街では自粛パトロール隊かコロナ自警団気取りの人が、営業している店を見つけては通報しているらしい。
他県ナンバーの車にキズがつけられる事件が起きるなど、全国的にも「ヨソ者は来るな」という殺伐感がたっぷり。
それにしてもこの自粛政策、ちょっと疑問。
確かに接触を減らせば感染は阻止できるかもしれない。
しかし人の移動が自由になれば、またクラスターが発生するのでは?
それとも、日本人の体内にあるウイルスがすべて消滅するまで自粛するの?
新たな感染者が毎日数百人も出ている状況で、いったい何か月かかるの?
渡航制限が解除されたあと、海外から来た人から感染するかもしれないし。
そう考えると、自粛作戦というのは終わりがない愚策なのではないか?
どこかで「明けない夜はない」なんてのたまっている記事を読んだけど、これじゃ夜が明ける前に死んでしまうでしょうに。
朝になってみたら辺りは屍だらけだった、という焦土作戦になりかねない。
自粛は感染拡大を防ぐことが目的のようだけど、真の目的は感染そのものより死者を出さないことのはず。
甚大な被害が出ている欧米とは状況が違うのに、欧米と同じような施策を取る必要があるのか?
政府も都道府県知事も、「専門家」とやらの意見に振り回され過ぎているような印象。
彼らは「感染症対策はこうあるべし」と正論を主張するものの、経済や生活とのバランスなんて考えないし興味もないでしょう。
そしてそのトレードオフのバランスを取るのが政治判断ではないのか。
国内では無症状感染者や発症しても軽症者が多いことを考えると、「感染そのものは悪ではない」と考えたほうがよいのでは?
そして、高齢者と疾患がある人を自粛対象として厳格に自宅待機にしたほうが、医療と経済、そして国民生活とのバランスがとれるように感じる。
自宅におじいちゃん、おばあちゃんがいる世帯は別室に隔離してもらい、家族との濃厚接触を減らすとか。
子どもや若者は、感染しても抗体ができて免疫を獲得するかもしれない。
欧米とはまた違うだろうけれども、日本では高齢者と疾患がある人・妊婦への感染を防ぐ政策に舵を切り、インフルエンザと同様、ずっと付き合っていくウイルスとして扱うしかないのではないか。
さて、GWはどうしようかなー。。
【関連する記事】
- 新刊「教養としてのお金の使い方」発売のお知らせ
- 子を持つと自分の個は失われるのか?
- 今までにない新しい投資対象が出ました!
- 新刊『そんな我慢はやめていい 「いつも機嫌がいい自分」のつくり方』発売のお知らせ..
- 最新刊「お金の壁の乗り越え方」発売のお知らせ
- 無料オンラインセミナー(不動産投資)
- 2022年7月23日(土)無料オンラインセミナー「カンボジア不動産投資」
- 新刊「頭のいいお金の使い方」発売のお知らせ
- 新刊「やりたいことが見つかる思考のヒント」発売のお知らせ
- 想定外を想定内に置く発想法
- 8月20日(金)〜22日(日)開催【第2回 LIFULL HOME'Sオンライン..
- 7月31日(土)出版を実現させるためのオンラインセミナー
- 「独断力 他人の言うことは聞かない方がうまくいく」発売のお知らせ
- 勝手にコンサル 「志摩スペイン村」編
- 日経225とNYダウへの投資
- 私も50歳になりました
- 最新刊『人生は「あきらめる」ほうがうまくいく!』(河出書房新社)発売のお知らせ
- 4月18日(土)「コロナ時代に1億稼ぐ起業術」セミナーのご案内
- 「第3子に1000万円支給を」高所得者が子育て支援から外される"罰ゲーム"はなぜ..
- 東日本大震災から私が学んだこと