僕の会社でビジネスボイストレーニングのスクールをやっている。これは人前で話すことの多いビジネスマン向けに、響く声、明瞭な滑舌、長時間話しても嗄れない声に変える、というものだが、サブコースとして「カラオケ一曲集中マスターコース」というのがある。
名前のとおり、カラオケが苦手な人でも、とにかく一曲だけはプロ並みにトレーニングして、皆でカラオケに行ったときに、驚きと感動を与えられるようにする、というもの。
このトレーニングを受けると、どんな音痴な人でもプロ顔負けの歌い方ができるようになる。
音痴なのが恥ずかしくて今まで一度もカラオケに行ったことがない、という人でも、バラードをしっとりと歌い上げ、会社の同僚に涙させる、ということができてしまう。
とにかく一曲だけモノにすればいいという明確な目標、何十回と同じ歌を繰り返しトレーニングし、イントロ・サビ・高音・エンディングはさらに徹底的に繰り返す。これが短期間で歌を上達させる。
そしてこれによる最も大きな収穫は、「上達する」という過程で得られる「コツ」を掴めるということ。
たとえば子供の時に、何かに夢中になって上級レベルに達した経験がある人は、上達のコツを知っているので、大人になってから新しく学ぶことも、ある程度までは急速にマスターできるらしい。
そういえば僕も小学生の頃、昆虫採集やガンプラにはまった。中学の時はマラソンにはまり、校内マラソン大会で優勝するくらい走った。
それが生きているのかどうかわからないが、簿記を半年間集中して、1級に合格し、1年半集中して、米国公認会計士に合格した。不動産投資を勉強して、3ヶ月後にはワンルームマンションを買った。
なので、何かひとつでも集中して取り組み、成功体験を積むことが大切なのではないかと思っている。
ひるがえって僕の場合、会社の事業拡大と本の執筆という二つに集中しているが、欲張りすぎだろうか・・・。
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