2020年07月27日

ネット上のあおり屋に遭遇しました

先日、ツイッターでなかなか楽しいやりとりがあったのでご紹介します。
プレジデントウーマンオンラインでの連載がヤフーに転載され、それを読んだ読者からツイッターでツイートが来たことです。
「根拠を提示せず、適当なことをヌカしてますね」
と。

元記事
https://president.jp/articles/woman-print/37086

ヤフーがこれです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06cd3ffe9e6089c340cb89a8734b924486d5e02e

書いている人は池上秀司(イケガミヒデジ)さん?誰だろう?
知らない人です。
少なくとも、突然こんな失礼な文面のリプを送ってくる友人知人はいない。

そもそも礼儀としてどうなんでしょう。
成熟した大人の人間が、面識のない人に対していきなりこんな文面を送りつけるでしょうか。
マナーやモラルの意識が欠如し、当人は自分の行為が失礼であるということにすら気づいていないのでしょう。
まあ、ネットはこんなものですかね。
これが匿名ならガン無視ですが、実名だったので、無礼な人だなあとは思いつつ、「もしかしたらちゃんとした人かも?」という淡い期待。

それで丁寧に「このコラムのメインメッセージは自分の支出を見直そうですけど」って助言してあげました。お人よし?

すると「だったらそのように書けばいい」と返ってきました。
それで、「冒頭と最後の2か所にも書いてます」と返信すると、「そうじゃなくて根拠を示せと言っている。でないと与太話」と来ました。

「ああ、この人は抽象的な思考が苦手だし富裕層との接点がないからわからないのね」と思って面倒なので「信じないのも自由。どう判断しようと読者の自由です」と返したのですが、しつこく絡んでくる。
それで時間の無駄なので結局無視するに至った。というわけです。
※もしツイッターのアカウントを持っていれば、@tokiogodo にぜひアクセスしてみてください。
実際のやりとりの記録が残っていますが、なかなか面白いですよ。全然噛み合っていないところが。
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それでせっかくやりとしたので、これは何かの本やコラムに活かそうと(つまりマネタイズしようと思い)、なぜこういう人がいて、こういう反応をするのかの理由を考察してみました。
最近、メンタル系の本を中心に書いていることもあり、人間観察が習慣になっています^^


具体の世界で生きている人は、抽象の世界が見えない
このコラムのように「富裕層の〜」などと一般化した話というのは、抽象度を上げて具体論に落として紹介しているわけですが、ゆえに理解できない人は少なくありません。
というか圧倒的多数の人は抽象的思考が苦手です。

(たとえばトヨタの「プリウス」。これを一段階抽象度を上げると、「ハイブリッド車」。もう一段階抽象度を上げると「自動車」(この間に「セダン」を入れてもOK)。次は「乗り物」というのが、具体と抽象の関係です)

以前、コラムでこのようなことを書きました。
「知識・情報・経験を組み合わせて成功法則を導き出せるのは、抽象化能力の高さがあってこそです。
また、そこから実行に移すには徹底的な具体化能力が求められます。ビジネスモデルは抽象的なものですが、実行計画は具体そのものです。
料理も同じく、たとえば献立の組み立ての構想は抽象であり、個々のメニューの調理は具体です。一流の料理人は両方できますが、二流三流の料理人は調理しかできないのです。

起業家や経営者はグランドデザイン(戦略)を描き、それを実務に落とし込む。そしてそれらを実践するのが一般従業員であるように、成功者は具体と抽象を往復する能力が高く、貧しい人のほとんどは具体の世界でしか生きていない。
だから凡人は具体的な指示を与えられないと動けないため、たとえば「これ任せるから好きにやって」と言われたら混乱しますが、成功する人は嬉々として取り組むものです。」

という文章です。
ゆえに圧倒的多数がサラリーマンで、圧倒的少数が起業家なわけで、「具体と抽象の往復」がどれほど重要であるか理解できると思います。(むろんサラリーマンであっても抽象的思考力の高い人はたくさんいますので念のため)

ちなみに起業家というのは、自分で市場ニーズを読み解き商品を企画し作って値段をつけて販売するという、いわゆる一連のビジネスコンセプトを練り上げられる人のことです。
なので請負業務・相談業務・定型業務が主体のフリーランスのことではありません。こういう仕事はほとんど具体であり、抽象的な思考は不要だからです。
(ただしコンサルタントやデザイナー、コピーライターや建築家などクリエイティブな職業は、極めて高度な抽象的思考が求められる仕事です)

そして、「いや、こういう人もいる」「そんなことないだろ」「データで示せ」などという人は、抽象化能力が低い、具体の世界で生きている人です。
なぜなら、例外に引きずられて一般化できないし、固定観念に縛られ情報がインプットできない、データ信仰者は定性情報から傾向を抽出できないことを意味するからです。

そしてこの具体と抽象というのはマジックミラー(一方からは見えるが、反対からは見えない)の側面を持っていて、抽象的思考能力が高い人は具体の世界も見えますが、抽象化能力が低い人、つまり具体の世界で生きる人には、抽象化の世界が見えません。もちろん、見えてないことにも気が付きません。
むろんこれは程度問題でイチかゼロかという話ではありませんが、端的に言うと「住んでいる世界が違う」ということ。
先ほど、「一流の料理人は両方できるが、そうでない料理人は調理しかできない」というのもそういうことです。

だから「理解できないのは書き手が悪いからだ」というのは半分正解だとしても、半分は不正解。
なぜなら、具体の世界でしか生きていないために抽象的な話が「わからない」わけで、こういう人には何を提示しても理解できないからです。だから議論がかみ合わない。というか議論にすらならない。自分が見えていないことにすら気づいていないので当然です。そしてそのまま生涯を終える人がほとんどです。

そのため具体の世界の住人はここで「お前が何を言っているのかわからない」「詭弁だ」という感想を持ちます。
もっとわかりやすくいうと、「幽霊が見える人と見えない人との違い」です。
見える人は現実世界も霊的現象も見える。見えない人は現実世界しか見えない。だから「ほら、あそこにいるよ!」「お前何言ってんだ?バカじゃないの?」となるわけです。

彼らにはこの手の話を読んでも時間の無駄ですので、他をあたった方がご本人のためかと思いますね・・・。

もしあなたが情報発信者で、同様の批判を受けたとしたら、時間の無駄ですのでスルーがおススメです。
なぜなら、彼らは理解しようとしないどころか相手の揚げ足を取ることでしか自分を正当化できないので、永遠に平行線だからです。
だから添付したやりとりのスクショを見てもわかるとおり、丁寧に説明しても否定する、「判断は自由ですよ」といってもさらに絡んでくるわけです。


そもそもターゲットも知的レベルも違う
友人から「ヤフーのコメント欄がにぎやかになってますよ」とメッセージがあって見てみたら、「本当の富裕層はそんなことしない」とか「納得できない」という意見が大半でした。
冒頭の人からも「ほら、お前の記事はまったく受け入れられていない。だから記事が悪いんだ」というのが来ました。ご丁寧にスクショまで貼って。

しかしそれもそのはずで、「見えない人には見えない」から理解できないのです。だから枝葉末節の揚げ足を取って反発するしかない。そして批判をすることで自己正当化に血道をあげ、溜飲を下げる。
なぜなら、このコラムのメインメッセージは「自分の支出を見直そう」であり、冒頭と最後の2か所にも書いているのに、本論を見失っていることがよくわかるからです。
議論していても、いつも論点をずらして会話にならない人っていますよね。

そして「富裕層」という言葉を見て、自分が抱く固定観念と違うからといって、それに引きずられてしまうのは知的に打たれ弱いということ。
知的に打たれ強い人は、仮に本質と関係ないと峻別した場合、それを自らの脳内で排除して内容を読める人なのです。
そして記事から何も学ぶことはできなくなり、反発は「学習能力を下げる」感情であることもわかります。

そこで知人の富裕層の何人かにこのコラムを読んでもらったら「そうそう、それって無駄だよね」という感想。
むろん私の知人ゆえにポジティブな感想であることを差し引いたとしても、反応が全く異なります。

ちなみに繰り返しになりますが、ヤフーでの掲載は本原稿の転載で、元は「プレジデントウーマンオンライン」。
つまり、キャリアを重視する、あるいはキャリアと家庭を両立させようという、向上意欲のある30代〜40代の女性がターゲットです。

属性も知的水準もバラバラなヤフコメ主に受け入れられるかどうかと、記事から何を読み取れるかはまったく別問題。
たとえば「富裕層はそんなこと気にしないだろ」という人に限って、身近に富裕層はいないか、又聞きで認知が歪んでいたりします。
あるいはメディアからの断片的な情報で「富裕層とはこういうもの」というイメージというか固定観念が作られていて、それに当てはまらないから否定するのでしょう。

彼らはリアルの富裕層や成金や成功者を知らないのです。
知らない人が「いや、それは違う」という指摘をするという矛盾にも彼らは気が付かない。
そしてそのコメントを見て「そうだそうだ」と後押ししてもらって自分の論拠にするという人の思考の浅さには、失笑を禁じえません。
仮に知っていたとしても、「こういう人もいる」と例外を上げるのも抽象化能力が低い人で、やはり学べないのです。
だから富裕層の習慣を知ったところで真似しないしできないし、当然ながら富裕層にもなれない。


数字では見えないものを見る
先ほど「データで示せ。でないと信用できない」というクレーム(イチャモン?笑)が来たという話をしましたが、思考パターンや行動パターンから教訓を抽出する作業は、実は定性データの分析の方が適しているというのが私の実感です。

むろんデータがどうでもいいということではなく、私も雑誌の取材でアンケート結果を見て分析したことは何度もあります。(たとえば年収の違いによる行動パターンの対比とか)
しかし「なぜそうしたのか」という、判断の根拠となった行動原理を想像しやすいのはやはり行動観察からです。

たとえば「富裕層の8割は長財布を持っている」というデータがあったとして、では自分も長財布に変えれば富裕層になるかというと、なるはずがない、というのはおわかりいただけると思います。
「きれいにお札を並べ、レシートやカード類も整理しているから」というのも理由としては不十分で、「金銭管理をきちんとする習慣ゆえに、それが生活の全方位に発揮され、ついでに財布の中も整理されている」わけで、長財布は結果に過ぎないのです。
だから結果を見たところでほとんど意味はなく、「なぜそうしたか」を探る作業が必要で、それには個別個別の人をじっくり観察する必要があります。

それに、定量化すると平均化されやすいですから、突出した人の突出した傾向が埋もれやすくなります。
突出しているがゆえに例外として切り捨てられることもあるでしょう。
昨今は現金も財布も持ち歩かない富裕層が増えていますが、全体としては少数派でしょう。しかしそれが、将来の多数派になる可能性を秘めているとしたら?

そして私はこれまで何百人もの起業家・経営者・成功者・富裕層と関わってきたので、少数のパターンからでもその行動原理はおおよそ推測できるようになってきました。
だから最近交流を始めた若手の富裕層・成功者の20人程度のサンプル数でも十分なのです。


プライドが高く自分が賢いと信じたい人は「ネット上のあおり屋」になりやすい
実社会で承認欲求が満たされていないと、他人の文章をあれこれ批判する傾向があります。
こういう人は結構多くて、ネットの世界では頻繁に出没します。
特にSNSは承認欲求を満たすのに格好のツールで、相手を落とすと相対的に自分の立場が上がるという壮大なカン違いを起こしやすいのです。

そして、相手が悪い、書き手が悪いと主張し、自分が能無しではない、相手よりも賢いことを確認しないと気が済まない。
それで相手の主張を認めると、どこか自分が議論に負けたかのように感じ、自尊心が保てないわけです。
そのため延々と絡み続ける粘着質になるのもこのタイプです。
いわゆる「ネット上のあおり屋」ですね。相手が車から降りてゴメンナサイするまで追いかけまわすというアレです・笑

だから自分が「読めていない」ことを絶対に認めるはずもなく、書き手が悪いの一点張り。
歩み寄る余地を見出せないのはクリエイティビティがない証拠で、だから稼ぎが悪いのです。そしてそういう発想であるがゆえに、本人が稼げていないということにも気づいていない。
なぜ稼ぎが悪いとわかるかというと、先ほど述べたように、本人は抽象化能力が低く、抽象的な思考が苦手な人だからです。
文面からも完全に具体の世界の住人で、まったくお金のにおいがしない。
こういう人は稼ぐ仕組みを考えることも苦手なので、単純業務しかできません。
そして富裕層の顧客がいない、接点がないため余計に「データ示せ」などとデータを見ないと納得できないと執着するのでしょう。

なかなか典型的な具体の世界の人だったわけですが、それで思い出した「Garbage in Garbage out」。
これはどういう意味かというと、「ゴミを入れればゴミしか出て来ない」というデータ分析の世界における慣用句なのですが、残念な頭脳にはどんな情報を入れても残念な結果しか出てこないという意味でもあります。

むろん、ご本人は自分の生き方に納得されているのでしょうから、それはそれで自由。
どちらが良い悪いという問題ではなく、繰り返しになりますが「住む世界の違い」というだけです。
ただ、安易に他人に絡むような迷惑行為はやめていただきたいものです。
私の話など「トイレの落書き」程度のものとしてスルーすればよいだけの話。

などと辛らつなことばかり書いても気の毒なので、ここでひとつアドバイス。
情報というのは、批判することには意味がなく、その中身を自分なりに咀嚼し、自分の生活に取り入れようという姿勢を持つことが大切です。
(とはいえ、もし該当する人がこの記事を読めば、やはり否定・批判してくるでしょう。あおり屋とはそういうものですからね)

これは何かの本かコラムで使えそうです^^
使った時間は無駄にしないのが私の主義です^^
posted by 午堂登紀雄 at 16:16| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月15日

8月15日(土)「コロナ時代に1億稼ぐ起業術」イベントのご案内

新型コロナウイルスの感染拡大で自粛が続いていました。
そして5月下旬頃からようやく活動再開となったものの、再び感染者が増加傾向にあることから、社会では緊張が走っています。

私自身は1月下旬という、わりと早いタイミングで自主隔離に入り、人混みに近づくことを避けていました。
武漢での新型コロナウイルスの感染患者数の増え方が尋常ではなく、確実にヒトヒト感染が起きていると感じたからです。

さらに翌週からは春節に入り中国人の移動が増えるため、観光先として人気の日本にも大勢やってきて、感染は不可避と考えたからです。

ただ、そろそろ経済を回していかなければならない。
そこでというわけでもないですが、8月15日(土)に東京・銀座で起業イベントを開催します。

※ただし3密は避けるため、定員の半分以下、消毒・換気を十分行うなど、イベント開催のガイドラインに則っての開催です。
※遠方の人、疾病リスクの高い人、高齢者との接点がある人もいると思いますので、オンライン会議アプリ「zoom」での視聴も可能です。

「コロナ時代に1億稼ぐ起業術」
https://peraichi.com/landing_pages/view/maisuta3

これは今後必要になる知恵と技術だと私は思っていますし、今だからこそ伝えたいという気持ちもあります。
特にコロナの問題が起こってから、「起業・副業の手段を持つ」「複数の収入源を持つ」ことの重要性がますます高まっているように感じます。

たとえば緊急事態宣言が出されたとき、ホワイトカラーの多くは自宅待機もしくはテレワークとなりましたが、これを機に一気にオンライン化に舵を切った企業もあります。
また、再び緊急事態宣言が出されて自粛となるとか、自然災害によって交通機関がマヒし、自宅待機を余儀なくされる可能性もあります。

そうなったとき、何もできずに怯えて過ごすのか。
あるいは、ピンチをチャンスに変えられるのか。

特にテレワークとなれば、オンライン会議以外ではさほど時間に縛られず、かつ何をしているか見えないですから、膨大な自由時間が生まれることになります。
意味のあることをして過ごしても、暇つぶしをして過ごしても、等しく時間は過ぎていきます。

そこでこの時間を使って何かの「ビジネス」ができれば、経済面のみならず、自己実現という意味においても、大きなアドバンテージとなるのではないでしょうか。

実際に私も、自粛生活下においても収入にさほど大きな変化はありませんでした。
確かに講演などの仕事はなくなりましたが、もともとウエイトが小さかったことと、逆にコロナによって売上が増えたものもあったため、影響が軽微だったのです。

それはなぜか、どうすれば可能なのかはセミナーでご紹介する予定ですが、キーワードは、
・自分の労働力に依存しない収入源の確保
・デジタルで納品できるビジネスの獲得
・「仕組み」に稼いでもらうビジネスモデルの構築
・物理空間でやっていたことを、仮想空間に持ち込む発想と技術
です。

副業や起業はハードルが高そう、お金がかかりそう、失敗が不安と感じる人もいると思いますが、本セミナーでご紹介するのは、
・初期投資ゼロ(必要なものもありますが)
・仕入れゼロ
・在庫ゼロ
・ランニングコストゼロ
・人を雇わない
・オフィスを借りない
・法人を作らない

といった経済的リスクがほぼゼロで、しかも自分がやりたいことで楽しく稼ごうという内容です。
特に私のような内向的で人見知りな人間はネットとの親和性が高いですから、引きこもり生活ではより活躍できると言えます。
すると、会社を辞めてもいいし辞めなくてもいい、どちらも選べるようになる。

私だけでなく「好きなことをして稼ぎ、自由に楽しく生きることはできる」という主張をしている人は多いですが、それは本当です。
(かつてはうさんくさいと思っていましたが、自分が当事者となると、「素晴らしすぎてもうこの生活はやめられません」となりました)

むろん、ある程度の収入になるまではそれなりに時間がかかりますが、この方法を知っておけば、場所や時間にとらわれず、仮に災害で自宅が流されて何もかも失っても、変わらず稼ぎ続けることができます。
また、冬が来れば第2波・3波が来るなどと懸念されていますし、そのリスクがあるとわかっているのに無策というのは避けたい。

それに、副業・起業の技術は一生の財産になります。
「魚」ではなく「魚のとり方」の会得だからです。
しかも魚に限らず、ウサギやイノシシ、木の実や果実など幅広く応用が効きます。
ならば仮に老後を迎えたときでも、年金に頼らず貯蓄に頼らず、生涯現役で稼ぎ続けることが可能でしょう。

「今すぐ副業や起業は考えていない」という人でも、「そういう方法がある」と知っておくことは、将来の選択肢が広がると思います。
世の中には「知っている」か「知らない」かだけで差が付く領域はたくさんあり、知識は武器なのです。
それで「えー何それ、面白そうじゃん」と思えれば、そこから人生が変わる可能性がある。

今年1月のセミナーに参加された人には若干の重複がありますが、それは普遍的に通用する(と私が考えている)部分だからです。
そしてコロナを経てパワーアップした新しいコンテンツも盛り込む予定です。

講師は私のほかに、ベストセラー書籍「起業1年目の教科書」、最新刊「ひとり社長の最強の集客術」の著者でもある今井 孝さん。
彼もまた、ネットを駆使して稼ぎ続けている起業家です。

セミナーのあとはビジネス交流会(いわゆる懇親会)で、私たちのほかにも著名な起業家・ビジネス書作家をお呼びしています。
いろいろお話を聞ける機会ですので、こちらもぜひご活用ください。

「興味がある」という人はもちろん、「とりあえず知識として得ておきたい」という人も、ぜひお越しいただきたいと思います。
遠方の人や都内に出られない人はzoomでの参加もOKです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/maisuta3


■第一部 セミナー「コロナ時代に1億稼ぐ起業術」

■日 時 2020年8月15日(土)13時〜(12時半開場)

■場 所 銀座・Le chic unjour
    中央区銀座2−3−6銀座並木通りビル6階
https://le-chic-unjour.com/photo?fbclid=IwAR28tbSnJM8FKvpnD3KzAO34mmAg_9Qhjk_CORWlI9M42fSj0URn7AsFavo

■第二部 ビジネス交流会 17時〜

■参加費用
 ・セミナーのみ 6000円(税込)
 ・ビジネス交流会のみ 7000円(税込)
 ・両方参加 12000円【7月31日までのお申込みでの早割11,000円】(税込)

https://peraichi.com/landing_pages/view/maisuta3



■有料メールマガジン

まぐまぐ大賞2019のMONEYVOICE部門で9位をいただきました!

「午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門」
http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/category/money.html

現在進行形で取り組んでいるビジネス・投資・コスト削減策などの活動状況とその成果を紹介しています。

今後発売する新刊の原稿も先んじて全文公開しており、私の著作すべてをこのメルマガで読むことができます。
また、新刊をプレゼントする特典もついています。
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■書籍近刊

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posted by 午堂登紀雄 at 15:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月13日

コロナで切り捨てられる人、生き残る人

新型コロナウイルスの影響による自粛も解除になり、昨今は感染者が急激に増加しつつあることから、再び社会全体に警戒感が広がっています。

それにしても「ウィズコロナ」などと言うメディアの報道姿勢そのものが全く「ウィズ」ではなく、相変わらず恐怖をあおっている印象。

「感染を避けることが大事」などと言いますが、本当にそうなのか。
確かに重篤化しやすい高齢者や基礎疾患がある人にはその通りでしょう。

しかしそれではいつまで経っても抗体ができないことになる。
確かに接触しなければ感染しませんが、その方法では自粛経済に終わりがなくなることを意味し、経済的に死亡する人が出てくる。

本当に「ウィズ」と考えるなら、毎日継続的に感染者が出続けることを所与とし、医療体制を整えながら少しずつ集団免疫を獲得していくしかないような気がします。
感染が悪なのではなく、感染は仕方がないものとみなし、重症化したり死亡することを避けることに全力を注ぐこと。

だから個人的には、特別な警戒や特別な生活様式が必要なのは高齢者・基礎疾患がある人・それらの人との接触がある人に限定される。
若くて元気な人は、これまで通り働き、お店で飲んで食べて、学校に通えばいい。

私自身は1月21日から自主隔離に入るほどリスクには人一倍敏感ですが、「一律自粛」のような思考停止した施策には反対です。
というわけで、過去のツイッターでのコロナ関連のつぶやきを時系列にしてみました。

1月21日
「新型コロナウイルスはどうやら人から人に感染している模様。
こから春節。人ごみにはあまり近づかないようにしよう。。。」

1月22日
「24日からの中国の旧正月での旅行人気先1位は日本らしい。
新型コロナウイルスの感染は不可避かも。。」

というツイートをしていました。
当時WHOは「ヒトヒト感染はない」と言っていましたが、私にはそれが信用できず、しかし信用しなくてよかったです。
とはいえ前述の通り私はリスクには敏感ですが、行政の対処方法にはずっと疑問を呈してきました。

3月14日
「自粛で別の意味で死人が出そう。
いっそのこと麻疹などと同様に「感染はやむなし、重篤者に集中する」
で国民を開放してはと思ったけど、医療体制が不十分なアフリカなど
で蔓延したら困るか。。

4月11日
これから膨大な数の「自主廃業」が増える。
自粛要請ばかりで補償がないから。
(あっても条件が厳しくほとんどの人は対象外)
政府は財政悪化を懸念して産業を潰すより、補償して経済的死者を
出さないようにしないと。
どの国も巨額の財政出動でインフレのリスクを負ってまで支給して
いるというのに。

4月11日
怖いのは5年後。
なぜなら、コロナ対策緊急融資の多くは返済は5年間据え置きで、
5年後から返済が始まるから。
今お金を借りて延命できても、売上が戻らなければ返済できない。
バブル崩壊の影響が数年経ってから顕在化したように、今から5年後
以降、バタバタと倒産が始まる「2025年問題」懸念が。。

4月13日
これじゃいったん終息しても、人が集まればまたクラスター発生と
いう繰り返しになり、終わりがない。
自粛解除→クラスター→自粛→解除→クラスター→自粛
感染を所与とした医療体制を構築しないと、自粛の出口がなくなり
そう。

4月19日
外出自粛で10代の妊娠相談急増。
重篤化リスクの低い子どもたちには、そろそろ自粛も見直さないと、
立ち直れない人が続出する可能性があるなあと。
高齢者との接点がない家庭環境の生徒には、自主登校とか部分登校
とか分散登校とかできないものかねえ。

4月25日
欧米とは状況が違う。
国内では無症状感染者や軽症者が多いことから、高齢者や疾患がある
人を自粛対象として自宅待機させ、感染そのものは悪ではないと捉え
て経済を回さないと、夜が明けたら焼け野原ということになりかね
ない。

4月28日
インフルエンザでも学級閉鎖があるんだから、同様の対応で学校再開
でいいんじゃないの。
オンライン授業は教育委員会や学校で対応差が大きく、格差をつくら
ない義務教育のはずが、むしろ格差の温床になりかねない。
経済同様、教育でも弱者の切り捨てが加速する懸念がある。

4月28日
そろそろ経済活動開始を。
高齢者や基礎疾患がある人は厳格に自粛継続させ、そうでない人は
(3密は避けつつ)元気に働き、飲み屋で楽しむ。
子供は重症化しにくいので学校も再開。
休校が長引けば、体験・学び・人的交流が不足し、子どもの発育・
発達に問題が生じる懸念がある。

4月28日
コロナ自警団や自粛パトロール隊が増殖中。「命を守る方が大切」?
しかし経済苦で自殺につながる以上、命か経済かという相反する問題
ではなく、「命と命の問題」であり、経済を守ることも命を守ること
だという認識で、政府はそろそろ経済活動再開のガイドラインを示す
必要があるんじゃないか。

5月1日
失業、廃業、倒産、自己破産、DV、虐待、援助交際、退学、除籍、
進学断念、ウツや自殺といった広範な社会的損失を考えると、
「一律自粛」という安易な発想から足を洗い、リスクとベネフィット
のバランスを考えつつ、持続可能な経済活動に向けて知恵と工夫を
凝らさねばならない時期に来ている気がする。

5月1日
僕は原発事故のときも政府や東電が何と言おうと「あれば間違いなく
メルトダウンだ」と判断してすぐ海外に脱出したし、中国やWHOが何と
言おうと1月20日の時点で「ヒトヒト感染が起きてこれから感染拡大する
から人混みを避けよう」とツイートして引きこもったぐらい、リスク
に対しては人一倍敏感な方。

5月1日
恐怖に思考停止し、知恵と工夫とバランス感覚を失ってはいけない。
なのにそれを邪魔するのが自粛パトロール隊やコロナ自警団。

5月1日
非常事態だ自粛だ休校だと騒いでいるのは、真冬に暖房がきいた家の
中にいる人たちで、外で凍えている人が見えないんじゃないか。
意思決定者のほとんどが「雇われる生き方」しか経験ないしね。。

5月1日
開店閉店ドットコムを見ると、4月後半から閉店が加速してる印象。
そして緊急事態宣言の延長。。統計に出てこない撤退や廃業が相次ぐ
んだろうなあ。


未知のウイルスや想定外の大規模災害など、前人未到の出来事にこれからも遭遇する可能性は高い。
そのときに真っ先に犠牲になるのは弱者。
しかしその弱者というのは、お金がないとか職業や生活レベルのことではなく、「考える力が弱い人」。

経済的に切り捨てられる人、教育で切り捨てられる人、逃げ遅れる人、それは考えていない人。

たとえば、外を歩いているときにマスクは必要なのか?
空気感染しない限り、感染はありえないでしょう。
ならばマスクの意味はない。

ひとりで電車に乗っているとき、ひとりで買い物をしているときにマスクは必要なのか?
まったく口を開かないのに?
ならばマスクの意味はない。

あんなに消毒する必要ある?
小さな子供じゃあるまいし、手をなめる趣味なんてないよ?

誰がなんと言おうと、政府行政が何をしようと、自ら考えることを放棄してはいけない。
そのために必要なのは「自己責任」意識。

「他人は何もしてくれないかもしれない、だから自分でなんとかするしかない」と覚悟を決めれば、先回りして想像し予測し対策を打とうと、頭脳がフル回転する。
posted by 午堂登紀雄 at 11:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする