セミナーでも、受講者には、「不動産を買うことが目的ではなく、本当に手に入れたいのはその先にあるもののはず。だから、不動産投資を選ばないという選択肢もありますよ」と言っている。
だから、それが実現できるのならば別に不動産じゃなくてもいいのだけれど、今のところは不動産が最も現実的で、かつ成功の再現性が高い手段であると思っている。
僕のところに相談に来られるお客様で、すでにつきあいのある不動産コンサルタントがいる人もいる。不動産分野で日頃から気軽に相談できる人を持っていることは素晴らしいことだ。
しかし中には、ケチをつけることで自分の価値を出そうとしているコンサルタントもいる。たとえば僕たちが提案した物件に対して、「あれがダメ」「これがダメ」「そこが危険」「それは損する」と言って話をぶちこわしにするのである。
僕たちは、毎月1,000件にのぼる物件情報の中から厳選し、その中でもより安全度の高い物件を、パラメータを変えながら何度もシミュレーションしている。
それに、完璧な物件が存在するはずはないし、そもそも人間が住むものだから、数字だけで判断できるはずもない。だから、街としての賃貸需要創出力という定性的な情報も加味し、総合的に「投資価値があるであろう」というものを紹介している。
にもかかわらず、自身で投資したことのない無責任コンサルタントや、数字だけで良い悪いを決めようとするお気楽なコンサルタントが多いのには驚かされる。
本当に突き詰めなければならないのは、「その物件でお客様が本当にハッピーになるか?」という点であり、物件の揚げ足取りをすることではないはずだ。
また、昨今「ローンが出るから買っておきましょう」という業者も増え、それにつられて買う人も多い。確かにタイミングも大事であるが、ローンがつくからという理由で、ろくでなし物件を買ったところで、自分の人生の足を引っ張るだけなのに。
当社に相談に来られるお客様で、他社でろくでなし物件を買わされて、身動きがとれない(手取りが少ない、2件目のローンが出ない、売ってもローンが残る)人が目立ち始めた。
高額な不動産こそセカンドオピニオンをとるべきなのに、不動産コンサルタントの餌食になっている。これが非常に悲しいのだ。
そもそもこの事業は、より多くの人に経済的安定を手に入れてもらい、好きなことを仕事にしてもらうために始めたものだ。社会にとって大切なことをしていると、確信を持っている。
だからもっと多くの人に知ってもらうために、僕は今日も情報発信に精を出している。
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