2020年08月08日

日本は戦時中、アジアを植民地支配したのか?

この記事に違和感。
https://toyokeizai.net/articles/-/367246

記事の論点とは違うのですが、下記は私の認識とはかなり違います。

「ドイツや日本は、敗戦国とはいえ、もとはといえば英仏らとともに植民地争奪戦を繰り広げた列強の仲間でした。」
「戦争や植民地主義が刻印した加害の事実を否認し、そうした史実そのものを「なかった」とうそぶく点では、日本であろうがどこであろうが、今日の歴史修正主義は、世界史的にはみな同一次元の現象です。」

そもそも私が近現代に興味を持つきっかけになったのは、2011年に初めて訪れたマレーシア旅行でした。
そこで現地のツアーコンダクターに歴史博物館を案内され、こう言われたのです。
「マレーシア人の特に高齢者は日本に感謝している人が多い。日本軍がイギリスによる植民地支配から解放してくれたから。」

あれ?私の学生時代は、日本は他国に侵略した悪い国だ、という教育を受けてきたのに、ちょっと違うぞ?
そして帰国してからは、市販されているいろいろな歴史書を買い、明治維新以降の文献を読み漁りました。

すると、自分が習ってきた歴史とは違うし、植民地支配とは必ずしも言えないことがわかりました。
植民地とは基本的に「収奪」のシステムですが、日本による統治は「共存共栄」を目指したシステムだというのが私の理解です。

むろん戦時下ですから、多少の蛮行はあったと思います。
しかし、現地の人を奴隷のように扱ったり理不尽なことをしたりするのではなく、教育などもきちんと行っていましたから(だから日本語を話せる高齢者がまだ現存する)、「植民地」というのは適切ではないと考えています。

実際、第二次大戦の文献を探したところ、たとえばこのような記録が残っています。
(出典:「世界が語る大東亜戦争と東京裁判」吉本貞昭 著 ハート出版はじめ、複数の書籍)

「私たちは、マレー半島を進撃してゆく日本軍に歓呼の声をあげました。敗れて逃げてゆくイギリス軍を見たとき、今まで感じたことのない興奮を覚えました。しかもマレーシアを占領した日本軍は日本の植民地とはせず、国の独立と発展のために、それぞれの民族の国語を普及させ青少年の教育を行ってくれたのです」
ラジャー・ダト・ノンチック(マレーシア元上院議員)

「日本のおかげでアジアの諸国はすべて独立した。今日、東南アジアの諸国民が米英と対等に話ができるのは、いったい誰のおかげであるのか。それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである」
ククリックド・プラモード(タイ国元首相)

「アジアの希望は植民地体制の粉砕でした。大東亜戦争は私たちアジア人の戦争を日本が代表して敢行したものです」
モハメッド・ナチール(インドネシア元首相)

「日本軍の最も大きな貢献は、我々に独立心をかきたててくれたことだ。そして厳しい訓練を我々に課してくれたことだ。日本人はインドネシア人と同じように苦労し、同じように汗を流し、同じように笑いながら、独立とは何か、どういう苦労をして勝ちとるものかを教えてくれた。これはいかに感謝しても感謝しすぎることはない」
サンパス(インドネシア元陸軍少将)

「歴史的に見るならば、日本ほどアジアを白人支配から離脱させることに貢献した国はない」
バー・モウ(ビルマ初代首相)

そういえば10年ほど前にもインドで産業交流会に参加したとき、政府の役人から「私たちは日本が好きだ」と言われました。
そして、「インパール作戦を知っているか?」というのです。
日本側から見れば、兵站(物資の補給)を軽視した、日本軍最大の愚策として名高いインパール作戦です。
が、そこで日本軍はインド軍と一緒にイギリス軍と戦い、それがインド独立のきっかけになったそうで、そのためインド人の、特に年配の人には日本に感謝している人が少なくないそうなのです。

ODAだけでなく、こうした歴史的背景からも東南アジア諸国では親日的な国が多いというわけです。

むろん戦争は肯定しませんが(というより嫌悪します)、「歴史修正主義」というよりも、歴史をファクトベースで再認識するという見方の方が意義があると考えています。
posted by 午堂登紀雄 at 14:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月05日

コロナ時代の「稼ぐ技術」「コスト削減の技術」とは?

コロナの感染者数は増えていますが重症者や重篤者数は横ばいのようですので、なんとかコントロールできている印象です。
ただし、そこは行政や医療関係者にお任せし、私たちはしっかり経済を動かし、税金を納めていく必要があります。(むろん感染しないよう注意はしつつ)

これは「命か経済か」という二択の問題ではなく、経済的に困窮すれば自殺する人が増えるように、経済を回すことも命を守ることにつながるわけで、つまりどちらも「命と命」の問題だ、というのが私の考えです。

それに経済が止まれば税収が下がり、赤字国債は肥大し、政府の財政もひっ迫します。
すると、支援が必要とされている人のための資金すら減り、あるいは将来世代へのツケの先送りとなってしまいます。

というのは大義名分に過ぎませんが、それでも私たちは生きていかなくてはならない。
このような状況の中でも、幸福を掴んでいかなくてはならない。

どんな世界になっても、災害等に見舞われても、しぶとく生きるための武器を提案したい。
武器は早く持てばそれだけ早く効果を得られる。

「コロナがもう少し落ち着いてから」という意見もありますが、そもそも落ち着く日は来るのか?
ただ待っていても、それは時間の浪費ではないか?
冬になってさらに大きな感染の波が来たら、それどころではない可能性もある。

ならば今やろうと開催を決めたのが、今回の

8月15日(土)「コロナ時代に1億稼ぐ起業術」
https://peraichi.com/landing_pages/view/maisuta3

というセミナーです。

※3密は避けるため、定員の半分以下、消毒・換気を十分行うなど、イベント開催のガイドラインに則っての開催です。
※遠方の人、疾病リスクの高い人、高齢者との接点がある人もいると思いますので、オンライン会議アプリ「zoom」での視聴も可能です。


今年1月のセミナーに参加された人には若干の重複がありますが、新しく追加予定のコンテンツテーマが2つあり、
ひとつは「コロナ時代のビジネスモデルの作り方」。

私も会社経営時代は初年度から売上1億ほどになりましたが、それはオフィスを構えて人を雇って規模で勝負できたからです。
しかしコロナの時代はそういうモデルは通用しない。

そこでインターネットです。
ネットを活用すれば、会社に行くことなく、誰かと会うこともなく、人を雇ったりオフィスを構えたりすることもなく、自由に稼ぐこと
ができます。
スマホアプリでトレードし、数分で1万円稼ぐなんて、昔は考えられなかったことです。

すると「全員がそんなにうまくいくわけがない」という意見もあると思いますが、それは全員が東大や早稲田慶応に受かるはずがないのと同じく、「やり方×時間」の問題です。
実はネット起業には王道の成功パターンがあり、それを踏襲するだけでも結構な効果があります。
適切なやり方で継続すれば、年収1千万程度はすぐ射程圏内です。

むろん「1億」となればそれなりに時間も努力も再投資も必要になるわけですが、1千万円でも2千万円でも本業とは別に入ってくるならそれはそれでアリではないでしょうか。
少なくとも私の周囲には、ひとりで年収2〜3千万円くらい稼いでいる人はザラにいます。
当日は、私自身の収入形態の変遷と内容、そしてインターネットを活用した起業・副業の方法をご紹介します。

それと、多くの人が悩む「コンテンツがない」という問題。
そこで、ユニークなコンテンツがあふれ出る日々の頭の使い方もご紹介します。
私もこれで50冊以上の本を生み出してきました。


もうひとつは「コスト削減の技術」です。

たとえば飲食業などで夜間の営業は、もしかしたら今後もずっと人が戻ってこない可能性があります。
ということは、これまでの7割とか8割の売上でも利益が出る体質に変革しなければ潰れてしまうわけです。

そしてこれは個人でも同じく、勤務時間が減る、給与が減る、賞与が減るという状況が、ずっと続くかもしれません。
それどころか勤務先がどうなるかさえ不透明。

つまり、そういう状況を前提とした強靭な家計を作る必要があるということです。
そこで、収入を増やす方法だけでなく、快適さを損なわずに支出を減らす方法もご紹介したいと思っています。

キーワードは
・固定費の削減
・大衆と逆に動く
・キャッシュレス

です。
固定費の削減は、前述の通り快適さを損なわず、一度の作業でその効果がずっと続くからです。
たとえば暑いのに電気代がかかるからと我慢してエアコンを控えるということはやらない。
一方、住宅ローンの借り換えで金利が下がれば、自動的にコストが下がる、というような感じです。

大衆と逆に動くというのは、たとえば盆暮れ正月にレジャーに行けば、料金は高いうえに混んでいる。
しかし平日やオフシーズンに行けば、値段は安く温泉などもほぼ貸しきり状態で快適、というような感じです。

キャッシュレスというのはおそらく多くの人がすでに取り組んでいると思いますが、各種ポイントや割引をフル活用することで、支出を減らすことができます。

そこで私が実際にやって効果があったものをご紹介する予定です。(あと、ちょっとグレーな裏技も・笑)

そうやって収入が増えて出費が減れば、無理せずともお金が貯まります。
すると、できることの幅が広がります。
たとえば英語ができなければ国内企業の中から就職先を選ぶしかありませんが、英語ができれば就職先はほぼ全世界に広がります。

同じように高収益ローコストの技術を持っていれば、「選べる」という自由を手にすることができます。
会社に勤めてもいいし辞めてもいい。
500円のワインと5,000円のワインで迷ったら、両方買えばいい。
選べる力は個人を自由にしてくれます。

知っておいて損はない(どころか超有益な)情報です!←自画自賛

講師は私のほかに、ベストセラー書籍「起業1年目の教科書」、最新刊「ひとり社長の最強の集客術」の著者でもある今井 孝さん。
彼もまた、ネットを駆使して稼ぎ続けている起業家です。

セミナーのあとはビジネス交流会(いわゆる懇親会)で、私たちのほかにも著名な起業家・ビジネス書作家をお呼びしています。
いろいろお話を聞ける機会ですので、こちらもぜひご活用ください。
「興味がある」という人はもちろん、「とりあえず知識として得ておきたい」という人も、ぜひお越しいただきたいと思います。

遠方の人や都内に出られない人はzoomでの参加もOKです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/maisuta3


■第一部 セミナー「コロナ時代に1億稼ぐ起業術」

■日 時 2020年8月15日(土)13時〜(12時半開場)

■場 所 銀座・Le chic unjour
    中央区銀座2−3−6銀座並木通りビル6階
https://le-chic-unjour.com/photo?fbclid=IwAR28tbSnJM8FKvpnD3KzAO34mmAg_9Qhjk_CORWlI9M42fSj0URn7AsFavo

■第二部 ビジネス交流会 17時〜

■参加費用
 ・セミナーのみ 6000円(税込)※Zoom参加も同料金です
 ・ビジネス交流会のみ 7000円(税込)
 ・両方参加 12000円

https://peraichi.com/landing_pages/view/maisuta3



■有料メールマガジン

まぐまぐ大賞2019のMONEYVOICE部門で9位をいただきました!

「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/category/money.html
現在進行形で取り組んでいるビジネス・投資・コスト削減策などの活動状況とその成果を紹介しています。

今後発売する新刊の原稿も先んじて全文公開しており、私の著作すべてをこのメルマガで読むことができます。
また、新刊をプレゼントする特典もついています。
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■書籍近刊

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posted by 午堂登紀雄 at 14:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする