2020年02月27日

最新刊「年収1億円を稼ぐ人の頑張らない成功法則」発売のお知らせ

新型コロナウイルスの影響で、外出を控える動きが拡大しています。
こんなときはぜひ読書を!というわけではありませんが、
最新刊
年収1億円を稼ぐ人の頑張らない成功法則 [ 午堂登紀雄 ] - 楽天ブックス
年収1億円を稼ぐ人の頑張らない成功法則 [ 午堂登紀雄 ] - 楽天ブックス
発売のお知らせです。

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まえがきを抜粋してご紹介します。
(なお、版元の編集方針により「ですます調」ではなく「だ・である」調で書いてあります)

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いま、多くの人が「日本社会は閉塞感に覆われている」と感じていると思う。
それはなぜかというと、未来に希望が持てないからだ。収入が増えてストレスから解放され、生活が良くなるという展望が描けないからだ。
そんなとき私たちは、すでに成功した富裕層の教えに耳を傾ける。本書のような自己啓発書もそのひとつだ。

しかし冷静に考えてみてもらいたい。
 
たとえば、かつて電話といえばダイヤル式の黒電話が主流だった。音楽を聞くにはカセットテープに録音する必要があった。写真は銀塩フィルムを現像に出していた。しかしそれがいま、すでに1台の端末の中ですべて実現できている。
これは氷山の一角で、ほかにも円高とLCCの普及で気軽に海外に行けるし、SNSで世界の人ともつながれる時代だ。
これほど環境が変わっている以上、成功法則も変化しているものがあると考えるのは不自然ではないだろう。

実際、いまは何も考えず気合いと根性だけで努力しても、結果は出にくくなっている。
 
昔なら飛び込み営業やテレアポをガンガンやれば、契約が取れた。夜討ち朝駆けで訪問すれば、「熱意に負けたよ」で買ってもらえた。DM(ダイレクトメール)を郵送すれば、それなりに反響があった。
しかしいまは「非常識」として迷惑がられるし、DMが来れば「個人情報漏洩だ」などとクレームが来るだろう。
 
確かに昭和や平成の時代は、不眠不休でがむしゃらに頑張れば成功できた。しかしそうした努力が通用する仕事は、AIやロボット、あるいはより賃金の安い外国人労働者がやるようになっている。
つまり昔の富裕層が成功した時代とは違うのだ。

ではどう違うのか。
いま結果を出しているのは、合理的に考え、戦略的に行動している人だ。
たとえばアスリートなども、ただ、がむしゃらに練習する人より、データや科学的根拠(運動生理学やスポーツ心理学など)を元に、合理性で取り組む人が記録を残している。練習時間の長さが、必ずしも勝敗や記録につながらなくなっている。

経済活動の分野でも同様に、マーケティングには行動経済学やビッグデータの活用が重要になっていきている。テレビを観る人も減っているので、テレビCMを打てば売れる時代ではない。
 
 
これは成功者の教えにも当てはまらないだろうか。たとえば昔成功した富裕層が言う「死ぬ気で働け。死なないから。」「耐え続けろ。明けない夜はない。」「気合いが足りん。根性が足りん。」「諦めるな。諦めたらそこで試合終了だ。」などの教えがある。

むろん、一部の人はそれで成功すると思うが、それはもともとそういう強力な精神力や地力を持っていた人ではないか。凡人がそれを鵜呑みにしていたら、ウツか過労死まっしぐらの可能性がある。

実際、個人の働き方や稼ぎ方も変わってきている。
私の周囲でも、ある意味ゆるいモードで仕事をしているにも関わらず、圧倒的な成功を収めている20代30代の若き1億円プレーヤーが増えている。そんな彼らには、たとえば次のような特徴がある。

・がんばらない
・我慢しない
・やりたいことしかやらない
・自由が最優先
・人脈づくりに興味がない

といったものだ。
これは、かつての富裕層が言っていることとは少し違うことがわかるだろう。かつての富裕層の多くは、休日や睡眠時間を削り、競合他社に勝つためがむしゃらに努力して会社の規模を拡大し成功してきた。

しかし今の富裕層は、会社をあまり大きくせず一人や少人数のチームを好む。また、長時間働くのではなく、密度濃く短時間で集中する。普段は家から一歩も出ないという人もいる。それで年収1億も稼いでしまうのだ。


私自身、平成初期という、まだがむしゃらに努力すれば報われる時代に社会に出た。だからサラリーマンのときもそのように働いてきた。起業してからも会社を大きくしようと奔走した。なので、過去の私もそのようなメッセージを主張することがあった。

しかし平成も後期になると、自分の価値観とは違うタイプの富裕層に出会う頻度が増えた。それが前述の「ゆるいモードで働いて成果を出している人」だ。

そして私自身の働き方・稼ぎ方も変わってきた。
以前は都心にオフィスを構えて従業員を何十人も雇用し、私も毎日そこに通勤していた。
しかしいまはオフィスを持たず、従業員も雇わず、ネットにつながるパソコン1台だけで仕事をしている。それでも収入は増え続け、会社経営時代より格段に儲かるようになった。

一方で労働時間はどんどん短くなり、通勤という概念もなく、いつどこで何をしても自由、ほぼ毎日ブラブラしているような生活だ(実際にはいろいろ活動しているので、完全に隠居というわけではない)。
 
そんな私自身の経験、そして新しい働き方・稼ぎ方をしている富裕層との交流から、共通してわかったことがある。それは、

・頑張るという感覚がなくなるぐらいワクワクすることをやる
・合理性を重視し、執着しない
・インターネットを活用し、仕組みを作る

という点だ。
「なんと当たり前な」と感じるかもしれない。しかしその当たり前なことが、日常の小さな場面で思考や行動に表出する。

そこで、昭和や平成初期に成功を収めた富裕層を「旧世代」、平成半ば以降に成功を収めた富裕層を「新世代」と区分し、それぞれの思考パターンや行動パターン、習慣の違いを洗い出すことを試みた。
もちろん、不変の成功哲学もあるだろう。それは既存の自己啓発書に任せ、本書では新世代の成功哲学にフォーカスしたい。

自由と収入と自己実現のすべてが手に入る、これからの理想的な働き方・稼ぎ方とは何か。そのために我々は、新世代の成功者の何を学べばよいのか。

それをわかりやすくあぶり出せるよう、 旧世代と新世代の対立軸で比較するという構成を取っている。
そのため極端に感じる部分があるかもしれないが、それは編集上の都合ということでご容赦いただきたい。それに、どの世代にも例外は必ず存在するので、部分を切り取って「それは違う」などと批判することに意味はない。
本書の狙いは、AIやロボットが労働市場を席巻するこれからの未来において、凡人でも成功できる考え方を抽出しようというものだ。

中には「非常識だ」「そんなので成功できるはずはない」と感じるものもあるかもしれない。であればなおさら「では自分はこういう方法で成功を目指そう」と考えるヒントにしていただければ幸いだ。
そして「そんなやり方でもいいんだ」「自分もできそうだ」と感じたなら、未来はとんでもなく明るく、そして挑戦する価値のある人生だと思えてくるはずだ。


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posted by 午堂登紀雄 at 11:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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