それにしても「ウィズコロナ」などと言うメディアの報道姿勢そのものが全く「ウィズ」ではなく、相変わらず恐怖をあおっている印象。
「感染を避けることが大事」などと言いますが、本当にそうなのか。
確かに重篤化しやすい高齢者や基礎疾患がある人にはその通りでしょう。
しかしそれではいつまで経っても抗体ができないことになる。
確かに接触しなければ感染しませんが、その方法では自粛経済に終わりがなくなることを意味し、経済的に死亡する人が出てくる。
本当に「ウィズ」と考えるなら、毎日継続的に感染者が出続けることを所与とし、医療体制を整えながら少しずつ集団免疫を獲得していくしかないような気がします。
感染が悪なのではなく、感染は仕方がないものとみなし、重症化したり死亡することを避けることに全力を注ぐこと。
だから個人的には、特別な警戒や特別な生活様式が必要なのは高齢者・基礎疾患がある人・それらの人との接触がある人に限定される。
若くて元気な人は、これまで通り働き、お店で飲んで食べて、学校に通えばいい。
私自身は1月21日から自主隔離に入るほどリスクには人一倍敏感ですが、「一律自粛」のような思考停止した施策には反対です。
というわけで、過去のツイッターでのコロナ関連のつぶやきを時系列にしてみました。
1月21日
「新型コロナウイルスはどうやら人から人に感染している模様。
こから春節。人ごみにはあまり近づかないようにしよう。。。」
1月22日
「24日からの中国の旧正月での旅行人気先1位は日本らしい。
新型コロナウイルスの感染は不可避かも。。」
というツイートをしていました。
当時WHOは「ヒトヒト感染はない」と言っていましたが、私にはそれが信用できず、しかし信用しなくてよかったです。
とはいえ前述の通り私はリスクには敏感ですが、行政の対処方法にはずっと疑問を呈してきました。
3月14日
「自粛で別の意味で死人が出そう。
いっそのこと麻疹などと同様に「感染はやむなし、重篤者に集中する」
で国民を開放してはと思ったけど、医療体制が不十分なアフリカなど
で蔓延したら困るか。。
4月11日
これから膨大な数の「自主廃業」が増える。
自粛要請ばかりで補償がないから。
(あっても条件が厳しくほとんどの人は対象外)
政府は財政悪化を懸念して産業を潰すより、補償して経済的死者を
出さないようにしないと。
どの国も巨額の財政出動でインフレのリスクを負ってまで支給して
いるというのに。
4月11日
怖いのは5年後。
なぜなら、コロナ対策緊急融資の多くは返済は5年間据え置きで、
5年後から返済が始まるから。
今お金を借りて延命できても、売上が戻らなければ返済できない。
バブル崩壊の影響が数年経ってから顕在化したように、今から5年後
以降、バタバタと倒産が始まる「2025年問題」懸念が。。
4月13日
これじゃいったん終息しても、人が集まればまたクラスター発生と
いう繰り返しになり、終わりがない。
自粛解除→クラスター→自粛→解除→クラスター→自粛
感染を所与とした医療体制を構築しないと、自粛の出口がなくなり
そう。
4月19日
外出自粛で10代の妊娠相談急増。
重篤化リスクの低い子どもたちには、そろそろ自粛も見直さないと、
立ち直れない人が続出する可能性があるなあと。
高齢者との接点がない家庭環境の生徒には、自主登校とか部分登校
とか分散登校とかできないものかねえ。
4月25日
欧米とは状況が違う。
国内では無症状感染者や軽症者が多いことから、高齢者や疾患がある
人を自粛対象として自宅待機させ、感染そのものは悪ではないと捉え
て経済を回さないと、夜が明けたら焼け野原ということになりかね
ない。
4月28日
インフルエンザでも学級閉鎖があるんだから、同様の対応で学校再開
でいいんじゃないの。
オンライン授業は教育委員会や学校で対応差が大きく、格差をつくら
ない義務教育のはずが、むしろ格差の温床になりかねない。
経済同様、教育でも弱者の切り捨てが加速する懸念がある。
4月28日
そろそろ経済活動開始を。
高齢者や基礎疾患がある人は厳格に自粛継続させ、そうでない人は
(3密は避けつつ)元気に働き、飲み屋で楽しむ。
子供は重症化しにくいので学校も再開。
休校が長引けば、体験・学び・人的交流が不足し、子どもの発育・
発達に問題が生じる懸念がある。
4月28日
コロナ自警団や自粛パトロール隊が増殖中。「命を守る方が大切」?
しかし経済苦で自殺につながる以上、命か経済かという相反する問題
ではなく、「命と命の問題」であり、経済を守ることも命を守ること
だという認識で、政府はそろそろ経済活動再開のガイドラインを示す
必要があるんじゃないか。
5月1日
失業、廃業、倒産、自己破産、DV、虐待、援助交際、退学、除籍、
進学断念、ウツや自殺といった広範な社会的損失を考えると、
「一律自粛」という安易な発想から足を洗い、リスクとベネフィット
のバランスを考えつつ、持続可能な経済活動に向けて知恵と工夫を
凝らさねばならない時期に来ている気がする。
5月1日
僕は原発事故のときも政府や東電が何と言おうと「あれば間違いなく
メルトダウンだ」と判断してすぐ海外に脱出したし、中国やWHOが何と
言おうと1月20日の時点で「ヒトヒト感染が起きてこれから感染拡大する
から人混みを避けよう」とツイートして引きこもったぐらい、リスク
に対しては人一倍敏感な方。
5月1日
恐怖に思考停止し、知恵と工夫とバランス感覚を失ってはいけない。
なのにそれを邪魔するのが自粛パトロール隊やコロナ自警団。
5月1日
非常事態だ自粛だ休校だと騒いでいるのは、真冬に暖房がきいた家の
中にいる人たちで、外で凍えている人が見えないんじゃないか。
意思決定者のほとんどが「雇われる生き方」しか経験ないしね。。
5月1日
開店閉店ドットコムを見ると、4月後半から閉店が加速してる印象。
そして緊急事態宣言の延長。。統計に出てこない撤退や廃業が相次ぐ
んだろうなあ。
未知のウイルスや想定外の大規模災害など、前人未到の出来事にこれからも遭遇する可能性は高い。
そのときに真っ先に犠牲になるのは弱者。
しかしその弱者というのは、お金がないとか職業や生活レベルのことではなく、「考える力が弱い人」。
経済的に切り捨てられる人、教育で切り捨てられる人、逃げ遅れる人、それは考えていない人。
たとえば、外を歩いているときにマスクは必要なのか?
空気感染しない限り、感染はありえないでしょう。
ならばマスクの意味はない。
ひとりで電車に乗っているとき、ひとりで買い物をしているときにマスクは必要なのか?
まったく口を開かないのに?
ならばマスクの意味はない。
あんなに消毒する必要ある?
小さな子供じゃあるまいし、手をなめる趣味なんてないよ?
誰がなんと言おうと、政府行政が何をしようと、自ら考えることを放棄してはいけない。
そのために必要なのは「自己責任」意識。
「他人は何もしてくれないかもしれない、だから自分でなんとかするしかない」と覚悟を決めれば、先回りして想像し予測し対策を打とうと、頭脳がフル回転する。
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