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極貧の私は奨学金のおかけで東大・ハーバードに行けた
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私も高校と大学の学費を旧日本育英会から借りて進学し、15年以上かけて完済したから、感謝している。
私は初年度の学費を払うことができず、新聞奨学生をやりながら大学に通った。
でも卒業後は就職できなかったので、返済開始を何年か遅らせてもらった。
自分が返済しているお金で後輩が進学できるということだから、返済しない人は「自分さえよければいい」という自己中心的な発想に感じる。
だって時給1,000円で1日8時間アルバイトしても、月25日働いて月収20万になるから、月2万弱の返済は難しくないはず。
大学進学がそれほど「夢」なら、別に奨学金だけが方法ではなく、働きながらだって行ける。
理系じゃ難しいという意見もあるが、進学の熱意があるのなら、乗り越えられるはず。
そこまでの情熱がないのなら、別に大学に行くほどでもないとも思うし。
私には、大学進学はそれほどの価値があるものなのか?という根本的な疑問がある。
私自身は就職できなかったし、初めて就職できた会社も1年でクビになった。つまり大学進学と社会に出て活躍できるかどうかは、言うほど関連性は高くないのでは?
「大学に行かないと経済格差が生まれる」というのも幻想だと思う。だって大学では稼ぐ方法、ビジネスで成果を出す方法、プロジェクトを成功させる方法、リーダーシップなんて教えてくれないから。
大学に行けなくても落伍者じゃないし、貧乏ならあえて大学に行かなくてもいい。
日本はすぐに道徳心を持ちだして弱者保護を言うが、「とりあえず大学には行っておかなきゃ」「でもお金がないから奨学金を借りよう」という気軽な気持ちで借りている人が多いわけだろう。
本人が本当に優秀なら、特待生制度を持っている私学もたくさんある。これならお金はかからない。
「貧乏であんまり成績良くないけど大学に行きたい。だからカネをくれ。」というムシのいいことを言いたいのだろうかことなのか。
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