2011年03月28日

集団感染マーケティング

著者献本御礼。
1通のちょっと変わった手紙で、新規客が殺到する! 集団感染マーケティング [単行本(ソフトカバー)] / 杉村 晶孝 (著); ダイヤモンド社 (刊)1通のちょっと変わった手紙で、新規客が殺到する! 集団感染マーケティング [単行本(ソフトカバ...

普通の人は、頭の中でいろいろ考えて、「どうせダメだろう」とあきらめてしまう。
私もどちらかというと、そんな傾向がある。

しかし、この著者は違う。
「やってみなきゃわからない」「とりあえず聞くのはタダ」「聞くだけならお金はかからない」という発想ができる人だ。
バカが世界をつくると言われる証左だと思う。

そして、誰でも見えていながら、誰もが見過ごしている点があるということを教えてくれる。
それは、徹底した人間観察、人間心理の洞察にある。

ホワイトカラーはいつから人の心の観察をやめてしまったのだろう。
そういえば私も、いつからやめてしまったんだっけ・・・反省。

「恥ずかしさより実績が重要」とは、まさにそのとおり。
恥ずかしいからといってやらなければ、成果は出ない。そのときは恥ずかしくても、成果が出れば周囲の見る目は変わる。

本書は、装丁や文章表現からはうかがい知れない、「商売」というものに真剣に向き合った本と言える。
特に自営業者、中小企業の経営者は必読の本だと思う。
【関連する記事】
posted by 午堂登紀雄 at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 本日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック