2020年04月28日

自粛すべき人と経済活動する人を区分しよう

この記事、パチンコ店の意見に同感。
https://dot.asahi.com/wa/2020042500018.html?page=2
補償をせずして自粛しろ、それで従わないから公開リンチなんて、主権の侵害レベルだろう。
補償をすると言ってるのに従わないならさらし首にするよ、というのならわかるけれど。

命を守る方が大切?
しかし経済苦で自殺するケースが少なくない以上、命か経済かという相反する問題ではなく、どちらも同じ「命と命の問題」であり、経済を守ることも命を守ることにつながるという認識で、政府はそろそろ経済活動再開のガイドラインを示す必要があるんじゃないか。

高齢者や基礎疾患がある人は厳格に自粛継続させ、そうでない人は(3密は避けつつ)元気に働き、飲み屋で楽しむ。
子供は重症化しにくいので学校も再開でいいのでは?(換気や消毒はしっかりやって)

休校が長引けば、いろんな体験や学びや人的交流もできず、さらにストレスで子供の発育・発達に問題が生じる懸念がある。
オンライン授業も教育委員会や学校で対応差が大きく、格差をつくらない義務教育のはずが、むしろ格差の温床になりかねない。
経済同様、教育でも弱者の切り捨てが加速することになる。

リスクの高い高齢者の出歩きは放置しておきながら、リスクの低い子供たちにガマンしろって。。
大人の過剰反応でそれこそ運動会、文化祭、果ては修学旅行まで中止になったら、思春期の大切な思い出ができないよなあ。
インフルエンザでも学級閉鎖があるんだから、同様の対応でいいんじゃないの。


posted by 午堂登紀雄 at 15:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月25日

コロナ感染を防ぐ自粛は、目的と手段をはき違えているかもしれない

GWは日光江戸村とその周辺を予定していたが、閉鎖のためホテルもキャンセル、予定は白紙に。

街では自粛パトロール隊かコロナ自警団気取りの人が、営業している店を見つけては通報しているらしい。
他県ナンバーの車にキズがつけられる事件が起きるなど、全国的にも「ヨソ者は来るな」という殺伐感がたっぷり。

それにしてもこの自粛政策、ちょっと疑問。
確かに接触を減らせば感染は阻止できるかもしれない。
しかし人の移動が自由になれば、またクラスターが発生するのでは?

それとも、日本人の体内にあるウイルスがすべて消滅するまで自粛するの?
新たな感染者が毎日数百人も出ている状況で、いったい何か月かかるの?
渡航制限が解除されたあと、海外から来た人から感染するかもしれないし。

そう考えると、自粛作戦というのは終わりがない愚策なのではないか?
どこかで「明けない夜はない」なんてのたまっている記事を読んだけど、これじゃ夜が明ける前に死んでしまうでしょうに。
朝になってみたら辺りは屍だらけだった、という焦土作戦になりかねない。

自粛は感染拡大を防ぐことが目的のようだけど、真の目的は感染そのものより死者を出さないことのはず。
甚大な被害が出ている欧米とは状況が違うのに、欧米と同じような施策を取る必要があるのか?

政府も都道府県知事も、「専門家」とやらの意見に振り回され過ぎているような印象。
彼らは「感染症対策はこうあるべし」と正論を主張するものの、経済や生活とのバランスなんて考えないし興味もないでしょう。
そしてそのトレードオフのバランスを取るのが政治判断ではないのか。

国内では無症状感染者や発症しても軽症者が多いことを考えると、「感染そのものは悪ではない」と考えたほうがよいのでは?
そして、高齢者と疾患がある人を自粛対象として厳格に自宅待機にしたほうが、医療と経済、そして国民生活とのバランスがとれるように感じる。

自宅におじいちゃん、おばあちゃんがいる世帯は別室に隔離してもらい、家族との濃厚接触を減らすとか。
子どもや若者は、感染しても抗体ができて免疫を獲得するかもしれない。

欧米とはまた違うだろうけれども、日本では高齢者と疾患がある人・妊婦への感染を防ぐ政策に舵を切り、インフルエンザと同様、ずっと付き合っていくウイルスとして扱うしかないのではないか。

さて、GWはどうしようかなー。。
posted by 午堂登紀雄 at 10:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする