。

しかし本書で解説しているのは、誰でも簡単に実現可能で、「資金的なハードルも低い」方法ばかりです(と自分では思っています)。
もちろん、まったくの資金ゼロというわけにはいきませんが、リスクも最小限に抑えて効果を得られるものです。

これら方法論は「相手の力を利用して稼ぐ」ということを基本的な考えにもとづいています。
それは、国や企業がつくった仕組みにうまく乗る、あるいはそのひずみを捉えて利益を得るということです。

インターネット、そしてグーグルに代表される「検索エンジン」は、その仕組みやひずみを見つけ、弱者が這い上がるための、強力な武器。

その武器は、世界中で売れたトマ・ピケティ教授の経済書「21世紀の資本」の中で述べられている「経済格差は拡大し、富は財産を持つ上位1%に集中していく」という理論すら覆す力を、個人に与えてくれます。

「検索」を駆使することで、誰でも経済的にハッピーな人生を切り開くことができるのです。


・未来予測への姿勢が今後の人生を左右する

これは個人的な考えですが、私は「未来を想像し、それに備えよう」とする意識の差が、2020年以降の私たちの生活において、大きな“差”を生むだろうと思っています。
“差”というのは、本書及び本シリーズのテーマでもある経済格差のことです。

本書のタイトルに「2020年」という数字が入っていますが、これはアベノミクスと東京オリンピックで活況に沸いている“いま”のうちに何らかの手を打っておかないと手遅れになるかもしれない、という私自身の焦りがあるからです。

ご参考までに、私がオールアバウトで書いた「2030年の社会はこうなる」をご覧いただければ、私が何に焦っているか、おわかりいただけると思います。
http://allabout.co.jp/gm/gc/457459/

もちろん、時代は刻々と変化し、チャンスの質・種類・幅も、個人ができることも変わるため、選択肢も対処法も刻々と変化していくと思います。
未来を完璧に見通すことはできませんし、予測はあくまでも仮説に過ぎないですから、外れることもあるでしょう。
だからといって「環境変化が激しく、予測してもハズレるから無意味」ということではありません。

そもそも仮説(予測)がなければ、何ごとも行き当たりばったりになってしまいます。
それでは政府・企業・メディアなどが作り出した情報に振り回され、ムダにお金を失ってしまうかもしれない。

あるいは何らかの兆候が表面化して、皆が動き始めてからでは、ゴールデンウィークや盆暮正月の渋滞した高速道路のように、大衆の渦に巻き込まれて身動きがとれなくなります。

しかし意識して「先を読もう」とすれば、仮にその予測が外れても、少なくとも不利になる状況は避けられるはず。

もし実際に起こったら起こったで、より自分を有利にできる可能性が高まる。。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ネット上にはたくさんの宝が眠っています。
これを掘り起こす「検索」こそ、私たちの人生をより良くしてくれます。
本書は、必ずその一助になるはずだ、と思っています。

「グーグル検索だけでお金持ちになる方法〜貧乏人が激怒する2020年のマネー戦略」
http://goo.gl/RNnWdy


■セミナー・講演情報


○8月30日(日)「ローン0円住宅 実践セミナー」
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150830/
業者探し、土地探し、収支シミュレーションを実践できる内容のセミナーです。
インターネットを使った検索・計算なので、自宅で机に座ったままできる方法です。

○9月5日(土)「個人投資家 午堂登紀雄の投資日記」
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20150905/index.html

○9月19日(土)「資金70万円から始める都心マンション投資徹底理解セミナー」
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150919/


■最新書籍

「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」(双葉社)
http://goo.gl/ge733R

「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」
(KADOKAWA/メディアファクトリー)
http://goo.gl/XeTy23

■有料メールマガジン

「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/m/0001370991.html

■書籍近刊

お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」(学研パブリッシング)
http://ebook.gakken.jp/okane/

『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』(KADOKAWAメディアファクトリー)
http://goo.gl/WX082c

『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』
(日本実業出版社)
http://goo.gl/4fVi5l

「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方」〜だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み〜
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2015年07月14日

新刊「ローンゼロ円住宅のつくりかた」

知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた -
知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた -
が発売になりました。

これは、賃貸併用住宅&太陽光売電の組み合わせで、マイホームのローン返済額をゼロにしようというものです。

「はじめに」「おわりに」から抜粋して、本書の背景や発想をご紹介します。

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私がマイホームゼロ円住宅を建てようと考えたきっかけは、子どもの誕生でした。

私はずっと賃貸暮らしのほうがラクでいいやと思っていました。
収入や職業、家族構成など、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるからです。

また、家の資産価値かどうなるか、修繕をどうするか、自然災害による滅失といったことをまったく考える必要がなく、不便だと思えば引っ越せばいいだけ。

自分の都合に合わせて住居を変えることができるのは、自由への大きな一歩でもあり、それには賃貸のほうがいい。

しかし、子どもが生まれたことで考え方が変わりました。

自分の子どもの子育てと教育をイメージしたとき、小さいうちは一緒に散歩したり、キャッチボールやバスケをしたり、山や川など自然の多い環境の中で多種多様な刺激を与えたい。

これは自分の経験の投影でもあります。

私が生まれ育った岡山の実家は、電車すらない田舎町。
小さな頃から山を駆けまわり、海で遊んできた。
また、自然という人工的でも画一的でもない、多種多様な刺激に触れてきたことが結果としてよかったのではないか・・・と、勝手に思っています。

だからというのは自分の価値観の押し付けなのですが、小さいうちは、やはり五感の感受性を高める教育をしたいな、と常々思っていました。

しかし現在の都心のマンションは、夫婦二人の仕事の面では非常に便利ですが、公園などは少なく、交通量は多い。
つまり、子どもと一緒に遊ぶにも自然にアクセスするにも、立地面でのハードルが高い。

また、子どもは3人ほしいと思っているのですが、都内で広いマンションを探すと家賃が結構高いものです。

たとえば月20万円の家賃で10年間住み続けると、20万円×120ヶ月で1440万円。
2年ごとの更新料や保証料、火災保険料を加味すると、1600万円。
この費用は垂れ流されるだけで、何も残らない。
これはもったいない。

かといって、ただマイホームを買って住宅ローンを抱えるくらいなら、やはり賃貸のほうがいい。
そこで、家賃をいかにムダにせず、自分が望む子育て環境を手に入れるかを考えていました。

そんなときにひらめいたのが、賃貸併用住宅です。

相続対策としては注目されつつありますが(賃貸住宅は相続税評価額を減額する効果があるため)、まだ知っている人はあまり多くないようです。

また、住宅展示場で他の来場客の様子を見ていると、「自分には関係ない」と、最初から検討対象に入っていない人も少なくない印象です。

しかし、私たちの給料はなかなか増えない時代となり、またそれが35年も続く保証はどこにもありません。
そんな不透明な環境下で、家賃がゼロ、住宅ローンがゼロになるというのは、家族の可能性を広げる住まいのあり方ではないかと私は考えています。

というのも、家計の支出の多くを占める住居費がなくなれば、その分、他のことにお金を振り向ける余裕が生まれるからです。

仮に家賃や住宅ローンを毎月10万円払っているとして、それがゼロになれば、浮いた10万円を教育やレジャーなどに使うことができ、活動範囲も広がるでしょう。

また、「住宅ローンがあるから」という理由で躊躇しがちな、たとえば転職や起業などの選択肢も、選べるようになります。
職業の変化、家族の変化、周辺環境の変化などで今の家が不便になっても、自宅部分を貸せば完全にプラスの収入になるので、引っ越しへの心理的ハードルも低くなる。

確かに不動産投資と同じリスクを抱えるものの、持ち家のリスクを軽減し、自らの経済状況を改善させることができる・・・。

これらは、普通に家を建て、普通に住宅ローンを返済している普通の人と比べて大きなアドバンテージであり、魅力のほうがまさっていると言えるのではないでしょうか。

もちろん、家に対する想いは人それぞれだと思いますので、この方法がベストなどと言うつもりはありません。

それでも本書が、多様な家の持ち方を考えるきっかけになれば、著者として大変うれしく思います。

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「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」
http://goo.gl/ge733R


本書では、購読者無料特典があり、本文に挟み込まれているチラシに記載されているキャンペーンURLからアクセスすると、本文に入れられなかった次の内容をPDFで無料ダウンロードできます。
↓↓↓↓↓
<特典目次>

今、家を買ってもよいのか?
購入か賃貸か
「先行き不透明な時代だから、ローンを組んでまで買う必要はない、は本当なのか?
不動産価格は「まだ下がる」のだろうか?
「公示地価」「路線価」は売買の参考になるのか?
「地価が下がれば損をする」のだろうか?
「不動産はインフレに強いから」は本当か?
いつが買い時か?
マイホームは世界共通の資産形成法
賃貸物件と比較した持ち家の優位性
賃貸か、購入かに縛られすぎない
賃貸を人生の一部に組み込む
将来イメージを明確に描くほど、家に対するニーズが見えてくる
マンションと比較した戸建て・賃貸併用住宅の優位性
@独立した居住空間とプライバシー確保
A管理にかかわるコストと手間
B間取り・設備・仕様の自由度
ローンで注意すること
個人信用情報のキズに要注意
自分の与信枠を何に使うのか
分離発注(コンストラクション・マネジメント)でコスト削減
よい家を安く建てるコツとは?
自販機設置でさらにプラス収入
賃貸募集はネットとターミナル駅の両方で

「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」
http://goo.gl/ge733R


■8月8日 ローン0円住宅 実践セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150808/

このセミナーでは、上記の書籍で紹介した内容を実践するため、私が実際に取った手順を実演します。
インターネットを使った検索・計算なので、自宅で机に座ったままできる方法です。

業者探し
土地探し
キャッシュフロー計算
ローン審査

で、ほぼ勝負が決まってしまいます。
そのポイントを外さない検討方法をお伝えしたいと思います。

8月8日 ローン0円住宅 実践セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150808/



■FXスクール

私の友人の起業家チームが、FXのトレードスクールを開校しました。

ゴールドサインFX
http://no1solution.biz/ad/977/294383

ウェブサイト自体は怪しいですが、内容はまともです(笑)。
その友人も元々はサイバーエージェントFXにいた人物で、FXを通じて仲良くなったのです^^

私のFX経験はすでに10年になりますが、乱高下する相場でしか通用しない手法なので、実は1年の半分程度の期間しかトレードしていません。

以前からご紹介しているトルコリラ/円も、絶好のチャンスとして今春からやっていますが、ギリシャや中国市場の問題が落ち着けば、トレードチャンスはなくなります。
実際、44円台、45円台前半で仕込んだポジションも含み益が出ていますが、これ以上上昇すると、やはり怖くて手が出せない。

そんな場合でも方向性を読み、継続的に利益を上げていくには、やはり他人のトレード手法を学び、実践し、自分流にアレンジし、腕を磨いていく必要があります。

そして、収入源を多様化させる。

私も日々、修行中です。


■その他のイベント情報

○7月15日(水)「円安増税時代の資産運用術 さきよみ投資術」in大阪
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20150715/index.html

○7月25日(土)「都心マンション投資」徹底理解セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150725/
東京都心の区分マンションに投資するためのセミナーです。


■最新書籍

「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」
(KADOKAWA/メディアファクトリー)
http://goo.gl/XeTy23

■有料メールマガジン

「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/m/0001370991.html

私が買っている投信などの銘柄、現在進行形で取り組んでいる運用・節約術といった活動状況も公開しています。

■書籍近刊

お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」(学研パブリッシング)
http://ebook.gakken.jp/okane/

『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』(KADOKAWAメディアファクトリー)
http://goo.gl/WX082c

『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』(日本実業出版社)
http://goo.gl/4fVi5l

「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方」〜だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み〜
http://goo.gl/amsCH6
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2015年06月18日

新刊「夫婦で年収5000万円になる方法」発売

世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法 -
世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法 -
6月19日に新刊「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」(KADOKAWA/メディアファクトリー)
が発売になります。

内容の一部を「まえがき」から抜粋してご紹介します。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
僕は現在43歳、妻は32歳、そして2014年に生まれたばかりの息子の3人家族です。
僕たち夫婦は、結婚・出産を経ても、ずっと共働きをしています。

結婚してからというもの、特に彼女のほうの仕事の幅が広がり、出産後も収入は落ちるどころか、ますます増えています。

僕自身も会社を分社化して1人となり、ネットで完結できる仕事に軸足を移してからは、手取り収入もぐっと増えました。

僕は僕の仕事、妻は妻の仕事を持っていますが、それ以外に共同でやっているビジネスもあり、世帯で3つの職業を持っています。
具体的には、僕が不動産売買の仕事、妻が企業研修や講演の仕事、そして夫婦で協力しながらやっているのが、ボイストレーニングスクールの運営です。

といっても僕は現在は専業主夫。多忙な妻に代わり、僕が家で子どもの面倒を見ています。
その自由な時間を使ってこうして原稿を書いたり、新しい事業の企画を考えたり、ネットトレードをしたりしています。
でも好きでやっているので、「仕事をしている」という感覚がありません。講演やセミナーなどは自分が拘束されるため「仕事」ですが、ほかの業務での体感実働はほぼ「ゼロ」です。

それはなぜかというと、夫婦ともに自営業で、仕事が趣味、趣味が仕事のような感じでやっているからです。
たとえば趣味のプラモデルを作るのに「努力した」とか「やらねばならない」という感覚は持たないですよね。むしろ嬉々として没頭するはず。
女性でもデパートで買い物をするのが好き、という人は多いでしょう。でも「あ〜明日はショッピングか〜、憂鬱だな〜」とか、「ショッピングをがんばった」とかは思わないはずです。

僕たちの仕事もそういう感覚です。楽しくて仕方ない。やりたくて仕方ない。だから「働いている」「やらなきゃいけない」という実感がない。

そしてこうした働き方は、誰にでもできる時代になりました。
なぜなら、「ビジネスを始めるハードルが劇的に下がっている」からです。
もはや起業するのにオフィスも従業員もいらない。お金もいらない。法人を作らなくてもいい。完全リスクフリーでスタートできます。

それを支えているのがインターネット。ネットはビジネスの加速装置であると同時に、自由へのツールでもあります。
ネットにつながったパソコン1台さえあれば、いつでもどこでも仕事ができる。毎日同じ時間に同じ場所に通うこともなくなる。

ネットをうまく活用すれば、どこでもビジネスができる。これは特に女性にとっても大きなメリットです。
たとえば会社を辞めて専業主婦だった女性が仕事に復帰しようと考えたとき、子どもが小さいうちは、フルタイムの正社員として働くのは難しいこともあるでしょう。
会社に時短制度があるとか時短勤務が認められている職場ならともかく、そうでないなら、子どもが熱を出した、カゼをひいたという場面に対応しにくい。

そのため「ちょっとだけ働きたい」という人が思いつくのは、「パートに出ようか」ではないでしょうか。
もちろんそれもアリなのですが、ネットを使えば「好きなときに好きな場所で好きな時間だけ働く」ということが可能です。
だから「自宅で子どもを見ながら働く」「子どもを散歩させながら働く」のもOK。
つまり、「正社員がムリならパート」しか選べなかった就業機会に、もう一つの選択肢が加わるということです。

私の妻も、仕事の道具は基本的にアイフォンだけです。
打ち合わせはもちろん、メールや書類作成、スクールの予約管理、ブログやフェイスブックの記事更新などなど、すべてをこれ1台でこなしています。
スケジュールの共有はグーグルカレンダー、集客のツールであるブログやフェイスブックへの書き込みもスキマ時間を使って。

さらに妻の場合、テレビ出演のきっかけは、ブログでせっせとレッスン風景の記事を書いていたのを、番組制作会社のリサーチャーが見つけて連絡をくれたから。そんなふうにデビューするなんて、昔はありえなかったでしょう。
つまりインターネットは、女性の能力を開花させるツールでもある。これを活用しない手はないと思っています。

そしてネットを使いながら夫婦で一緒にビジネスをするのは、とっても楽しいことです。
たとえば何かを始めるときも、一人では心細くても、二人なら心強いでしょう。壁にぶつかっても、二人なら知恵が出てくる。共通の話題となり、会話が増える。

苦労も一緒に乗り越え、邁進しているというプロセス、達成するという喜び、そうした体験すべてを共有できる。そうした両親の姿を子どもたちが見て育つ・・・。
そんな関係を夫婦でつくっていけるのも、ファミリービジネスを持つことのメリットのひとつです。そしてもちろん、収入をアップさせ、家計のパイを広げ、できることの幅を広げていくことも。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

という感じですが、事業のネタ探しから立ち上げ方、リスク
への対処法など、夫婦起業にあたって必要な基本を網羅した
内容になっています。

もしご興味あればぜひご覧いただければと思います。

「世帯年収600万円でも諦めない! 夫婦で年収5000万円になる方法」
(KADOKAWA/メディアファクトリー)
http://goo.gl/XeTy23


さらに自由に稼ぐという視点においては、

「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方」
〜だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み〜
http://goo.gl/amsCH6

でも詳しく書いてありますので、合わせてご参照いただけると
うれしいです。


■インタビュー配信

また、本書の出版に先立ち、「辻ちゃんねる」という音声配信サービスのゲストとして、妻の秋竹朋子と夫婦それぞれインタビューを受けてきました。
http://mail.crossmom.net/tsujich003

「 辻ちゃんねる」とは、辻 稔子さんが運営しているもので、お金の流れが舞い込む人の思考を知るという音声セミナーです。

辻 稔子さんは、幸せなお金持ちを目指されている女性で、ニューリッチと評されるようなお金持ちや一代で成功者となられた方に、聴きたいことを聴きたいだけ聴けたらいいなぁ!という発想から、始められたそうです。

インタビューでは「日々のお金の管理」や「資産運用」をはじめ、夫婦で稼ぐということ・家事や育児の役割分担・子育ての方針などについて質問されるまま、赤裸々にお話しています。

こちらも、もしご興味があればぜひ^^
http://mail.crossmom.net/tsujich003


■FX

前回のメルマガでもご紹介したトルコリラ/円でのトレードですが、イフダン注文による45.0円、45.2円、45.1円で持ったポジションが、45.5で約定。
またもや大きな利益を得ることができました。

この理論についてはこちらで詳述しています↓
「オキテ破りのFX投資で月50万円稼ぐ!」(ダイヤモンド社)
http://goo.gl/mnvtk


■その他のイベント情報

○6月20日(土)「円安増税時代の資産運用術 さきよみ投資術」in金沢
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20150620_2/
金沢で講演します!

○6月26日(金)19:00〜「出版記念パーティー」 in大阪
http://ameblo.jp/tomokoakitake/entry-12033155361.html
6月19日発売の新刊「夫婦で年収5000万円になる方法」を記念し、大阪でパーティーを開催します。
東京から担当編集者を招きますので、人脈作りにもぜひ^^

○6月27日(土)「ウルフ村田・午堂登紀雄が語る投資戦略とは?」in大阪
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20150627/
あのウルフ村田さんとの講演を大阪で開催します。

○6月28日(日)「共働きのすすめ」
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1067162.html
新刊「夫婦で年収5000万円になる方法」に合わせての講演です。

○7月25日(土)「都心マンション投資」徹底理解セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150725/
東京都心の区分マンションに投資するためのセミナーです。


■最新書籍

「知っている人だけ得をする ローン0円住宅のつくりかた」(双葉社)
http://goo.gl/ge733R


■有料メールマガジン

「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/m/0001370991.html

私が買っている投信などの銘柄、現在進行形で取り組んでいる運用・節約術といった活動状況も公開しています。


■書籍近刊

お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」
(学研パブリッシング)
http://ebook.gakken.jp/okane/

『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』
(KADOKAWAメディアファクトリー)
http://goo.gl/WX082c

『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』
(日本実業出版社)
http://goo.gl/4fVi5l
posted by 午堂登紀雄 at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月29日

新刊「お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」

またまた炎上しそうな刺激的な新刊が発売になりました。

「お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」(学研パブリッシング)
http://goo.gl/aGgBgt

特設サイト
http://ebook.gakken.jp/okane/

なぜ炎上しそうかというと、キレイ事ではなくズバリと、それをかなり刺激的な表現を使って書いているからです。
学研パブリッシングでの前2作同様、「だ・である調」の言葉遣いなのも影響しているのでしょう。

本書は「お金を増やすための非常識な発想」を紹介した本で、「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」
http://goo.gl/fxzRDe
の第二弾的な内容になっています。

「はじめに」をご紹介します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
お金が増える人が、やめたこと

私たちの給料はなかなか増えない時代に突入した。
その大きな理由のひとつに、日本の人口構造に原因がある。

そもそも企業は、売上が増え、利益が増えなければ、今よりも給料を上げることはできない。
しかし少子高齢化が進むと、最もお金を使ってくれるはずの現役世代の人口が減り、お金をほとんど使わない高齢者が増えることになる。

実際、高齢者が家やクルマを買い換えたり、フレンチレスランに行くという頻度は、現役世代よりはぐっと減るだろう。

つまり日本で現役世代向けに商売をしている企業のほとんどは、今後斜陽化するリスクにさらされるということだ。 
つまり私たちは、高度成長期とは正反対の、下りのエスカレーターに乗せられているようなものだと言える。
能力がある人間はその流れに逆らい上っていけるが、凡人が何もしなければ、下流へ下流へと追いやられる。

だが、そんな中でもチャンスをモノにし、収入を増やしている人たちがいる。
どんな人たちか。

それは「なんとなく」をやめた人たちである。

たとえば携帯電話の新規契約や機種変更をするとき。
料金体系は複雑で、どのプランを選べば自分はトクになるのか、すぐには判別できないようになっている。

さらには、最初だけ「サポートパック」などの附帯サービスを付けなければならず、契約して1か月経たないと解約できないというものまである。
そんなとき、面倒くさいから「もういいや」などと店員のオススメのとおりに選んだり、ほったらかしにしたことはないだろうか。

確かに考えなくていいのでラクだが、それでは「賢い人たち」の思うツボだ、というのはおわかりいただけると思う。

このほかにも、なんとなく払い続けている生命保険や医療保険、昔からなんとなく使い続けている同じクレジットカード、なんとなくコンビニで新商品を買う……。
普通に生活していても、その「なんとなく」のおかげで、知らない間に相当の額のお金が消えていくことがある。

つまり、お金を遣うことの目的と意味を考えないで、何事においても「なんとなく」という惰性で行動すると、お金を失いやすいのだ。
そうやって多くの「考えない人たち」が、「賢い人たち」のつくったビジネスの仕組みに取り込まれ、お金を吸い上げられている。

なぜなら賢い人間とは、お金を集める仕組みを次々と考え出す人種だからだ。
彼らは、より利益率の高いものを、よりたくさん買ってもらえるような仕組みを考え、私たちに差し出す。

それによって、お金は彼らに集中する一方で、ただの消費者はますますお金を失っていくというスパイラルが続くことになる。
つまり貧しい人は無意識のうちに、お金持ちがますますお金持ちになるよう手伝いをしているということだ。

■お金持ちは、何でも深く考える

では我々はどうすれば、お金が増える人になれるのか。
なによりもまず、思考と行動を変えていくことだ。

その手っ取り早い方法としては、お金が増える人、つまり「お金持ち」の真似をすることだ。

お金持ちは、表面上はただなんとなくお金が増えていったように見えるが(実際にそう主張する人もいる)、その行動の裏には、お金が増える思考と意思決定を無意識のうちに積み重ねてきている。
彼らは消費者としての視点だけでなく、供給者の視点からも物事を見ることができる。

価値と価格を計測し、つねに合理性を追求した判断をする習慣を持っている。
人よりも多く深く多面的に考え、人よりも多く速く徹底して行動を起こした結果としての今がある、ということだ。

そこで、彼らの思考と行動を知り、自らに取り入れようとすることが、私たちが「一般人」から「お金持ち」にランクアップするためのきっかけとなる。

しかしここで悩ましいのは、先祖代々の資産を引き継ぐ“世襲”の富裕層や、度を越したスーパー大金持ちの主張はあまり役に立たない場面があることだ。
豊かな人間のやることはとにかく余裕があり、凡人が真似しても再現できない、あるいは結果に結びつきにくいキレイ事も多い。

そこで注目したいのが、「成金」と呼ばれる人々の思考と行動だ。
一代で財を成した富裕層も、最初は凡人からのスタートだったはずだ。
そこから収入を増やして成金になり、それが続いた結果として富裕層になっていく。
つまり、いきなり富裕層を目指すのではなく、その途上にある成金を目指そうということ。

富裕層が富裕層になっていく過程でやっていること、考え方を学ぶほうが、凡人の私たちには応用価値が高いだろう、という発想だ。

■凡人の思考のフレームワークを捨てろ

私は投資家であり経営者でもあるため、やはり投資家や経営者の知り合いが多く、彼らは現役でバリバリ仕事をし、ガンガン収入を増やしている。
年収2千万、3千万は当たり前、中には一人で年収1億以上稼いでいる人も数人いる。
彼らに共通していることは、「思考停止していない」ということ。

凡人たちが「なんとなく」持ち続けている、「常識」「惰性」「見栄」「慣習」「その場しのぎ」という思考パターンを完全に捨てている。

私たちを縛る固定観念や先入観、見栄や根拠のない道徳観によるお金の呪縛から解放されたとき、お金持ちに続く階段が見えてくる。

本書では、比較的身近と思えるテーマを挙げつつ、お金が増える人、消える人という対立軸を用いて、お金持ちの思考術を紹介した。
書籍として面白く読めるように、という構成上の演出だが、中には「それは違うんじゃないか」と感じるものもあるかもしれない。

だが、「今の自分が持っていない思考体系・行動体系」を手に入れることが、自分を変え、状況を変え、収入を変えることになるはずだ。

「この話が物語る本質は何か?」「自分にはどの場面で応用できるか?」「自分にとっての合理的な判断軸は何か?」を考えるきっかけとなれば、著者冥利に尽きる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

という感じです。
本書の中から3つのトピックをオールアバウトに掲載しました。(文体はですます調に変えています)

1、増税でモノが安くなる?金持ちの買い物の仕方!
http://allabout.co.jp/gm/gc/454899/

2、想像力が無い人が貧乏になる理由とは
http://allabout.co.jp/gm/gc/454900/

3、お金持ちになりたいならダサい方を選べ
http://allabout.co.jp/gm/gc/454901/

こういう調子で約40項目について発想法を紹介しています。

また、特設サイトが完成し、無料版もダウンロードできます。
http://ebook.gakken.jp/okane/

さらに紙の書籍の購読者には、無料特典があります。
学研パブリッシングでの前2作品
「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」
http://goo.gl/fxzRDe
と、
「30代で年収3000万の人は、いつも何を話しているのか?」
http://goo.gl/tQ71P6

のそれぞれ1章分がタダでプレゼント(PDFダウンロード)がありますので、おトクです(笑)。
詳細は、本文に挟み込まれているキャンペーンハガキをご覧ください。
posted by 午堂登紀雄 at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月18日

新刊『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』発売のお知らせ。

新刊のお知らせです。

お金持ちが財布を開く前に必ずすること -
お金持ちが財布を開く前に必ずすること - 』(KADOKAWAメディアファクトリー)

が発売になりました。

これは私が今までいろいろなところで情報発信してきた、お金を使うときの判断軸の集大成とも言える本です。
ご興味がありましたら、ぜひ書店で手にとっていただけるとうれしいです。

「はじめに」の全文、目次、そして購入者特典のプレゼント企画をご紹介します。


■はじめに 有意義なお金の使い方は有意義な人生になる

「何に使ったか覚えていないけど、給料日前にはいつもお金がない」
「1年以上着ていない服、履いていない靴がある」
「クローゼットの中は使わなくなったモノでいっぱい」
「いつもお金が足りない」

といったことはないでしょうか。

もし「あるある」と思われるなら、それは何も考えずに財布を開いている可能性があります。

ただ「欲しいから」という感情だけでお金を使うと、企業のマーケティングにうまく乗せられてしまいます。
私たちは毎日会社で、いかに会社が儲かるか、知恵と工夫を重ねているでしょう。
それはつまり、生活者である私たちの財布を開かせようとする行為そのものです。

私たちが仕事で努力をすればするほど、様々な商品・サービスが欲しくなるというプレッシャーが強くなる。
自分がお金を使うときの軸を持たず、供給側の動機も知らなければ、際限なく欲しいものが増えていきます。

一方、お金持ちは財布を開く前に、必ずあることをしています。
それは、「それを買うことに、いったいどんな意味やメリットがあるのか?」といった基準に照らして考えるということです。

これは出費に対するリターンを期待するという行為であり、すなわち「投資」的な発想で彼らはお金を使っているということです。
そこには当然、先ほどの企業の狙いやマーケティングを理解して判断することも含まれています。

よく、「元がとれる・とれない」「ペイする・しない」という言い方もされますが、バイキングで元を取ろうと食べ過ぎて苦しくなる、という強欲さではなく、もっと冷静で合理的な発想です。

そこで私たちもお金持ちの発想にならい、財布を開く前の視点の一つとして、「それは投資か?それとも消費か?」という判断軸を提案したいと思います。

まずは「かわいい」「かっこいい」「便利そう」「簡単そう」「おいしそう」「楽しそう」といった、感情による判断軸を捨てることです。
そう感じること自体は自然なことですが、それですぐに商品をレジに持って行って財布を開く、あるいは購入ボタンをポチッと押すのではなく、いったん立ち止まる。

欲しいという感情が起こったら、「これは自分にとって投資になるのか、あるいはただの消費になるのか」をいちいち考える。

そして、「これは投資になるだろう。その理由は・・・」と合理的な根拠が見つかるもののみにお金を支払う、という発想の提案です。

消費になる、とは「使ったお金はただ消えてなくなるだけ」「楽しかったけど、ただそれだけ」「買うことで自分が満足して、それで終わり」「欲しいから買った。ただそれだけ」というもので、自分の人生に特に前向きな変化を与えないお金の使い方を指します。
 
投資になる、とはあなたの人生に「リターン」という果実をもたらす使い方です。
「お金が増えた」という直接的な成果だけでなく、「能力が高まった」「人脈が増えた」「信用が増えた」など、自分の人生の可能性が広がる結果をもたらしてくれる、というのがここでいうリターンです。

もちろん、感情による判断を完全に否定するものではありません。
すべてに合理性のみで追求しようとすると、あまりにも味気のないお金の使い方になってしまう。
かといって感情による判断の割合が多くなると、冒頭のような状態に陥りかねない。

そこで、出費全体から消費的支出を減らし、投資的支出を意識して増やしていく。
そうすれば、収入や貯蓄が増えるだけでなく、より納得感が得られるお金の使い方ができます。
それはすなわち、充実した人生にもつながるはずだ、と私は考えています。

そこであえて極端な事例を提示して、読者の皆さんが考えるきっかけになれば、というのが本書の狙いです。
そのため本書では、様々な項目について、「これは投資」「これは消費」と極端にぶった切っています。

これらはあくまで私の独断によるものですので、「えっ、それは消費だろう」「いや、それは投資になるんじゃない?」と思われる事例もあるはず。

でも、それでいいのです。
自分にとっての「投資か?消費か?」を考えることこそが重要であって、万人に通じる正解があるわけではないのですから。

何が投資になり何が消費になるのかは、人それぞれ、あるいは置かれている局面や状況、ライフステージによって変わるものです。
だから繰り返しになりますが、本書の内容はあくまで自分のお金の使い方について考えるきっかけにすぎません。

自分の人生の主役は、ほかの誰でもない「あなた」なのですから。


『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』
http://goo.gl/WX082c


■目次

第1章 人生の一大イベントで投資を選ぶ
マイホームを買うのは投資?消費?
都心の賃貸マンションに住むのは投資?消費?
保険に入るのは投資?消費?
ハイブリッドカーは投資?消費?
結婚は投資?消費?
子どものお受験、大学への進学は投資?消費?
奥さまがパートで働くことは投資?消費?
親を介護施設に入れるのは投資?消費?
子や孫への贈与・相続は投資?消費?

第2章 マネープランで投資を選ぶ
家計簿をつけることは投資?消費?
NISAは投資?消費?
個人向け国債や定期預金は投資?消費?
信用金庫での口座開設は投資?消費?
国民年金未納行為は投資?消費?
宝くじを買うことは投資?消費?
クレジットカードや電子マネーでの買い物は投資?消費?

第3章 自分磨き&人間関係で投資を選ぶ
一流レストランで食事をするのは投資?消費?
ファーストクラスに乗るのは投資?消費?
ライザップは投資?消費?
新聞を読むのは投資?消費?
ビジネス書を読むのは投資?消費?
資格取得を目指すのは投資?消費?
デートで女性におごるのは投資?消費?
部下におごるのは投資?消費?
お父さんのお小遣いは投資?消費?
お母さんの美容代は投資?消費?
趣味のお稽古は投資?消費?
自分へのご褒美は投資?消費?
寄付をすることは投資?消費?

第4章 買い物で投資を選ぶ
長財布に変えるのは投資?消費?
レンタルサービスは投資?消費?
型落ち商品を買うのは投資?消費?
バーゲンセールに行くのは投資?消費?
健康食品・サプリメントを買うのは投資?消費?
新しいスマートフォンを買うのは投資?消費?
100円ショップでの買い物は投資?消費?
福袋は投資?消費?
消耗品のまとめ買いは投資?消費?
借金で買い物することは投資?消費?
1円でも安く買うことは投資?消費?

第5章 日々の生活で投資を選ぶ
人間ドックを毎年受けるのは投資?消費?
歯科検診は投資?消費?
ホームヘルパーやベビーシッターを雇うのは投資?消費?
育毛剤・育毛シャンプーは投資?消費?
毎朝カフェでテイクアウトするのは投資?消費?
毎朝きちんと朝食を食べることは投資?消費?
弁当男子は投資?消費?

第6章 旅で投資を選ぶ
旅館で帰り際にチップを渡すのは投資?消費?
海外旅行は投資?消費?



■全員無料プレゼント

そしてそして、購入者には下記のPDFを無料でゲットいただけます。
内容は、私が現在、実際にやっているお金の運用先を抜粋してまとめたものです。

目次
(A)株主優待利回り10%超の銘柄を探す
   クロス取引でリスクヘッジ
(B)老後資金作りは不動産という方法もあり
(C)企業のマーケティングに乗る
   タダで新聞が読める時代に
   時代の変化に合わせて見直す
(D)保険の節税機能を活用して年利10%
   掛け捨てではなく貯蓄型がオススメ
(E)ふるさと納税で住民税削減
   事前申込みと確定申告に注意
   たくさん届いて食べきれないことも
(F)私のリスク回避習慣
   損害保険だけは必須と考える理由
   介護保険と貯蓄、どちらにすべきか?
(G)アフター2020年の働き方
   「60歳はまだ中年」という時代になる

『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』
http://goo.gl/WX082c


■その他のイベント情報

○5月10日(日)「都心マンション投資 徹底理解セミナー」
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150510/
魅力高まる東京圏。ローンが組みやすい今がチャンスです。


○5月30日(土)「米国不動産投資実践セミナー」
http://www.rei-masters.net/seminar/date/150530/
世界最強通貨「米ドル」への分散、それも価格が上昇を続ける不動産投資をご紹介します。


○6月27日(土)「ウルフ村田・午堂登紀雄が語る投資戦略とは?」
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20150627/
あのウルフ村田さんとの講演を大阪で開催します。


■最新書籍

またまた大増刷となりました。ありがとうございます。

『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』
(日本実業出版社)
http://goo.gl/4fVi5l



■有料メールマガジン

「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/m/0001370991.html

私が買っている投信などの銘柄、現在進行形で取り組んでいる
運用・節約術といった活動状況も公開しています。



■書籍近刊


「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方」
〜だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み〜
http://goo.gl/amsCH6

「お金がいままでの10倍速く貯まる法」(三笠書房 知的生きかた文庫)
http://goo.gl/jjTdxw


「30代で年収3000万の人は、いつも何を話しているのか?」
〜お金も地位も引き寄せる「肉食系」のコミュニケーション術〜
(学研パブリッシング)
http://goo.gl/tQ71P6


「なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか?」
http://goo.gl/NG2BJS


「貧乏人が激怒する ブラック日本の真実 」
「情弱一人負けの時代」を生き抜くヒント
http://goo.gl/iibQXi


「イザというときのための あなたの資産を守る海外投資法」
http://goo.gl/jrDycm


「僕が30代で5億円の資産をつくれたのは、
誰でもできるシンプルなことを大切にしただけ。」
http://goo.gl/2XlVJy



■電子書籍新刊[Kindle版]

「貧乏人が激怒する新しいお金の常識」(光文社)
http://goo.gl/Vwj4pL

「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」(学研)
http://goo.gl/fxzRDe
posted by 午堂登紀雄 at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月30日

新刊が発売6日で増刷になりました!

最新刊1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣 -
1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣 -
が、おかげさまで発売6日目で増刷となりました。ありがとうございます。

増刷記念として(?)本文に掲載できなかった購入者無料特典の中から、もう一つトピックをご紹介したいと思います。

・「失敗」を恐れる意識を捨てる

「起業しよう」とか「挑戦しよう」というと、周囲から「失敗したらどうするの?」という反応が返ってくることがあります。

私は投資で3000万円ほど損したことがありますし、会社は2社も潰しています。
従業員の集団退職に遭ったり、裁判で訴えられるといった経験もしました。
もちろん今でも失敗の連続です。

しかし、私はまったく気になりません。むしろそれを通じて、次の意思決定がますます素速く適切にできるようになっているからです。
うまくいっているときは自分の行動の検証なんてしないですから、失敗した時のほうが得られるものが大きいと実感します。
だから私は、失敗すればするほど、自分が成長するチャンスだと思っています。

そのため失敗したときは、「おっ!ラッキー!これでまたひとつ賢くなった」と思えるようになりました。
「失敗とは、成功に続く単なる試行錯誤のひとつの結果」、という「ただのプロセスに過ぎない」と考えれば、失敗を単なる失敗とは認識しなくなります。

「こっちがダメならあっちを試す」と、まるでスポーツの練習をしているかのごとく、淡々と次の方法へ移ることができます。
その経験と試行錯誤の蓄積によって、決断のスピードが上がり、適切な判断が即決でできるようになります。
さらに最近は書く仕事も増えたため、失敗もしんどい経験も、すべてネタとして収益になります。

「そうは言ってもやっぱり失敗は怖い」と感じている人に提案が2つあります。
1つは、「何をもって失敗と言うのか?」。
2つ目は、「失敗して何が困るのか?」です。

・それって本当に失敗なの?

失敗の基準は人それぞれかもしれませんが、失敗の本質とは「狙いや思惑とのズレ」であり、「次の課題が明確になるチャンス」のはずです。
失敗とは、「最初はこうなると思ってやってみたけど、実際はそうならなかった」ということであり、その結果「なぜ思っていたことと違ったのか、次はどうすれば思惑通りにいくか」、を認識できる場面というわけです。
ですから繰り返しになりますが、失敗とは本来、極めて重要な学びのチャンスです。

逆に言うと、失敗しないということは、次のうちのどれかにあてはまります。
1、「思惑どおりうまくいった」
2、「特に狙いを持たずにやっている」
3、「そもそも何も挑戦してない」

もちろん1が理想です。しかし2や3では、自分が学べるチャンスとはならないでしょう。特に3。
失敗を恐れて何も挑戦しなかったり、今の自分の能力の範囲内でできることしかやらなかったりすると、自分が進化することはありません。
ただそこに留まり続けるしかない、ということになりかねない。

そこで、自分にとって本気で困る失敗を定義してみるのです。
たとえば「こういう事態は絶対に避けたい」「こうなったら再起不能」「物理的にも精神的に立ち直れない」というものです。
ちなみに、私の「失敗」の定義は次の3つです。

1、自分や自分の大切な人が死ぬこと
2、他人を死に追いやること
3、10年以上の禁錮刑に処されること

自分が死んだらすべて終わりです。再起も何もできない。
でも、生きていれば必ずいいことがあるし、やり直しも逆転もできる。
だから私は、自分が命を落とす可能性がある行為、たとえばスカイダイビングや雪山の登山、暴力団との取引などは絶対にしないと決めています。

他人を死なせることも私にとっての失敗です。
心の傷が大きく、トラウマとなり、精神的にも再起が困難であろうと想像できるからです。
だから自分や家族を守るため以外では、自分からは絶対に暴力をふるわないと決めています。
クルマの運転も、今では「超」がつくくらい安全運転です。

3は、やはり人生の無駄遣い感に心が折れそうだからです。
10年あればできることの重さを考えれば、やはりしんどい。
だから私は「ごめんね」では済まされない違法性の高いことには手を出しませんし、時間があれば法律書を読むようにしています。

これ以外は、私にとっては失敗ではありません。
なぜなら、これ以外の結果は、いくらでもやり直せるからです。
心が復活できるからです。
私がほとんどのことに挑戦できる理由がおわかりいただけると思います。

もちろんこれは私の基準であって、あなたは違うでしょう。
真似しましょうと言っても「無理だろ!」という声が返ってきそうです。
しかし自分にとっての「これだけは避けたい」レベルを定義しておくと、チャレンジできる幅が広がるはずです。

・その失敗でいったい何が困るの?

次に、挑戦して失敗した結果、何がどの程度困るのかを具体的にイメージしてみましょう。
たとえば「お金を失う」というのは、もっとも恐れられやすい失敗ではないでしょうか。
起業してうまくいかず、生活費が底をつく。
投資をして損失を出す、というのは典型例かもしれません。

しかし、たとえば起業して失敗し、生活費が底をついたら、またサラリーマンに戻ればいいだけです。
収入は減るかもしれませんが、家賃の安い住居に引っ越せばいい。
就職できなかったら、アルバイトで食いつなげばいい。
それでも無理な場合は、生活保護を申請すればいい。
生活保護を受けると、さらに家賃の安いところを紹介してもらえるし、医療費はタダ、公共交通機関も割引価格で利用することができます。

借金まみれになって返済が苦しいことは失敗でしょうか?
いいえ、「自己破産」すればいいだけです。
自己破産は法律で認められた救済制度であり、生活や人生が破壊されるわけではありません。
普通に銀行口座も開けますし、学校も会社も海外旅行だって行ける。
破産後7年間は、ローンを組むとかクレジットカードを作るとか、経済的信用力を要する行為は制限されます。
しかし7年経てば、個人信用情報データベースから自己破産の情報も消え、ローンも組めるしクレジットカードも作れるようになります。
弁護士費用はかかりますが、分割払いができますから、それほど負担感はないでしょう。

そして、生活保護を受けていても、自己破産しても、新しく事業を立ち上げたり、どこかに就職して働くことは何の問題もありません。まったく自由です。
そう考えると、「お金の失敗」というのは、さほど気にならないことだとわかります。

・それって本当に恥ずかしいの?

そう言うと、「何言ってんだ!生活保護や自己破産は大問題だろう!」という反論があるかもしれません。
確かに多少の不便はありますが、その程度です。それで騒ぐ人は肝っ玉が小さいのです。
ではなぜ肝っ玉が小さくなるか?

ひとつの理由は「ぜいたく病」にかかっているから。
もうひとつの理由は「自意識過剰」だから。

ぜいたく病にかかった人は、家賃の安い賃貸に引っ越すこと、外食ができない、新しい服を買えないことといった、生活レベルを落とすことができなくなります。
不便な環境が許せないし、そんな自分を受け入れることができない。

しかし、現在40代以上の人は、思い出せばわかると思いますが、子供の頃は何もなかったはずです。
私の実家もそうでしたが、エアコンも水洗トイレもありませんでした。
風呂は五右衛門風呂で、シャワーもない。
毎日両親が薪をたいてお風呂の湯をわかしていました。
また、現在のように高気密・断熱の技術はありませんでしたから、家は冬は寒く、夏は暑い。
もちろん携帯電話もパソコンもありません。

だからといってあの環境に戻りたいとは思いませんが、そういう時代を知っていると、多少の不便はすぐに慣れ、気にならなくなります。
だから、もし貧しくなっても、ボロアパートに引っ越せばいい、と気軽に考えることができます。

・他人はあなたのことには興味がない

また、他人は自分が思うほど、自分のことは見ていませんし、興味もありません。
たとえば拙書「「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方〜だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み」(徳間書店)
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では、ビジネスでの私の失敗談をたっぷりと紹介していますが、おそらくそれを読んでも、「へー」という程度のはず。
つまり自分の失敗なんて、他人はほとんど気にしていない。一瞬は気にしても、すぐに忘れるものです。

私自身、親戚が自己破産した、知人が起業したけど失敗してサラリーマンに戻った、東京ビッグサイトを借りきって巨大なイベントを企画したけど人が集まらなくて大赤字だった……という情報を耳にすることがあります。
もちろん、本人にとってはとても苦しい経験だったと思います。
それでもやはり、「へー」という感じで、それ以上でもそれ以下でもありません。
むしろ「あの若さですごく貴重な経験ができたな」と感じるほどです。

失敗を恐れるのは、「恥ずかしい」という世間体です。
バイトで食いつなぐこと、生活保護を受けること、倒産や自己破産することを「そんなのムリ」と感じる人は、人の目を気にしすぎる「自意識過剰」なのです。

そもそも自分が気にしている「世間」の正体とは何か?
たとえば職場の同僚や上司部下、近隣住民、家族や親戚……。
いったい誰に見栄を張ろうとしているのでしょうか。
そもそも「世間」とは、「凡人」の集まりであり、「大衆」です。
たとえば知人や近所の人にヒソヒソうわさ話をされたとしても、彼らはあなたの成功には何ら貢献しない人たちです。
そんな人たちに張る価値のある見栄とは、いったい何でしょうか。

一流の人というのは、他人の不利な状況を見てバカにする、という発想はありません。
なぜなら、彼らはたいてい浮き沈みのある人生を経験していて、現時点の状況だけを見て他人がどうこう言うのは、愚かな振る舞いだと本能的にわかっているからです。
さらに当然ながら、彼らは失敗の経験こそ貴重な財産だということを知っています。

アメリカでは、失敗したことのない人は、経験不足で逆境や挫折にも弱いということで、一度でも会社を潰したことのある起業家に優先して投資する個人投資家もいるほどです。

つまり、あなたのことを笑う人がいても、そんな人はどう考えても大成しないですから、どうでもいい存在ということ。
どうでもいい人の目を気にして、「恥ずかしい」などと感じる必要などないのです。
だから、「自分が良ければそれでいい」くらいに考えて、気軽に挑戦することです。

『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』
(日本実業出版社)
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2020年の東京オリンピックが終わると地価が下がる可能はありますが、そのときは銀行融資が厳しくなり、現金を持っている人か、属性が極めて高い人しかローンを組めなくなります。
自己資金を使わずして投資をしてみたいという人は、今がチャンスではないでしょうか。

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私がお世話になっているカリフォルニア・テキサス不動産投資のエージェント「チーム・ロバーツ」のホームページが新しくなりました。
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2014年10月17日

新刊『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』

最近の私のビジネス自己啓発書の中では、渾身の新作が発売になりました。
1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣 -
1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣 -

渾身の作というのは私の一方的な言い分ですが、捨てることの重要性を解説した本です。

私たちは、たくさんのものを持ち、それらをうまく活用しながら生きています。

お金、家、車、洋服、といったモノだけではなく、学歴や資格、職業、肩書などもそうですし、家族や友人、人脈も持っているもののひとつです。

また、そうした目に見えるものだけではありません。

他人からのイメージや信用などの評価、センスやスキル、判断力といった能力、好奇心、誇り、自信といった、自分の人生の中で培ってきた感情や感覚も持っています。

さらに、常識や価値観も、私たちが何十年にもわたって身につけてきたものです。
子供はこうあるべき、大人はこうあるべき、男はこうあるべき、女はこうあるべき、上司はこうあるべき、会社はこうあるべき、政府はこうあるべき・・・。

それが常識だ。当たり前だろう。みんなそうしている。
世の中はそういうものだ。違うことは許されない。
それをやってはいけない、不謹慎だ、けしからん・・・。
・・・でも本当に?

もし私たちが今の状態に不満があるとしたら、何か間違ったものを持っているからかもしれません。
そしてそれは、たいていの場合、「考え方」や「習慣」です。

つまり本来、資産として私たちを幸福にしてくれるはずの頭脳が、負債として自分の人生の足を引っ張っている可能性があるのです。

たとえば人間関係で悩む人。
それは、他人から良く思われたい、優秀に見られたい、いい人でありたいという見栄を捨てられないから。
でもそれが、自分の精神を蝕むことがある。
世間体を気にして、自分らしく振る舞えない。
失敗したら格好悪いという感情を捨てられないから挑戦できない。
自分の子供が一流校に行けないと恥ずかしい、という感情を捨てられないから過剰な干渉をしてしまう。

自分はダサくない、それなりの人間だと思われたいという感情を捨てられないから、無理してブランドエリアに住む。つねに新しい服やバッグを買う。高級車を買う。

他人からの目を捨てられないから、高級レストランに行っては写真を撮り、イベントに参加しては写真を取り、それをフェイスブックにアップしてリア充ぶりをアピールする。

でも、そんな感情に縛られた生き方って疲れないでしょうか。

また、せっかくのチャンスを自らの手で潰してしまうこともあります。
自分の考え方にしがみつき、他人の価値観を受け入れられない。だから新しい発想ができない。自分がバージョンアップしない。

プライドが邪魔して、他人の挑戦や成功を称えられない。目下の人間に教えを請うことができない。自分から歩み寄ることができない。

「あいつムカつく」「イライラする」という感情も、自分の価値観が正しいと思い込んでいるからです。
だから自分とは違う他人にガマンができない。
怒りっぽい人、頑固な人、感情の起伏が激しい人は、自分の考え方にしがみついているからです。
しかし、怒りの感情は不愉快なだけで、楽しくもなんともありません。

いろんな固定観念や執着を持ちすぎると、心が重くなる。
だから、自分にとってマイナスとなる荷物は捨てよう。
家の中にモノがたくさんあると、新しいモノを入れるスペースがありませんが、古いモノ、使えないモノを捨てると、新しいモノが入るスペースが生まれます。
思考も同じく、古いもの、役に立たないもの、間違ったものを捨てることで、新しいものの見方や考え方を取り入れることができます。

そこで、自分の成長や成功、楽しさや幸福を妨げている価値観・考え方・知識・常識・思い込みを捨てよう、というのが本書の目指すところです。

■選ぶとは捨てること、捨てるとは選ぶこと

何かを選ぶとは、それ以外の選択肢を捨てることです。
たとえばプロ野球選手を目指すなら、プロサッカー選手やプロバスケットボール選手という道を捨てることになります。
つまり捨てるとは、自分にとって、より重要なものを選ぶということに他なりません。

人生も同じく、24時間をどう使うかは、選ぶ、つまり捨てることの連続です。
たとえば誰かと1時間話をすれば、別のことをする時間が1時間減るということ。
今日あなたがテレビを1時間見れば、その1時間を使ってできたであろう別のことはできなくなります。
私たちが今日何をするかという選択は、何をしないかを選ぶ、つまり他のことを捨てるということに他なりません。

さらに捨てるとは、より価値が高いものを見出すという行為であるとも言えます。
たとえば複数の異性から同時にプロポーズされたとしても、結婚する一人を除いて全員を捨てることになります。
つまり自分が本当に大切にしたい一人を見極めようとする行為です。

クローゼットで一杯になっている服をばっさり捨てるというのは、好きな服、自信が持てる服、異性とのデートや大事な仕事の場面で着たい勝負服、リラックスできる部屋着など、本当に自分にとって価値があるものを見極める行為です。

モノに限らず、数多くの情報、職業、人脈、時間の使い方の中で、自分にとって何がもっとも価値があるのか。自分が大切にしたい価値観、考え方、良識、道徳観は何か。
そういった選択が自分の人生を形成しています。

今の自分の状況は、これまで何を捨て、何を選んできたかの積み重ね。
ということは、これから何を選ぶか=何を捨てるかによって、自分の未来が決まっていくと言えるでしょう。

私も捨てることで、自由な生き方ができるようになった。失敗も多いけれど、全然気にならない。だから何でも気軽に挑戦できるようになった。
他人からどう思われるかなんて全然気にならない。だからいつも素のままの自分でいられる。
ネットで炎上とかツイッターで暴言を吐かれることもあります。それも全然気にならない。だから何でも好きなことを言えるようになった。
そうやってメンタルが鍛えられれば、何でもできる。

その結果、毎日が楽しくなった。もう未来が楽しみで仕方ない。人生バラ色って、このことを言うのか・・・。
そんな経験から、「捨てる」ことの意味を深く考えるきっかけになればと思い、ちょっと極端に振ったテーマを数多く散りばめました。

この内容を実践できれば、人生楽勝だ!と感じられるようになるはず!と思って書きました。(←ホントか?笑)

それで気合入れまくりで書いたので、文字数も10万字を超えてしまいました。
が、出版社からは250ページ未満に抑えたいということで、かなり削ることになり・・・。
その掲載できなかった原稿を、購入者特典として無料プレゼントいたします。(詳細は本書をご覧ください)
ちなみに上記文章は、その特典に入っている内容の一部抜粋です。

ぜひ書店で手にとって、パラパラとめくってみていただければと思います。
きっと心に響く何かがあると自信を持っています。


■イベント情報

○10月18日「さきよみ投資術」in名古屋(無料)
http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2014/20140925/
私の資産形成のプロセスと、なぜそう判断したか、という理由などをお伝えする予定です。
不動産、FX、商品先物、海外不動産、保険商品などについて時系列でご紹介します。

○10月25日「フィリピン不動産投資セミナー」(無料)
http://www.rei-masters.net/seminar/date/141025/
なんと表面利回り18%超!(家賃保証付きでも8%)のフィリピン・セブの投資案件のご案内です。

○11月1日「都心マンション投資 徹底理解セミナー」
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「OCってこんなところです! OCご紹介スライドショー」
http://youtu.be/mvjsAw2p6JE

「Vlog (アメリカ不動産投資動画シリーズ)」
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「貧乏人が激怒する新しいお金の常識」(光文社)
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「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」(学研)
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2014年07月13日

「本物のパートナーと結婚できる上手な恋の始め方」

友人でもある澤口珠子さんの新刊が発売になりました。
無料特典はこちら。
http://sawaguchitamako.com/book3/

特典1:発売前の本著より「37ページ」(無料PDF) 
【本物のパートナーと結婚できる上手な恋の始め方】お試し版

特典2:本著に載せきれなかった「幻のページ」7ページ(無料PDF)
【恋愛には必要ないけれど、結婚には絶対に必要なもの】
posted by 午堂登紀雄 at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月25日

「みにくいアサヒるの子」

マネー・ヘッタ・チャン待望の新作が出ました!
ヘッテルとフエーテルのみにくいアサヒるの子 [単行本] / マネー・ヘッタ・チャン (著); ...ヘッテルとフエーテルのみにくいアサヒるの子 [単行本] / マネー・ヘッタ・チャン (著); 幻冬舎 (刊)

今回も期待を裏切らないというか、前作以上の痛烈な内容になっています。
懐かしい、でも世間を騒がせたニュースをパロって、その裏側に切り込む。

特に、最終話は私も非常に懸念している点で、私の前作日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない [単行本(ソフトカバー)] / 午堂 登紀雄 ...でも主張した、放射能に関する問題です。
厄災は忘れた頃にやってくると言いますから、改めて自衛しなければと思いました。

「アサヒる」が何を指すのかは本文に譲りますが、「ニュースの本当の読み方」がわかる一冊になっています。
posted by 午堂登紀雄 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月18日

申込者全員プレゼント特典

お伝えし忘れていました。
私の最新刊、やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方 だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み...
やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方 だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み [単行本(ソフトカバー)] / 午堂 登紀雄 (著); 徳間書店 (刊)
ですが、購入者特典がついています。

本書の中にURLが記載されており、そこから「午堂登紀雄の新・ノマド論」というPDFをダウンロードすることができます。

これは、世の中にある「ノマド批判論」に対し、ひとつひとつ私が反論を試みたものです。
「収入が少ない」は本当か?
「自由時間が少ない」は本当か?

などについて、私自身の経験、周囲のノマドワーカーたちの状況を紹介しながら、現代ノマドのリアルと可能性を論じています。

「ノマドライフに憧れるけど、ちょっと不安」という人にオススメの内容です。
※本PDFは、拙書貧乏人が激怒する ブラック日本の真実 「情弱一人負けの時代」を生き抜くヒント [単行本(ソフ...の一部を加筆修正したものです。
posted by 午堂登紀雄 at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月16日

新刊発売「「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方」

私はよく投資家として見られている側面がありますが、実は多くのお金と時間を事業に費やしています。
そんな私の起業やビジネスローンチに関する、初めての書籍が発売になりました。
やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方 だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み [単行本(ソフトカバー)] / 午堂 登紀雄 (著); 徳間書店 (刊)やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方 だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み...


今まで私自身の事業について語る機会はほとんどなかったのですが、ビジネスを立ち上げる時に注意すること、私の考え方を、自らの成功と失敗を含めて紹介しました。

ていうか実は失敗のほうが多く、会社も2社潰してきました。
初めて立ち上げた投資物件検索サイトの失敗、化粧品通販・エステ事業の失敗。

でも、全然へっちゃらなんです。
それはなぜなのか。
どんな対策を打ってきたのか。

また、不動産仲介事業の縮小や事業部の分社化、そして現在の提携を中心とした半自動化システムを作るに至る経緯。
新ビジネスを、顧客ゼロからどうやって増やしてきたか。
なぜ3ヶ月もフィリピンに滞在しながら収入が得られるのか。
どうすればビジネスのネタを思いつくのか。
失敗してもすぐに再起できる体制作り。
ワガママ放題に生きるべきだという主張と、なぜそれで大丈夫なのかという理由・・・。

下記に本書の目次を掲載しましたが、考え方の真骨頂は第2章で、ビジネス立ち上げのステップで役立つと思われるのが第4章です。

もちろん本書のやり方が正しいというわけではありませんが、「自由に楽しく生きる」一つの方法論としては、十分にアリだと、自らの経験を踏まえて紹介しました。

■目次■

はじめに

グローバルノマドになった
自由を支える多様な収入源
夫婦で協業する生活  
自由とお金の両立


第1章 僕はこうして会社に頼らない生き方を作ってきた

「会社は大きくするべきだ」という呪縛からの離脱
興味があること、ないことを把握すること
自分の志向を知ること
自分の環境を最適化する
常識に支配されず、楽しいほうへ
自由もお金も全部いただこう
僕たちは史上最高に幸せな時代に生きている
問題は解決されるのを待っている
「雇われないと生きていけない」という選択肢からの決別


第2章 「やりたいことでは食べていけない」はウソである理由

本業を複数持つという生き方
たくさんの種類の仕事に囲まれるのはうれしいこと
仕事は新陳代謝していい
仕事も人生も複線化、複々線化させる
複線化は、依存しない、頑張らない、努力しないの3ナイで考える
ビジネスを始める際の4つのフィルター
好きなこととおもしろいことは違うことがある
劣等感は、内に秘めると卑屈になるが、外に出せば商品になる
大きなビジネスはプラットフォームを作る 
コンテンツクリエイターになる
あまり期待せずに始める
サイズを小さくすれば、おもしろいことだけをやれる
自分勝手のススメ
人に迷惑をかけることを恐れない


第3章 人生を複線化するお金と時間の仕組み

スモールスタート、クイックスタート
オフィスを借りない 
人を雇わない 
借金をしない
在庫を持たない
注文をとってから商品を作る
事務用品を最初から揃えない
いきなり法人をつくらない
最初から大きな仕組みを作らない、完成形を目指さない
集客が命
全部一人でやる
高速回転試行錯誤で素早く経験値を高める
事業計画書なんていらない
ウェブサイト制作がそのまま事業計画になる
起業セミナーには極力行かない
クレドや事業ミッションなんていらない
この世は言ったもの勝ち、やったもの勝ち
やりたくないことから徹底的に逃げる
ローコスト業者を探すコツ

 
第4章 ビジネスを立ち上げ自動化するまでにすべきこと

ビジヴォの立ち上げ
コンセプトを決める
誰がお金を払ってくれるのか考える
潜入調査とパクリ
他社研究を受けて特徴を打ち出す
ゼロからのスタート
セミナーからの集客を始める
プレスリリースを送る
企業研修をスタートさせる
DVDを作って全国対応が可能に
累損を一掃する
自動化の仕組みを作る
「検定ビジネス」「協会ビジネス」をスタートさせる
だめならどうするか
「最後まであきらめずにやりぬく」から「途中であきらめて放棄する」へ
撤退判断は経営者の重要な務め
会社なんていくつ潰してもいい


第5章 ライフスタイルを軽量化する

会社を辞める前にしておくこと
会社からお金を出させて練習する
会社の寄生虫になる
複業を持てば、視点も変わる
他人に依存しない
ライフスタイルを軽量化する
モノを減らす
家は例外的に所有
生活コストのスリム化
会費を減らす
自分がお金を払うとき、「次からは自分でできないか?」を考える
自給自足でやる
まずは何でも自分でやってみる 
本業のための業務がビジネスになる
学びながらお金をもらうという発想

おわりに

手帳が真っ白で通帳が真っ黒を目指す
変わっていく価値観を歓迎する
人生は壮大な暇つぶし


■「やりたくないことはやらずに働き続ける武器の作り方」
〜だれでも人生を複線化できるお金と時間の仕組み〜
(徳間書店)
http://goo.gl/amsCH6




○4月19日(土)「本を出版したい人のための出版基礎セミナー」
http://kickoffkansai.com/kickoffkansainews/?p=8

大阪でのセミナーです。
出版のチャンスは東京に偏っていますが、関西からも偉大な著者の登場を期待しています。
紙の本だけではなく、電子書籍として誰でも出版できる時代ですし。
本セミナーでは、どうやって出版するか、テーマの見つけ方、それをいかに自分のブランディングやビジネスに結びつけるか、私の経験をもとに解説します。

※終了後は懇親会もあります!


○4月27日(日)「都心マンション投資」徹底理解セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/140427/

東京はオリンピックによるリニューアルで、ますます魅力的な都市になりますから、不動産投資の第一歩としては非常に適していると思います。


○4月27日(日)あなたが輝く「声」と「話し方」を手に入れるスーパートレーニング講座
http://www.businessvoice.jp/seminar/double/index.html

声のプロ、秋竹朋子と、10年以上話し方教室の講師をしている秋竹信子によるセミナーです。


○5月25日(日)「米国不動産投資」実践セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/140525/

アメリカ在住の日本人不動産エージェントとしては非常に稀有な、「日本人でもアメリカの銀行で住宅ローンが組める」スキームを持っているロバーツチームが来日します。
私自身の体験談と、最新の不動産市場を紹介いたします。
ますます米ドル建て資産への分散は重要だと思っています。
長期スパンで見ると、為替水準はもっと円安になる可能性が高いと考えられるからです。

※懇親会があります。

いますぐ何かをやる、というわけではなくても、ほかの世界を知っておくのは、いざ動くときの選択肢が増えるということなので、より発想の幅が広がると思います。
posted by 午堂登紀雄 at 12:59| Comment(0) | TrackBack(1) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月14日

「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法」

友人でもある立花岳志さんによる待望の新刊。
サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法 [単行本(ソフトカバー)] / 立花 岳志 (著); 大和書房 (刊)サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法 [単行本(ソフトカバー...
やはり期待を裏切らない、というか、これまでの彼の著書の中では最高に詰まった本だと思います。
自由業になってこそわかる感覚に、そうだそうだと頷きながら読みました。
いろいろ考えさせられてしまい、読了するまでに時間がかかってしまいました。

内容は本書に譲りますが、「多様な生き方ができる」という時代性に気が付き、それを実践するための考え方は、サラリーマンに限らず役に立つはず。

また、立花さんの現在の仕事観、そして地道な努力家であることもわかります。
ブログも、読者にとって役立つコンテンツを毎日書き続けることが大事であり、私には到底真似できないストイックさが感じ取れます。(私もブログ更新は月イチとかなので・・苦笑)
私は彼がサラリーマン時代からリアル立花岳志氏を知っているのですが、彼は大変な勉強家でもあります。
そうした学びが、彼が新しい価値観を受け入れる器を広げるのに役立っているし、現在の彼の仕事にもつながっているんだな、と本書を読みながら感じました。

しかし、こうしたライフスタイルの提唱者は、批判されることが多いのも事実。
批判する人は、自分の生き方にしがみついているわけですが、いったんそれを捨てないと、新しい考え方は入ってこない。
もちろん本の読み方は人それぞれですが、つねに「自分に置き換えると何ができるか」を考えながら読まないと、「へー」で終わって本から学ぶことはできない。
逆にそういう読み方をすると、パッとひらめくことがたくさんあると思います。

今の状態に閉塞感がある、という人にオススメの一冊です。
posted by 午堂登紀雄 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月19日

「30代で年収3000万の人は、いつも何を話しているのか?」

私がずっと興味を持っていたことがあります。

個人で年収3000万円以上稼いでいる人たちは、普段はいったいどんな話をしているのだろうかということに。

もちろんそれは、先祖代々の富裕層ではありません。

なぜなら、本人の努力や才覚とは無関係に、ただ親がお金持ちだった人とか、あるいは成功して何十年も経ったような人は、何かと余裕があるからです。
余裕があるから、考えるスケールも大きいのは納得。

しかし私たちは、もっと始めの始め、最初の一歩をどう踏み出すか、あるいは壁にぶつかった時にどう乗り越えるか、どうやって仲間を増やしていくかで迷うものです。

だからこそ、ゼロから一代で成功した人の言動、彼らが成功していく過程でやっていたことを真似ることが、凡人の私たちには応用価値が高いのではないか、と考えています。


私たちは、同じように生まれ、同じように学校に通い、同じように社会に出てきました。

にもかかわらず、「あの人は信用できる」「憧れる」「一緒に仕事をしたい」「また会いたい」「あの人についていきたい」と言われる人がいる一方で、「あの人は信用できない」「イヤなヤツ」「二度と会いたくない」「もう一緒にはやれない」という評価となる人がいるのはなぜでしょうか。

この違いをもたらす違いとは、いったい何なのか。

それがコミュニケーション能力ではないか、と考えています。


会社で昇進する人は、周囲に「あいつを昇格させよう」と推してくれる人がいるから。

新しいプロジェクトに任命されるのも、「あいつをメンバーに入れよう」という人がいるから。

真のリーダーとは、「自分がリーダーだ」と主張しなくても、「君がリーダーだ」と任命されなくても、「○○長」という肩書がなくても、自然に皆がついていく人のこと。

では、こうした評価は、どのように形成されていくのか。

その答えのひとつが、その人がどういう言葉を発するか、だと思っています。

絶海の孤島に一人で住んでいるならばいざしらず、私たちは他人と関わって生きています。

他人との関わりの中で、自分の人生が形成されます。

それこそがコミュニケーションであり、会話です。

実際、どんなに環境が変化しても、基本は人間同士のやりとりです。

営業、商談、交渉、プレゼン、面接など、あらゆる場面でコミュニケー
ションが必要となりますから。

極端な話、大学までは会話がおぼつかなくても、多少の差はあれど、親兄弟さえいれば生きていけるでしょう。

しかし社会に出れば死活問題です。
コミュニケーション力の差は人生の格差をも生むと考えられます。

どんなに問題解決力が高くても、専門的な知識を持っていても、周囲から疎まれたら、何も成しえません。

「〇〇スキル」「目標達成の技術」「最新キーワード」なんて、何も役に立たない気がしてきます。
 
そこで、私の周りで、30代で年収3,000万円以上稼ぐ人が、どんな会話をしているのかを取材し、文献をあたってまとめたのが本書、

「30代で年収3000万の人は、いつも何を話しているのか?」
〜お金も地位も引き寄せる「肉食系」のコミュニケーション術〜
(学研パブリッシング)
http://goo.gl/tQ71P6

です。

本書では、戦略としてのコミュニケーション術を紹介しました。

いや〜、人見知りで引っ込み思案な私としては、自分で書いていてなんですが、とても耳の痛いことばかりでした。。苦笑
私自身の教科書としても、心に留めておきたい内容です。

ご興味がありましたらぜひ。


「30代で年収3000万の人は、いつも何を話しているのか?」
〜お金も地位も引き寄せる「肉食系」のコミュニケーション術〜
(学研パブリッシング)
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「なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか?」
http://goo.gl/NG2BJS

「貧乏人が激怒する ブラック日本の真実 」
「情弱一人負けの時代」を生き抜くヒント
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「イザというときのための あなたの資産を守る海外投資法」
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「僕が30代で5億円の資産をつくれたのは、
誰でもできるシンプルなことを大切にしただけ。」
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「貧乏人が激怒する新しいお金の常識」(光文社)
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「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」(学研)
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2013年12月01日

「社長」を狙うか、「社畜」で終わるか。

「社長」を狙うか、「社畜」で終わるか。 [単行本(ソフトカバー)] / 吉越 浩一郎 (著); 日本実業出版社 (刊)
「社長」を狙うか、「社畜」で終わるか。 [単行本(ソフトカバー)] / 吉越 浩一郎 (著);...

吉越浩一郎氏の最新刊。
これは良かった!

吉越氏の若かりし頃の働き方が紹介されていて、残業ゼロやデッドラインといった有名な仕事術(仕事への取り組み方)がなぜ生まれてきたのかがわかります。

本書を読むと、氏の提唱するワークスタイルの底流を流れる根源がわかり、これまでの著作での主張が腑に落ちます。

もちろん本書だけでも得られるものは多いですが、既刊の氏の書籍と合わせて読むと、「仕事術」とか「○○力」といった表面的なスキルに惑わされない根っこを考えるきっかけになります。

そして、経験に裏打ちされた教訓がまた腹に響く!
私も経営者として数々の失敗をしてきましたから、「そうそう、そうなんだよね〜」とか、自信がなかったことについても、「やっぱそうなのか」と頷くところが多い。
社長を目指した途端、意識も働き方も変わるというのは、私自身の経験からも実感が湧きます。
そしてリーダーシップのない私には、リーダーシップの項目がズシンと心に響く・・・。

後半に行けば行くほど、仕事の初心に返らせてくれる、吉越氏の読者への愛情が詰まった構成となっています。
私も第3章に差し掛かってから、噛み締めながら読むために読書スピードがぐっと落ちたほどです。

久しぶりに書棚に置いて、落ち込んだ時、迷ったときに読み返したい本に出会えました。
吉越浩一郎さん、そして日本実業出版の今野良介さん、ありがとうございました!
posted by 午堂登紀雄 at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月03日

なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか?

未来を予測する「予見力」に焦点を当てた新刊、
なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか? [単行本] / 午堂 登紀雄 (著); ぶ...なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか? [単行本] / 午堂 登紀雄 (著); ぶんか社 (刊)
が発売になりました。

きっかけとなったネタは、私の家にビニール傘が3本以上あることです。
いつもビニール傘を買ってくるのは、実は私の家内(ヨメ)です。そして、貯金がほぼゼロ(苦笑)。

なぜそうなるかというと、彼女は天気予報も見ないし空の様子も見ないからです。
出かけるときに雨が降っていなければ、いつも丸腰で出かけます。
そのため、外出先で雨が降ったら、すぐにコンビニやドラッグストアで買う。
これを繰り返すために、自宅にはビニール傘があふれているのです。

しかし、天気予報や空の状態を見れば、何らかの情報は入ってくるはずです。
曇り空なら、とりあえず折りたたみ傘を持って行こうと考えるもの。
それさえしないで出かけるのは、先見力や予測力が不足していると考えられます。

もちろん、一度や二度はそういうこともあるでしょう。
特に夏場はゲリラ豪雨が増えており、天気予報が外れることもあります。

それに、傘を持っていくのは重いし邪魔だし、ビニール傘なら1本100円とか300円とか安いから、その方がラク、と、「あえてそうしている」という判断もあるかもしれません。

しかし、ビニール傘が3本以上あることと、貧しいことがなぜ関連するのかというと・・・。

ビニール傘だけでなく、わが家には、ファンデーション、生理用品、パンスト、ポケットティッシュなどがたくさんあります。
また彼女は、財布にいくら入っているかも把握していないため、出先で現金が足りず、キャッシングをしてしまうこともよくあります。

家事も二度手間になります。
先に掃除機をかけてからテーブルを拭くので、テーブルの上のごみが床に落ちて、さっきの掃除はなんだったのか、となります。

冷蔵庫の中身を確認しないで買い物に行くので、同じ調味料が何個も入っています。
粒マスタード2瓶、味噌3パック、出汁パック2個・・・。

冷蔵庫の食材も余らせます。
先日も草餅が入っているのかと思ったら、カビで真っ青になったみかんでした。

出張から帰った後で、「ついでにあそこに行っておけばよかった」となり、同じ方面に2回旅行に行く。
その出張も、早めにエアチケットを取っておけば安いのに、ギリギリになるので正規料金になります。

そのため、本来なら不要なはずの、余計なお金を払う羽目になる。
あるいは割高な値段で買う羽目になる。
そのため、彼女の貯金はほぼゼロに等しくなってしまう・・・。

準備をしない、予備を持たない、行き当たりばったりゆえによけいな手間が増える。
これは、傘に限らず、他のいろいろな側面に関しても同じことが言えるのではないでしょうか。

先を見通す力が弱ければ、人生そのものも行き当たりばったりになる。
段取りの悪い人生を送ってしまうかもしれない。

もちろん、あらゆることに対して先を読むことはできません。
たとえば株価や為替を正確に予測することは難しいでしょうし、自分の興味のないこと、ほとんど影響のないこともイメージできないでしょう。

しかし、自分が能動的に関わる世界、たとえばビジネス、家庭生活、などはある程度予測可能なはずです。

先を読めれば対策が立てられる。
不利な状況を回避できる。
そして、その意志こそが、自分の未来を積極的に作っていくことだと私は考えています。

いみじくも、パーソナルコンピューターの父、アラン・ケイが、「未来を予測する最善の方法は、自らそれを創りだすことである」と言ったように。

というわけで、人はなぜ非合理な行動を取ってしまうのか、各種事例を紹介しつつ、心理的、論理的な原因のメカニズムを解き明かすことを試みました。

そして、予見力を磨くためにできる訓練方法を、私なりに検証してご紹介したのが本書です。

「なぜビニール傘を3本以上持っている人は貧しいのか?」(ぶんか社)
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「情弱一人負けの時代」を生き抜くヒント
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誰でもできるシンプルなことを大切にしただけ。」
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誰でもできるシンプルなことを大切にしただけ。」
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2013年10月18日

貧乏人が激怒する ブラック日本の真実 「情弱一人負けの時代」を生き抜くヒント

現代の日本で最強の人物とはどんな人なのか。

権力を持っている人?
お金を持っている人?
格闘術を持っている人?

いろいろな要素があると思いますが、たとえば”良い意味”で「神経が図太い人」が挙げられると思います。

こういう人は、学校や職場でいじめにあっても気にしない。
上司や取引先に怒られても気にしない。
営業で断られても気にしない。
昇進や昇格しなくても気にしない。
お金がなくても気にしない。
ツイッターで炎上しても気にしない。

いつもへっちゃら。
他人の目が気にならない。
心配事がない。
ストレスが溜まらない。

心が平穏。毎日楽しい。


世界の中でもトップクラスの法治国家である日本で生きる私たちにとって、武力や権力よりも、メンタルの強さこそ生きる強さであるとも言えます。(もちろん多少のお金も必要ではありますが)

もちろん、先ほど「良い意味で」と言ったように、ただ鈍感になるとか、スルーして見ないふりをする、などではありません。

何が起こっても誰から何かされても言われても、平然としていられる人は、この不透明・不安定な時代であっても「颯爽と駆け抜けられる」と思います。

ただ、図太くなれといってもなかなか簡単にはなれません。
そこで一つの方法は、「モノゴトの見方を変える」ことです。

たとえば、周りの多くの人が「それは問題だ!」と言ったとしても、自分が「それは問題じゃなくただの特徴だ」「その反対側にはこんなメリットもある」と気づけば、問題解決は不要となります。

問題が問題でなくなれば、問題の数自体が減り、問題解決にあたらなくてよくなります。

すると、「本当に重要な課題だけ」にフォーカスできるようになる。

そのためにも、「みんなが言っている」とか「専門家が言っている」という状況に左右されず、自ら情報の本質を捉えようとすることが必要です。

そこで、良い意味での神経の図太さを鍛え、情弱から脱却するために、「情報の捉え方」を変えるトレーニング本として、本日、
貧乏人が激怒する ブラック日本の真実 「情弱一人負けの時代」を生き抜くヒント [単行本(ソフ... 情弱一人負けの時代を生き抜くヒン貧乏人が激怒する ブラック日本の真実  「情弱一人負けの時代」を生き抜くヒント [単行本(ソフトカバー)] / 午堂 登紀雄 (著); 光文社 (刊)ト」(光文社
を出版させていただきました。

本書のタイトルにもなっている「情弱」とは、いわゆる「情報弱者」のことで、有益な情報を得られない人、
得たとしてもその情報に対して適切に対応できない人のことです。

「一人負け」というのは、経済的・時間的・精神的に搾取される、不利益を被る、あるいは得られたはずの機会を逃す、ということです。

裏を返せばこれは、情弱から搾取している“誰か”の存在を意味しています。

「誰か」とは、ルールを作る人、常識を作る人、情報を発信する人です。
彼らが日本のブラック化を推し進めています。

しかしそこに気がつかない情弱は、映画「マトリックス」のように、彼らがつくった規範社会の枠組みを強制されてしまいます。

そして、情弱は彼らが作ったルール(常識・モラルなども含む)を守ることに非常に忠実で従順です。
そのルールが場合によっては正しくないこともあるとか、自分に有利が不利かということは考えません。

ただひたすらルールを守ることが彼らにとっての正義なので、ルールを守らない人を見つけると我慢できず、いっせいに非難し、叩こうとします。

彼らはルールの本質を考えないし、自らルールを作ろうとも変えようともしない。
だから他人が作った他人に有利なルールを守らされてしまう。

そうして、なくても困らない商品、どうでもいい商品を巧みなマーケティングによって買わされ、お金が減っていく。
そしてそのためによけい働かなくてはいけなくなる。

そんな情弱から脱却するため、「モノゴトの見方を変える」。
たとえば、

・なぜあなたの手帳は真っ黒なのに通帳は真っ白なのか
・なぜ最新ガジェットで武装した先進的な人がカモられるのか
・なぜダイヤモンドを買ってはいけないのか
・なぜブラック企業を批判してはいけないのか
・なぜあなたはホワイト企業に入れないのか
・なぜノマドワーカーを否定してはいけないのか
・なぜ人に迷惑をかけない人が没落するのか
・なぜ日本脱出が本当の愛国になるのか
・なぜデフレは不況の原因ではないのか
・なぜあなたはアベノミクスで損するのか

こうした主張を数多く盛り込んだのが本書です。

もちろん、これらもひとつの捉え方に過ぎないのですが、私たちが日頃、いかに思考停止し、他人に流されているか、改めて認識できるのではないかと思っています。

ただ、内容はちょっと過激に振っていますので、人によっては「激怒」的かもしれません。

が、何も変えることのできない「正論」や、抽象的で行動に落ちない「きれいごと」を言っても仕方ないと考えていますので、本メルマガの読者の皆さまには楽しんでいただけると思っています。

■セミナー

○10月26日 「都心マンション投資」徹底理解セミナー
http://www.rei-masters.net/seminar/date/131026/


■書籍新刊

「イザというときのための あなたの資産を守る海外投資法」
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「僕が30代で5億円の資産をつくれたのは、
誰でもできるシンプルなことを大切にしただけ。」
http://goo.gl/2XlVJy


■電子書籍新刊[Kindle版]

「貧乏人が激怒する新しいお金の常識」(光文社)
http://goo.gl/Vwj4pL

「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」(学研)
http://goo.gl/fxzRDe


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「33歳で資産3億円をつくった私の方法」(三笠書房)
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午堂登紀雄の「40代からの最強自由人のつくりかた」
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posted by 午堂登紀雄 at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

新刊発売「僕が30代で5億円の資産をつくれたのは・・・」

新刊のお知らせです。

僕が30代で5億円の資産をつくれたのは、誰でもできるシンプルなことを大切にしただけ。 [単行本(ソフトカバー)] / 午堂 登紀雄 (著); かんき出版 (刊)。」
http://goo.gl/2XlVJy

元ネタは今から5年前、2008年6月に出版された「突き抜ける!時間思考術」
http://goo.gl/YkQkda
ですが、こちらを大幅に加筆修正を施し、2013年バージョンとして進化させました。(時間の積み重ねは人生そのものなので)

テーマは、「シンプルこそが自由を手に入れる近道」というものです。
今の私たちに必要なのは、もっとシンプルに考えることではないかと考えたからです。

それに気づいたのは、やはり多くの人と同じく、2011年3月の震災そして原発事故でした。

そして今、完全とまではいきませんが、かなり自由な割合が増えました。
好きなときに好きなところへ旅行に行く。
メルマガも好きなときに書き、やりたいテーマのセミナーだけやって、やりたい本の企画だけをやる。

そんな「自由」で思い浮かべるのは、私が大好きなマンガ「進撃の巨人」のアニメ主題歌です。
まずこちらの動画(約5分30秒)、
後期オープニングテーマ
http://www.youtube.com/watch?v=ZjW2e2WoQz0

私は第1話からずっと観ているので、4分から最後の前期オープニングとのアレンジに興奮するのですが(笑)、それはともかく、この中に出てくる、

「鳥は飛ぶために その殻を破ってきた
無様に地を這うためじゃないだろ?
お前の翼は 何のためにある?
カゴの中の空は 狭すぎるだろ?」

という歌詞を自分に置き換えるとどうなるか。
(ドイツ語部分の歌詞の意味はこちらで)
http://www.youtube.com/watch?v=KK0TxPKZpno

たとえば・・・

「人間は幸せになるために この世に生まれてきた
ただ平凡に生き、忘れ去られるためじゃないだろ?
お前の首から上は何のためにある?
学校、会社、日本なんていう枠組みは狭すぎるだろ?」

というのは曲解かもしれませんが(苦笑)、自由は与えられるものではなく、自ら掴み取るもの。
でもそれは難しいことではなく、シンプルに考えれば見えてくる。

たとえばルールに縛られると、他人がちょっと道を踏み外しただけで非難の雨を降らせる。
「こうあるべきだ」という理想論を押し付けると、不平不満がたまる。
「難しいものは価値がある」という思い込みは、物事の本質を見失う。
それが生きにくさ、息苦しさ、閉塞感になる。

しかしシンプル思考は他人からの影響を軽減し、悩みや問題そのものを減らし、精神を自由にします。
自由な精神からは自由な発想、そして自由な生き方につながると思っています。
そんなシンプル思考へと舵を切るために、仕事、生活、行動など、様々な事例を紹介しました。

私も自分一人だけで「自由だー」なんて言っていても虚しいので、みんなと共有したい。伝えたい。
そんな気持ちで書いた本です。

※進撃の巨人の作者、諫山創氏は、これがデビュー作の26歳。元は19歳のときの作品。世界観、人物設定、随所に散りばめられた伏線、天才ですね。
中国、韓国、台湾でも大ヒットしているそうです。単行本売上は2,000万部ですから、印税も90億円超・・・?
いずれにせよ、創造力に年齢は関係ない、あきらめる必要などない、ということを身を持って教えてくれる作家ですね。

※新メールマガジン
「大人の学び場」
https://otomana.nifty.com/authors/godo/
posted by 午堂登紀雄 at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする