2015年05月29日

新刊「お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」

またまた炎上しそうな刺激的な新刊が発売になりました。

「お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」(学研パブリッシング)
http://goo.gl/aGgBgt

特設サイト
http://ebook.gakken.jp/okane/

なぜ炎上しそうかというと、キレイ事ではなくズバリと、それをかなり刺激的な表現を使って書いているからです。
学研パブリッシングでの前2作同様、「だ・である調」の言葉遣いなのも影響しているのでしょう。

本書は「お金を増やすための非常識な発想」を紹介した本で、「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」
http://goo.gl/fxzRDe
の第二弾的な内容になっています。

「はじめに」をご紹介します。
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お金が増える人が、やめたこと

私たちの給料はなかなか増えない時代に突入した。
その大きな理由のひとつに、日本の人口構造に原因がある。

そもそも企業は、売上が増え、利益が増えなければ、今よりも給料を上げることはできない。
しかし少子高齢化が進むと、最もお金を使ってくれるはずの現役世代の人口が減り、お金をほとんど使わない高齢者が増えることになる。

実際、高齢者が家やクルマを買い換えたり、フレンチレスランに行くという頻度は、現役世代よりはぐっと減るだろう。

つまり日本で現役世代向けに商売をしている企業のほとんどは、今後斜陽化するリスクにさらされるということだ。 
つまり私たちは、高度成長期とは正反対の、下りのエスカレーターに乗せられているようなものだと言える。
能力がある人間はその流れに逆らい上っていけるが、凡人が何もしなければ、下流へ下流へと追いやられる。

だが、そんな中でもチャンスをモノにし、収入を増やしている人たちがいる。
どんな人たちか。

それは「なんとなく」をやめた人たちである。

たとえば携帯電話の新規契約や機種変更をするとき。
料金体系は複雑で、どのプランを選べば自分はトクになるのか、すぐには判別できないようになっている。

さらには、最初だけ「サポートパック」などの附帯サービスを付けなければならず、契約して1か月経たないと解約できないというものまである。
そんなとき、面倒くさいから「もういいや」などと店員のオススメのとおりに選んだり、ほったらかしにしたことはないだろうか。

確かに考えなくていいのでラクだが、それでは「賢い人たち」の思うツボだ、というのはおわかりいただけると思う。

このほかにも、なんとなく払い続けている生命保険や医療保険、昔からなんとなく使い続けている同じクレジットカード、なんとなくコンビニで新商品を買う……。
普通に生活していても、その「なんとなく」のおかげで、知らない間に相当の額のお金が消えていくことがある。

つまり、お金を遣うことの目的と意味を考えないで、何事においても「なんとなく」という惰性で行動すると、お金を失いやすいのだ。
そうやって多くの「考えない人たち」が、「賢い人たち」のつくったビジネスの仕組みに取り込まれ、お金を吸い上げられている。

なぜなら賢い人間とは、お金を集める仕組みを次々と考え出す人種だからだ。
彼らは、より利益率の高いものを、よりたくさん買ってもらえるような仕組みを考え、私たちに差し出す。

それによって、お金は彼らに集中する一方で、ただの消費者はますますお金を失っていくというスパイラルが続くことになる。
つまり貧しい人は無意識のうちに、お金持ちがますますお金持ちになるよう手伝いをしているということだ。

■お金持ちは、何でも深く考える

では我々はどうすれば、お金が増える人になれるのか。
なによりもまず、思考と行動を変えていくことだ。

その手っ取り早い方法としては、お金が増える人、つまり「お金持ち」の真似をすることだ。

お金持ちは、表面上はただなんとなくお金が増えていったように見えるが(実際にそう主張する人もいる)、その行動の裏には、お金が増える思考と意思決定を無意識のうちに積み重ねてきている。
彼らは消費者としての視点だけでなく、供給者の視点からも物事を見ることができる。

価値と価格を計測し、つねに合理性を追求した判断をする習慣を持っている。
人よりも多く深く多面的に考え、人よりも多く速く徹底して行動を起こした結果としての今がある、ということだ。

そこで、彼らの思考と行動を知り、自らに取り入れようとすることが、私たちが「一般人」から「お金持ち」にランクアップするためのきっかけとなる。

しかしここで悩ましいのは、先祖代々の資産を引き継ぐ“世襲”の富裕層や、度を越したスーパー大金持ちの主張はあまり役に立たない場面があることだ。
豊かな人間のやることはとにかく余裕があり、凡人が真似しても再現できない、あるいは結果に結びつきにくいキレイ事も多い。

そこで注目したいのが、「成金」と呼ばれる人々の思考と行動だ。
一代で財を成した富裕層も、最初は凡人からのスタートだったはずだ。
そこから収入を増やして成金になり、それが続いた結果として富裕層になっていく。
つまり、いきなり富裕層を目指すのではなく、その途上にある成金を目指そうということ。

富裕層が富裕層になっていく過程でやっていること、考え方を学ぶほうが、凡人の私たちには応用価値が高いだろう、という発想だ。

■凡人の思考のフレームワークを捨てろ

私は投資家であり経営者でもあるため、やはり投資家や経営者の知り合いが多く、彼らは現役でバリバリ仕事をし、ガンガン収入を増やしている。
年収2千万、3千万は当たり前、中には一人で年収1億以上稼いでいる人も数人いる。
彼らに共通していることは、「思考停止していない」ということ。

凡人たちが「なんとなく」持ち続けている、「常識」「惰性」「見栄」「慣習」「その場しのぎ」という思考パターンを完全に捨てている。

私たちを縛る固定観念や先入観、見栄や根拠のない道徳観によるお金の呪縛から解放されたとき、お金持ちに続く階段が見えてくる。

本書では、比較的身近と思えるテーマを挙げつつ、お金が増える人、消える人という対立軸を用いて、お金持ちの思考術を紹介した。
書籍として面白く読めるように、という構成上の演出だが、中には「それは違うんじゃないか」と感じるものもあるかもしれない。

だが、「今の自分が持っていない思考体系・行動体系」を手に入れることが、自分を変え、状況を変え、収入を変えることになるはずだ。

「この話が物語る本質は何か?」「自分にはどの場面で応用できるか?」「自分にとっての合理的な判断軸は何か?」を考えるきっかけとなれば、著者冥利に尽きる。
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という感じです。
本書の中から3つのトピックをオールアバウトに掲載しました。(文体はですます調に変えています)

1、増税でモノが安くなる?金持ちの買い物の仕方!
http://allabout.co.jp/gm/gc/454899/

2、想像力が無い人が貧乏になる理由とは
http://allabout.co.jp/gm/gc/454900/

3、お金持ちになりたいならダサい方を選べ
http://allabout.co.jp/gm/gc/454901/

こういう調子で約40項目について発想法を紹介しています。

また、特設サイトが完成し、無料版もダウンロードできます。
http://ebook.gakken.jp/okane/

さらに紙の書籍の購読者には、無料特典があります。
学研パブリッシングでの前2作品
「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」
http://goo.gl/fxzRDe
と、
「30代で年収3000万の人は、いつも何を話しているのか?」
http://goo.gl/tQ71P6

のそれぞれ1章分がタダでプレゼント(PDFダウンロード)がありますので、おトクです(笑)。
詳細は、本文に挟み込まれているキャンペーンハガキをご覧ください。
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posted by 午堂登紀雄 at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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